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『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#68(2023.7.22)

FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』です。7月20日は大阪府守口市のFM HANAKOの開局記念日で、今年は開局30周年を迎えるはずでした。この日、交流があった八尾市のFMちゃおの計らいで、当時のパーソナリティーが集う「開局30周年記念同窓会」を同局で放送。ジングルも流れました。閉局したとはいえ、他局の特番を放送する異例のコラボ。大手ではこれはできないだろうなと思いました。

7月20日にFMちゃおで放送した『FM HANAKO 開局30周年同窓会』の様子

放送日:2023年7月22日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ


オープ二ング

学生の皆さんは夏休みですね。私は早起きをして学校に行き、ラジオ体操をしたのが夏休みの思い出の一つです。スタンプカードを持って行くとスタンプを押してもらうことができて、文房具などがもらえるのを目当てで行っていました。休みが続くと夜更かしをしがちですが、早起きは身体に良いですよ。

コミュニティFMピックアップ・カシオペアFM(岩手県二戸市)

岩手県の内陸部、北の端に位置する二戸市。金田一温泉は出会った人に幸福が訪れるとされる妖怪「座敷わらし」がいるそうです。また、浄法寺漆は中尊寺金色堂や金閣寺、東照宮などの修復にも使われています。
カシオペアFMは2005年開局。県北地域の連携強化のため、旧・二戸市など当時の5市町村により発足した「カシオペア連邦」から来ています。かつてこの地域はラジオの電波が入りにくかったため、開局当初はIBC岩手放送の番組を多く再送信していました。

キーワード①東日本初

カシオペアFMは東日本初のNPO法人が運営するコミュニティFM局です。日本初のNPOコミュニティFM局・京都三条ラジオカフェを参考に会員を募り、開局にこぎつけました。現在、正会員と賛助会員を合わせて約180の個人・団体が会員になっていて、2018年には岩手県の認定NPO法人になりました。

キーワード②方言

カシオペアFMでは「二戸弁」を大切にして、放送の中でも二戸弁を使っています。毎週木曜の昼1時半と日曜朝9時半から放送している『うわののじさまのむかし話』は、“うわののじさま”こと折舘一男さんが地元一戸町上野(うわの)のことばで昔話を読み聞かせている人気番組で、昔話をまとめたCDがこれまで9枚発売されています。

キーワード③二戸駅

カシオペアFMのスタジオは、二戸駅の西口に直結した二戸広域物産観光センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」の1階にあります。スタジオは大きな丸い窓がトレードマークになっていて、普段からパーソナリティーが「丸窓から見える外の様子は…」とアナウンスしているそうです。

丸窓が特徴的な二戸駅前・カシオペアFMのスタジオ

【M1】『うわののじさまのラジオ体操』(第一・第二)
以前かけた和歌山弁のラジオ体操に続く、ご当地ラジオ体操の第2弾。「うわののじさま」による二戸弁のラジオ体操は、カシオペアFMでは毎朝6時と平日の昼2時半から流しています。

コミュニティFMあの日あの時

今回は1999年10月。三重県四日市市のPORT WAVE(現・CTY-FM)で、珍しいタンゴの専門番組『タンゴをあなたに』がスタートしたことをお伝えしました。中学生の時にタンゴの魅力に取りつかれた丹羽宏(エンリケ・ニワ)さんが、会社を定年退職後に地元で始めた番組で、2014年から『ブエノス・ディアス、タンゴでおはよう』という朝の帯番組になり、2020年に放送4,000回を迎えました。

【M2】皆川おさむ『黒ネコのタンゴ』

エンディング

カシオペアFMの事務所には、カシオペアカーリング協会があります。実は二戸市は岩手県におけるカーリング発祥の地で、カシオペアFMの中田勇司理事長は上部組織である岩手県カーリング協会の会長、パーソナリティーの大久保瞳さんは選手として全国大会に出場しました。ロコ・ソラーレに追いつけ追い越せで頑張っています。
(製作協力:カシオペア市民情報ネットワーク)

お知らせ

全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。


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