見出し画像

緊急事態法は要件をみたしていない

元記事はこちら/Original article here

カナダ自由人権協会によると、トルドー政権が、1980年に戦時特措法から緊急事態法に変更されて以来、初めてカナダで使われたこの緊急事態法について、以下のように述べている。

連邦政府は、緊急事態法を発動するために必要な要件を満たしていない。この法律が高く明確な基準を設けているのには、それなりの理由がある。この法律は、政府が通常の民主的プロセスを迂回することを可能にするものだからだ。この基準はまだ満たされていない。
緊急事態法は、"カナダの主権、安全保障、領土保全を維持するためにカナダ政府の能力を著しく脅かす"&"カナダの他の法律の下で効果的に対処することができない "状況が発生した場合にのみ呼び出すことができます。
政府は定期的に困難な状況に対処しており、民主的に選出された代表者によって与えられた権限を用いてそれを行っています。有事法制を常態化させてはならない。それは私たちの民主主義と市民の自由を脅かすものです。

記事はここまで/Article ends here

今回トルドー政権が、フリーダムコンボイに対し、緊急事態法を適用したことは、明らかに職権乱用に当たることが考えられるばかりか、政権として、国民に納得させるだけの、ワクチン接種義務やこれまで行ってきた悪政について説明出来ない所まで来ていることを表していると言っても良いだろう。
トルドー政権には、これ以上のオプションが無いことから、超えてはならない一線を超えたと言えるのではなかろうか。

カルガリーのCTVによるアンケートでも、8割のカナダ人が、トルドー政権の緊急事態法の使用について納得がいかないと回答をしている。
トルドー政権への支持率を公表する既存メディアは無いが、恐らく大きく落ち込んでいることになるだろうし、保守党が提出した法案について、反対票を投じた議員も国民からの指示を得ることは出来ないであろう。


The Trudeau administration's decision to apply the Emergency Law to Freedom Convoy is not only a clear abuse of power, but also an indication that the administration has reached a point where it is unable to convince the public of the need to vaccinate the convoy or explain its misrule. The Trudeau government has no more room to maneuver.
The Trudeau administration has crossed a line it should not have crossed, as it has no further options.


Even in a survey by CTV in Calgary, 80% of Canadians said they were not convinced about the Trudeau government's use of the Emergency Act.
There is no existing media outlet that publishes the approval rating of the Trudeau government, but it is probably down significantly, and the MPs who voted against the Conservative bill will not be able to get a mandate from the public.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?