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水槽を立ち上げるぞ

アクアリウムしたい、アクアリウム、したくない?(唐突)

今回の記事は、アクアリウムの立ち上げのお話です。
日記形式で、全体で5,554文字あります。


2023年6月17日
水槽を買いました。

ADAとかいう良いブランドの高級30cmキューブ水槽

砂も買ったので、洗っていきます。

バケツにドン
ADAのラプラタサンド
ファーストコンタクト
水を洗っては捨てていく
日が沈み、蚊が飛び出し、5,6か所噛まれた…

手洗いで45分ぐらい奮闘してたら日が落ちて来たので、今日はここまでにしました。


2023年6月18日
底砂をさらに洗っていきます。

一晩置くとまあまあ良い感じに見えてきた

ここまで洗ったらもういいだろ(疲弊)
と思ったタイミングで、流木を追加購入しました。

流木を買う時に、アクアショップをウロウロしていたら店員さんに話しかけられて「水草水槽ですか!?」の勢いで来られて「ワ、ワ、ワ…」になった。
何もよく分かんないから、何も聞く事がない。
こういう店に限らずですが、店員と仲良くというか、顔見知りになるとお店に行き辛くなってしまう。
顔見知りだと、会った時に一言二言でも喋りかけないのが失礼に感じてしまう。
失礼に感じてしまうが、人と喋れる喋れないはその日のコンディションがあり、買い物はそれに依らず必要時に行くものなので…。
本当は仲良くして先達から情報を得た方が良いのだろうけど、俺には、インターネットがあるから…!!
数少ない品揃えの良いアクアショップなので、行きにくくなることは避けたい。

洗った砂を底に入れて、ちょっとだけ水を入れて、雰囲気を見る。

良い感じな気がする。
この後、アク抜きのために流木を水に漬けて終了しました。


2023年6月19日
この日は流木を煮沸して、アクを抜いていきます。

エッチコンロ点火!!
エチチチチチチチチチチッ!勃!w
めっちゃ出汁出てんねぇ~

合計90分、煮沸しては水を捨て、また沸かして煮沸して、というのを繰り返した。
調べた時は、煮沸して20分漬ける×3の、合計60分で十分だったけど、煮沸すればするほどアクが出るので出勤時間までできるだけやった。
この日は夜勤だったので、ある程度アク抜きをした後、また水を張ったバケツに流木を浸ける。


2023年6月20日
昨日漬けておいた流木、いい感じに見えるので良しとした。

ヨシ!(現場猫)

この日は少し遠出をして、前回とは別のアクアショップへ向かう。
前回の事があったから、ではなく、アクア用品というのはネット販売なし・店頭のみ販売といった時代に反した売り方をするブランドがあるので、それを求めての遠出。
結果、目当ての商品はなかったのですが、それでも前回行ったお店になかった商品があったので、それらをカゴに詰め込んでいく。
上部フィルターとしてGEXの「ラクラクパワーフィルターM」、ろ材として「Micro-X Plus」と「ブラックホール」を購入。
温度計は先述したADAのもの。デザイン性を謳ってるだけあって、他の温度計とはスマートさと収まりが違う。かっこいい。
上記を購入・設置し、アク抜きをした流木を置いてみる。

なんかそれっぽくなってきた!

砂が舞わないようにぷちぷち用意してたけど、普通にだるくなってジャバーって水入れたらガッツリ濁った(当たり前体操)

あーあ、もうめちゃくちゃだよ。

まだ生体も水草も入ってないので、注水してからカルキ抜きを突っ込む。
フィルターを回して濁りが消えるのをじっくり待つ。
水位が低くて吐水口からジャバジャバ音がするので、もうちょっと水位を上げてこの日は終わりました。

終わるつもりだったのですが、夜中にcharm(ペット用品のネット通販をしている所)でライトスタンドと水草を購入する。
ライトは「アクロ TRIANGLE LED VIVID 300」
水草は「スクリューバネリア」「アヌビアスナナ」「ウィローモス」
それと、益子焼の筒にウィローモスを巻き付けたものを購入。
CO2添加をすると水草は元気に育つらしいのですが、設備を整えるとさらにウン万円かかるので、光だけあげてれば元気に育って丈夫なこの辺りで。

最初はもっと軽い気持ちで水草水槽の気持ちだったのだけど、一個、また一つと用品を買ってしまう。
水槽を買った時点で危惧はしていたが、徐々にずぶずぶとはまっていく感覚。


2023年6月21日
水槽いつまで濁ってんでい!と思っていたのですが、さっさと水入れてフィルターだけ回してたの、結果的に正解だった。
この日は特に何もしてなかったし、写真もなかった。


2023年6月22日
圧倒的に水が透き通ってきた。

透明だ…!

