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預金でも株でもない安定資産「ALTERNA(オルタナ)」とは?

みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

今回は、先日私がセミナーに参加した
「ALTERNA(オルタナ)」
という投資商品についてご紹介したいと思います。

「ALTERNA(オルタナ)」は、
三井物産デジタル・アセットマネジメントが
提供する

デジタル証券を活用した
投資ファンドです。

投資先は
大型レジデンス(居住用マンション)で、
安定運用が見込める商品です。

似た投資方法としては、
・不動産小口化商品
・J-Reit
がありますが、その違いについても
お話していきたいと思います。


「ALTERNA(オルタナ)」

の4つの特徴


私が考える「ALTERNA(オルタナ)」の特徴を4つにまとめてみました。

《特徴1》
経済動向に影響を受けない
安定した運用が期待できる。

「ALTERNA(オルタナ)」の投資先は、
大型レジデンス(住居用マンション)
安定した賃料収入による運用が期待
できます。

《特徴2》
投資対象が明確で、仕組みがシンプル
配当=賃料収入-必要管理コスト

《特徴3》
全てがスマホで完結
口座開設・資産運用の手続きはスマホで完結

《特徴4》
投資金額は1口10万円から

一言でいうと、
「お手軽にスタート出来る金額で、
預金よりは利回りが高く、株より安定」

まさに、ミドルリスク・ミドルリターン
という感じです。


不動産小口化商品との違いは?


不動産小口化し商品は、大きく分けると
「匿名組合型」「任意組合型」
に分ける事が出来ます。

不動産小口化商品の「匿名組合型」
の仕組みは、
「ALTERNA(オルタナ)」
とよく似ていると思います。

どちらも出資者が投資対象の不動産に
登記される訳ではなく、投資金額に応じた
配当を得る事が出来ます。

一番の違いは、配当の税務処理です。

「ALTERNA(オルタナ)」の配当は、
デジタル証券からの分配金として
申告分離課税となり税率は20.315%
上場株式等の損失と損益通算も可能です。

対して、
不動産小口化商品の「匿名組合型」
からの配当は、
雑所得となり総合課税となります。

総合課税は、累進課税となり、
税率は15%~55%となります。


1口の投資金額が100万円位からとなる
「任意組合型」は、
投資対象の不動産に登記され、
配当金は不動産所得となります。

不動産所得も総合課税ですが、
他の所得と損益通算が出来きます。

又、不動産へ登記されているので、
相続税対策としては、有効に活用できます。


J-Reitとの違いは?


「J-Reit」
ALTERNA(オルタナ)」も
投資対象が不動産である証券という点は
同じです。

違いは、
ファンドの組成形態と流動性です。

《ファンドの組成形態》
「J-Reit」
:色々な物件は入っており、出資者が投資対象の物件を選ぶことはできない。
ALTERNA(オルタナ)」
基本は1物件の単品注文

《流動性》
「J-Reit」
:上場しているのでいつでも売買できる
ALTERNA(オルタナ)」
:売却タイミングに制限がある

「J-Reit」
は市場でいつでも売買できるので、
日々価格変動があり、
ALTERNA(オルタナ)」
と比較すると損益のブレが大きくなる。


現物不動産投資との違いは?


住居用レジデンスへの不動産投資
が「ALTERNA(オルタナ)」
最も異なる点は、

金融機関の借入金を利用できる点です。

少額の自己資産でスタートでき、
他人資本で資産形成していけるのは、
現物不動産投資の魅力の一つです。



「ALTERNA(オルタナ)」はどんな人に向いてるか?


「ALTERNA(オルタナ)」

は、年利3%程度の配当を
単利で安定的に5年程期待できる
投資対象です。

逆に、複利運用ではないので、
大きく資産を膨らませる事はできませんが、

他の金融商品の様に
資産価値が大きく目減りする可能性は
低いと考えられます。

よって、退職金の運用等
「守りの運用」の投資先としては
向いているとか感じました。

逆に、ある程度の所得や資産のある方が
節税対策相続税対策を検討するには、
現物不動産の方が有効かと思います。

いづれにしても、現状の把握と目的に応じて投資手法を検討することが重要です。

【参考】
「ALTERNA(オルタナ)」


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それでは、今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。











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