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声帯炎になたよ

お世話になってます。
アンジーモーテルのジャズコーラス担当です。

あれは先々週の金曜ですかね。ちょっと喘息が出てる中でスタジオに入って、少し声が枯れた状態で翌日弾き語りのイベントに出ました。イベント終盤は見事に歌えなくなって、まあ酒も飲んだしなあと思いながらメンバーの砂留の家(通称タイハウス)に泊まりました。
翌朝、起きたら砂留が先に起きてて何やらアニメを観てたので「何見てるん?」的なことを聞こうとしたとき、自分の声が全く出てないことに気付きました。どれだけ必死に喋っても砂留に「なんて?」と聞き返される始末。
翌日仕事を早退して病院に行くと、声帯に炎症が起きているとのこと。そこから2,3日くらいは喋ることすらままならない感じでしたよ。

そして何よりも心配だったのが、週末のライブ。治るかどうか全然分からんし、声が出るようになったとて無理して歌って後々やべえことにならないのか等々…。まあ余裕で回復は間に合いませんでした。
1週間で4回病院に行きました。前日は最後の望みをかけて金沢で2番目に評価の高い(Googleマップの)病院に行きましたが、とりあえず声を出さず安静にするしかないっすね〜と言われ、週末のライブのブッキング担当(僕らのスタッフもしてくれている)と相談へ…。
まあ普通に歌えないし出演キャンセルかなあ…と話していたところ、対バンのボーカルに歌ってもらえばいいんじゃない?と天の声あり。
その場でシスターズハイ、インディアカヌー、アダムとイブの各ボーカル陣に連絡すると、全員即答でOKしてくれました。

ボーカルの代打、週末のライブ無理かも!ってなった時点で実はちょっと考えてはいたんだけど、自分の声と言葉で伝えられないことを想像するだけで死ぬほど悔しくて、メンバーやスタッフに言い出せなかった。

そして当日、3人のゲストボーカルを迎えてのライブ。

結果、出演キャンセルしなくて本当によかった。

MCでも話したけど、俺が歌わないってアナウンスして取り置きのキャンセルがもちろんだけど何人もいて、一方でそんな中でも来てくれた人の方がもっとたくさんいて、歌ってないからいつもよりお客さんの顔をよく見れて、俺の目にはクソ楽しそうに映ってました。
3人のボーカル陣、助けてくれて本当にありがとう。インカヌの開なんて、予定になかった曲まで歌ってくれて、大感謝と同時に「なんで歌えるん?」が頭中を巡り、その曲だけ一切記憶がありません。

この日の話は以上!!沈黙療法とか言いながら沢山喋っちゃった!やべえ!!!

んで、まあ次の日もゲストボーカルを迎えてのライブだったワケですが、後半はかずきと砂留がボーカルをしました。俺はこの日、声も音も出ませんでした。
かずきがyouthって曲を歌うことになって、曲前にMCをするって言い出しまして、いつもめちゃめちゃ喋るの嫌がるのにどうしたん…って思いながらの本番。

何を喋るのか楽しみにしてたのに、俺は音がトラブっててMC中にアタフタしながら対処するハメに。おそらく貼っても意味ない場所にガムテープ貼ったりしていると、かずきの声で「本人は覚えてるか分からないけど、かずきがバンドやめるって言うまで俺はやめないって大雅さんが言ってて、それをずっと思い出として持ってて…」的な話が聞こえてきました。俺、それめっちゃ覚えてるわ。

たぶんかずきがいなくなってもバンドを続けることはできるけど、少なくとも良いと思える作品を作っていく全く自信はないし、まあ普通に続けたいっていう気持ちも無くなってしまうんじゃないかなーと思います。情けない話かもしれないですけどね。
かずきも俺の言葉覚えてくれてるんだなーと思いながら、普通に恥ずかしてくてすぐ曲いっちゃいました。俺、すぐ赤面するんで。

その後も俺は声も音も出なかったけど、2日間とも絶対に忘れない日になったと思います。

タバコ吸いたいし辛いもの食べたいし酒も飲みたいンゴ〜〜〜早く声帯治っちくり〜〜〜〜〜!

みんなも声潰さないように気をつけてね。大変だよ。

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