この日も特に何もしてなかった。
水がジャバジャバ循環しているのを眺めていた。


2023年6月23日
20日の深夜に頼んでいた用品が届く。

水草詰め合わせセットだ~!
適当に沈めてみる

水も光もない発泡スチロールに入れたままより、とりあえず出すか…みたいなノリで適当入れ。

夜にアクアショップに行って、水槽の蓋と水草用の接着剤を買ってきた。
カミハタのゼリー状接着剤(クリアタイプ)を購入。
糸で流木に巻き付けるかどうか結構悩んだけど、プレートとかと違って流木はボコボコしており、上手に巻ける自信がなかったのでやめた。


2023年6月24日
仕事から帰ってきて、接着剤を利用してウィローモスとアヌビアスナナを流木にぺたぺたと貼り付けた。

うわ~!かなりそれっぽいね!?

レイアウトする段階で、二等辺三角形を意識して入れているので、まあまあ見られる感じですね。
流木につけたウィローモス、なんならもうトリミングしなきゃぐらい付けてみたらフサフサでビビりました。
フサフサすぎだろ。草。水草だけに。

接着剤がどれほど水質に影響出すのか分からなかったので、とりあえずこの日はこの状態で空回しして終わりです。

余ったウィローモスはペットボトルに入れました。

自分は詳しくないのですが、こうすると増えてくれるらしいです。

2023年6月25日
もしかしてなんですけど、フィルターの吸い込み口に溜まってるモスの破片ってキレイに取り除かないと繁殖しますか?
ペットボトルに入れてて増えるんだから増えるに決まってるよな。
その内ここも掃除しよう。

ウィローモスがトリミングしないといけないぐらフサフサなのを実感し、底砂の凸凹も気になっていたのでまたしてもアクアショップへ。

砂を平すためだけの鉄の棒(3,608円)と水草を切るためだけのハサミ(7,238円)

高級ブランドのADAじゃなくてもいいんですけど、安物買いの銭失いをしたくないという気持ちと、気に入ってないデザインの用品持っていたくないという事で大枚を叩く。
変な所に拘りが強いオタクの気質がすぐ出てしまう。

ADAの機材は本当にデザインいいし手に馴染む感じがすごくいいのだけれど、水槽の蓋を固定する金具がGEXのものの方が使い勝手がよかったので、こちらも購入する。
ADAのものは、水槽の淵に金具をつけて、その上に蓋を置く形式。
蓋を取り外す際、水槽内に金具が落下する可能性があります。
GEXのものは、蓋をプラスチックに挟んで、プラスチックを淵に置く形。伝わってるか?
ADAのものは金具落下の危険性があるのですが、GEXのものは蓋に受けがついてるので、蓋を丸ごと落下させなければこまごましたものが落ちない、という事なのですが、伝わってるか?

アクア生体売り場で、インスタグラムをフォローすると10%OFFのキャンペーンがこの日までやってたので、この機会に生体も購入。

拉致監禁

水槽を立ち上げる際に、水草水槽に寄せてお魚を入れるか、ウーパールーパー飼育にするか、悩みに悩んでウーパールーパーを購入しました。
強い生体なので、立ち上げ直後でも平気だろうという思い。
1時間ほど袋のまま水槽に浮かべ、元居た飼育水を1/3捨てて、水槽の水を捨てた分だけ補充。これを20分に1回行い、合計で2時間の水合わせの末…

投下

水合わせ中に餌を数粒与える。
餌はひかりウーパールーパー(小粒)を購入。

ショップでは赤虫を与えていたみたいですが、店員さんから「もう人工飼料行けると思いますよ!食いつき悪かったら赤虫を!」と言われて、赤虫、いるかなぁ?人工飼料食えるサイズだよなぁ、大丈夫、だろう…!と若干不安を抱えていたので、しっかり食べてくれてよかった。

赤虫は嗜好性・食いつきが良いみたいなのですが、生体の健康第一かつ、水質汚染も気になるので、なるべくあげたくは、ない…。


2023年6月26日
水槽内でしっかり泳いでたし、無気力にぷかぷかしたりしないし、どっしり水底で構えてるし、餌も人工飼料ちゃんと食べてくれるし、具合は良さそう。
ベアタンクじゃなくて底砂敷いたので、ちゃんと踏みしめられてて快適そうに見える。
水草の方は、設置してから結構な時間ライトを照射していたが、そもそも陰性水草(強い光量がなくても十分に育つ水草)ばかりなので、当てすぎな気がしてきた。
出勤時に点灯、帰宅時に消灯ぐらいでいいかも。
スマートプラグで管理したらいいんだろうなあと思った。

