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源泉徴収票の内容を理解してますか?

みなさん、こんにちは

ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

さて、12月の給与明細と一緒に
源泉徴収票をもらった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

所で源泉徴収票の内容を確認してますか?

源泉徴収票には、
会社から支給された収入金額だけではなく、
色々な情報が載ってます。

ダイレクトに手取収入を増やす節税
を考える上で、現状を理解することは
とても重要です。

そこで、今回は源泉徴収票の見方について
なるべく簡単に説明してみたいと思います。

資産形成を始める上で、
基本中の基本となります。

是非この機会に理解してみましょう。


源泉徴収票でチェックするべき5つの金額

源泉徴収票の中で、
まずつかんでおきたい金額は、
以下の5つです

「収入金額」
会社から支給された金額(①の金額)

「所得金額」
収入金額から必要経費を引いた税務上の儲け(②の金額)

「課税所得」
所得税を算出する為の金額(②-③の金額)

「源泉徴収税額」
給与から差し引かれた所得税(④の金額)

「社会保険料」
給与から差し引かれた社会保険料
(⑤の金額)


感覚的には

いくら稼いだ?
①収入金額

いくら給与から引かれてる?
④源泉徴収税+⑤社会保険料

この辺を、まずはつかんでおいてください。



所得税の仕組みを解説

次に所得税がどの様に計算されているか?
を図で大まかにつかんで頂ければと思います

仕組みは以下の図の通りです。



節税のポイントは控除を増やすこと。

上図から、節税のポイントは控除を増やす事となります。

そこで、最後に会社員にお勧めの
節税に効果的な控除を紹介したいと思います。

まずは《iDeCo》です。
もう既に取り組んでいる方も
多いのではないでしょうか?

将来の老後に為に貯めた掛金が
全額所得控除となります。

iDeCoについて以前に書いた記事です。
iDeCoの正しい捉え方
iDeCo受取時の税金対策ポイント


次に
ふるさと納税》
です。

今年も、まだギリギリ間に合います。
まだ活用されてない方は、
是非取り入れてみてください。

ふるさと納税について
以前に書いた記事です。
【お勧め節税】ふるさと納税の賢い活用法


最後に積極的な節税対策ではないですが、
確実に申告しておきたいのが、
医療費控除
です。

医療費控除の申告で、注意したのが
治療費と薬代以外に、
通院の交通費も対象となる点です。

私の知っている限りでは、
通院の交通費を計上していないケースを
よく見受けられます。

細かい交通費も、1年間分を積み上げると
思ったより大きな金額となります。

これまで、計上してなかった方は
今回から計上してみてください。


源泉徴収票は、
現状の収入状況を把握する上で
最も有効な情報です。

自分が
いくら稼いで
その中から
いくら社会保険料や税金を支払って
最終的に
いくら手元に残っているのか?
そして
節税可能額はいくらなのか?

資産形成を考える上では、必ず把握しておかなければいけない金額です。

是非この機会に確認しておきましょう。

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それでは、今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。








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