1/144地方空港建設記
人生で4回しか飛行機に乗ったことがないのですが、久しぶりに乗った飛行機がジェイエアのエンブラエル170で、たいへん良い飛行機だったのでプラモデルが作りたくなり、出かけたついでに北九州(大学生のころ住んでいました)の模型屋さんに駆け込みました。
ハセガワの1/144スケールのプラモデルを早速購入し、いくらスプレーを吹いても白くならない機体やデカールが主役の独特な旅客機プラモの世界に苦戦しつつ、完成してブンドドして遊んでいると「ボーディングブリッジ欲しいな」とムラムラしてきたので、早速ネットで写真を検索し、寸法は適当に割り出して方眼プラ板で作ることにしました。
ガラス張りタイプの方が映えそうなので、ガラス張り仕様です。
幌はプラ板とポリパテで力ずくで機体に合わせました。
ジャンクパーツの手すりやホイールを力ずくで接着したりして完成!
思ったよりそれっぽく出来てしまったので嬉しくなってひたすらエンブラエル170とボーディングブリッジをチュッチュ♡して遊んでいたら、「トーイングトラクター欲しいな…」とムラムラしてきたので、作ることにしました。
車両のフルスクラッチは難しそうなのでトミーテックのトレーラーコレクションのヘッドを拝借し、シャーシを流用して車体はプラ板でそれっぽく整形し、適当に塗装してみたところ意外とそれっぽくできました。(車体が長すぎる!と有識者の方からアドバイスをいただきましたが、シャーシを流用している都合ですので御赦免ください…)
旅客機、ボーディングブリッジ、トーイングトラクタ―と揃い、遊んでいると「ここまで来たら空港の建物欲しいな」とムラムラしてきたので、作ることにしました。建物はプラ板とプラ棒です。一階部分の荷捌き場?の構造が全く分からなかったので雰囲気で仕上げています。
どこかにありそうな地方の空港、というイメージです。例によって特定のモデルはありません。
屋上には展望デッキも作りました。ダイソーの網戸補修シートで作ったフェンスにはカメラのレンズが出せる穴を開けています(イエイ!)
そんなこんなで建物も完成しました。
地方空港にしては大きすぎる窓ガラスですが、スマホのカメラの画角で建物内側から見たときにカッコよく見える構図を探ってこの大きさにしました。写真の技法でいう、いわゆる額縁効果と前ボケ効果を使ってカッコよく見えないかな~という目論見です。
このおかげで空港の搭乗ロビーから飛行機を眺めている感覚が自宅でいつでも味わえる環境になりました。(イエイ!)
ボーディングブリッジを単体で眺めてもカッコいいので、大満足です。
蛍光灯や電球色のクリップライト、LEDライトなどの持てる光源をドチャクソミックスして写真を撮ると夜の空港みたいな雰囲気になり、真っ暗な部屋でニヤニヤしてしまいました。
地方空港とジェイエア機、最高ですよね(小林製薬)
宮崎空港で撮った実機の写真と模型を並べてみるとこんな感じです。
論語に「徳は個ならず必ず隣あり」とありますが、いいプラモデルも自然と似合う情景を作るように仕向けてくるような力があると感じます。
次は「せっかく空港できたし、空港アクセス用ホーバークラフトでも作ろうかな…」と思案しているところです。
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