ウパ、水温25℃以下をキープした方がいいらしいのですが、家に帰ってみるとちょっと上回っていたので、冷却ファンが必要だと思った。


2023年6月27日
冷却ファンの代わりに、長年家にあったクリップ式の扇風機を設置する。

力技すぎるだろ

家に帰ってみると、25℃以下がキープできていたので、やっぱりちゃんとしたファン買うか~になった。

餌、何粒か沈めとけばいいらしいけど、水質汚染を恐れてるのと、動きのない餌を食う姿が想像できないので、ピンセットで目の前に落として与えてる。
食わなくなったら残骸を回収。
手間はかかるけど食い過ぎと汚染がなくなるならこれでいいかも。
大体5〜6粒ぐらい食べると満足する雰囲気だ。


2023年6月28日
具合悪くて横になって過ごす。

ウパ、目の前に餌を落として食いつく姿を見せるのだけれど、たまに何もない所をパクッとする。
餌食べるの下手くそすぎるだろ。
こいつどうやって自然界でメシ食ってんだ。
かわいいね。

アヌビアスナナの元気がいまいちないように見える。
光当てすぎかも?
カリウム添加するといいよ!と言われたけど、丈夫な水草だし、もうちょっと様子見ててもいいかも?
そもそもCO2入れちゃうのが一番の解決策ではあるので、少し悩む…。


2023年6月29日
ダイソーでアクア用品を買い込む。
計量カップ(1ℓ)×2、バケツ(8ℓ)×2、メラニンスポンジ、シリンジ。
ファンもアクア用品として買うと高いので、ダイソーでフレキシブルミニ扇風機を購入して装着。

かなりスマートな感じになった

アクアショップで掃除用のスポイトや水替え用のホースを追加購入。
更に…

生きて水に届くバクテリア

本当は注水して空回しを始めた時点で入れておいた方がよかったのかもしれませんが。
本当はウパだけならいらないんじゃないか、という気持ちもありますが、苔や藻が湧いてきたらエビやオトシンクルスを投入するつもりなので、水質維持に役立つバクテリアが多いに越した事はない。
エビやオトシンクルスがウパに食われる、あると思いますが、上手く共存してくれたらラッキーぐらいな気持ち。

扇風機で気化して減った水を、計量カップを利用してカルキ抜きして追加投入。
もさもさのウィローモスもようやく剪定をする。

ウパの方は、迎え入れた時よりエラのフサフサがよりフサフサしてきたように見える。
フィルターにエアレーション機能があるものを選んで買って、エアレーションガンガンにかけている。
酸素を水にがっつり送り込むとフサフサになる、という飼育指南を見た事があったので、効果がちゃんとあるようでニッコリした。

ウパの写真、1日に1枚ぐらいTwitterにあげているのですが、俺のラクガキや文章よりウケがいいので、もう一生ウパの写真上げてたほうがいいんじゃないか?という気持ちになってきた。かわいいし。

とりあえず、第一部完、といった感じ。

後記
大体2週間に渡って、ちまちまと水槽を作っていくのは、デジタルデトックスみたいな所があってかなり良かった。
青い光からの解放、生き物との共存、俺の手で育つ生体、水草…。
みなさんも水槽立ち上げをして、デジタルデトックスをしてみませんか?

水槽立ち上げに当たって参考にしたチャンネルや動画。

小型水槽立ち上げ動画シリーズ、かなり良いです。
水槽欲しい!と思った時に、本当は結構時間をじっくりかけるのですが、ほぼ即日立ち上げ!のスピーディ感がいいですね。
やっぱり生体が動いててナンボみたいな所はあるので、すぐ始めたい人はこれ見たら良いと思います。

はじめたいけど何買えばいいんだ~、という時に、選択肢を残しつつ機材の紹介をしてくれているのでよかったです。
俺はCO2添加材、買わなかったのですが…。
製品比較も、ダメなところはキッパリダメと言ってくれるので信頼度高いです。

アクアリウム、調べれば調べるほど、化学式、バクテリア、ろ材…情報が本当に多いので、やりたい時にこれらを見て、とりあえず買ってとりあえず立ち上げて、ちょっとずつ「これをしたい」「あれがほしい」となった時に足して行けばいいのかなという感覚でした。

ウパは他の生体入れるのにあまり向いてないので、飼育水がいい具合になったらこの水を流用して、おさかな用の水槽を新しく立ち上げたいような気もします。
メダカもいいですね。今流行ってますからね、メダカ。

今まで投稿してきたnoteとは全然違う雰囲気の記事になりましたね。
色んな記事があってお得だと思います。

みんなも自分が最強だと思う生態系を切り取った、素敵なアクアリウムを作りましょう。

それでは。


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