見出し画像

2024年2月中旬 最近聴いている音楽


ZAZEN BOYS 『らんど』

先月の1/24(水)にリリースされたZAZEN BOYSの待望のニューアルバム。
どことなくサウンドから感じる焦燥感、向井秀徳の独特な歌声。
ZAZEN BOYSはそこに超絶技巧のバンドサウンドが、これまた独特なリズムで鳴っているイメージ。
今回のアルバムはかなりポップで聴きやすくていいなあ、と。でもちゃんと聴いてみると、やっぱ変な曲が多いかなぁ。

実はナンバガ(NUMBER GIRL)は大好きでスタジオアルバムもライブアルバムもそれなりに聴いてきたんですが、ZAZEN BOYSは前作の『すとーりーず』以外あんまり聴いてなかったんですよね。
なんなら少し苦手かな、なんて思っていたぐらいだったんですが、昨年たまたまツアーで宮城県に来ると知ってライブチケットを応募してみたらなんと当選。こりゃ聴くしかない!と意気込んで色々聴いたら、なんだかんだやっぱり好きで、ライブもめっちゃ最高だった。
10mくらい先にZAZEN BOYSがいて、CD以上のクオリティの音が当たり前のようにアンプから爆音で流れてて、あの時はほんとに極上の体験、という感じでした。ライブ中の、向井秀徳に合わせて演奏を止める、という感じの演出が最高で、あれをやるときはバンドメンバー全員が向井秀徳を見てるのがまた面白い。まるで指揮者、という風で。実際合図を送ったりするのだから同じようなもんだとは思うんですが、みんなずーーーっと見てて面白い。音もかっちりはまってるし、しっかり止まるところで止まるんだから、あれはやっぱライブならではの緊張感とか即興性とかが感じられてほんとに格好いいんですよね。
実はそのときに今回のアルバムに入ってるバラクーダや永遠少女はライブver.を聴いてて、CDで聴けるのが楽しみだったんですが、いざ聴いてみると、やっぱりまたライブで聴きたい、という気持ちが勝ってしまったという。
今も去年のライブのことを思い出しながら、また行きたいなーと思いながらたまに流してます。
やっぱり永遠少女、ライブでも聴いたけど格好いいなあ。おすすめです。

角銅真実 『Contact』

これまた先月の1/24(水)にリリースされたアルバム。当日は前述のZAZENのアルバムもこっちのアルバムも楽しみだったから、少し忙しかったです。ちなみにこっちを先に聴きました。。w
アートワークがすごい。なんか見てると心なしか頭が痛くなるような。。でも曲を聴いてみると心地いいものが多くて、かなり気に入ってます。
全体的に曲の盛り上がり方がクラシカル、なのかな? こう、だんだんと上がっていって、フェードしていくような感じ。そこに綺麗な歌声が入って、という。あとちょっとラテンっぽい雰囲気もあるような。すごい独特な雰囲気の楽曲が多くて、なのに聴いててすんなり入ってくる感じが面白いです。

角銅真実というアーティスト、実はこのアルバム発売前の細野晴臣のラジオでクラムボンの原田郁子とゲスト出演してて、そこで初めて知ったという感じで、ファンになりたてで全然知らないんです。
ラジオ内ではCarta de Obonという曲が流れていたんだけど、もう一発で持ってかれてしまいました。本当に良い曲。色々な音が鳴ってて広がっていく感じが、音のイメージとして森とか、そういう感じがして好きだった。ラジオは家事とか勉強とかしながら流してる感じなんですが、これが流れたときは自然と聞き入ってましたね。
どうも調べてみると、打楽器奏者の方らしい。たしかに楽曲内に色々な打楽器の音があって、それが心地いい。ちょいちょいライブをやっているみたいなので、いつか機会があればライブで音を聴きたいなあ、なんて思ってます。

『Hazbin Hotel (Original Soundtrack)』

これはAmazonOrizinalの『ハズビンホテルへようこそ』というアニメのサウンドトラックです。
アニメは各話30分程、全部で8話で終わるのでサクッと観れます。あらすじなどは公式サイトでご確認いただければ、と思うのですが、ざっくりとご説明をすると、少し残酷な描写のあるカートゥーンとミュージカル的な演出が融合したような内容です。シナリオも面白くて、流し見のつもりが、ちゃんと観てしまってました。特にミュージカルシーンの曲は印象的なものが多くて、アニメを見終わった今でも、ちょこちょこ聴きたくなっちゃうんですよね。
Amazonでは日本語吹替版で観たんですが、サントラは英語版しかないのかな?  日本語吹替は非常に良くて、どこかで日本語版も聴けると嬉しいんですが、さっと普段使っている音楽配信サイト(Youtube Music)を調べた感じだとなさそうでした。
作曲家等の情報もちょっと調べた感じだとあんまりわからなくて、なんとも言えないんですが、とにかく曲が良くて、何度も聴いてます。
中でもRespectlessはお気に入りで、1分30秒ほどの非常に短い曲なんですが、聴くと元気になります。こういう短さで曲として完成しているものがどんどん流れていくので、小気味よくてついつい聴いちゃうんですよね。サビのような部分もしっかりとあって非常に聴きやすくておすすめです。

Oasis 『 (What's the Story) Morning Glory? 』

このアルバムの良さなんかは、いろいろな方が記しているのでそちらに譲るとして、個人的にこのアルバムは思い入れがあって、ちょっと暖かくなってきたくらいの時期に毎年聴いてます。
というのも、実は自分がこのアルバムを教えてもらったのが中学生の頃の春だったんですね。中学生時代の自分というとなかなか斜に構えてて、でも色々と多感な時期だった、と思います。それで、たまたま通ってた塾の友人にBon Joviを薦められてハマっちゃって、あとなんでか一緒に教えてもらったMarilyn Mansonにもハマって、これが洋楽かー!なんて思いながら聴いてたんですが、学校の洋楽が好きな友人と何かの弾みで音楽の話になって、これいいよ、ってこのアルバムを貸してくれて、聴いたのが春だった、っていう。
オアシスというバンドのすごさとかそういうのは全くわからなかったんですが、純粋に良いな~と思ったのを覚えてます。あと、聴いてたときは丁度住んでたアパートの目の前に桜が咲くところだったので、なんとなく桜の香りも一緒に思い出します。
アルバムの中でもWonderwallが好きで、歌詞の意味とか今でもあんま深く考えてないんですが、バックで流れてるベースの太い弦楽器の音がとにかく好きで、これを聴くためにこの曲を聴いてるといっても過言ではないくらいでした。逆に当時はこの音が好き過ぎてアルバム通してもこの曲ばっかり聴いてました。。今はもちろんアルバム通して大好きです。
学生のときはこれをイヤホンで聴きながら自転車とか乗ってたな~、なんて思い出します。今思い返すと危ないですが。。
自分の思い入れ等は抜きにしても、非常に良いアルバムなので、ブリットポップとかっていうジャンルに興味がある、という方にはぜひ聴いてほしいアルバムかな、なんて思います。

終わりに

最近聴いているアルバムについてちょこっと書いてみました。
なんか、こうやってアルバム(といってもデータですが)を眺めたり整理したりしていると、あーこれもあったなーみたいな感じでどんどん出てきちゃっていろいろと書き過ぎちゃう感じがありますね。。
これからも、そのときそのときで聴いてるアルバムについてちょこちょこ書けたらいいな、なんて思っています。


※ヘッダーの画像はphoto-ACというサイトのものです。
https://www.photo-ac.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?