ニッポン放送ショウアップナイター
コシバです。
前回は私のラジオの入口として、小学校の時にニッポン放送にはまったという話をしました。その中で一番聴いていたのは、風呂に入って晩御飯を終えた後の、夜の時間帯でした。
まずは『ニッポン放送ショウアップナイター』です。
昭和のテレビのプロ野球中継は一部の局を除いて、途中から始まって途中で終わるのが当たり前でした。そういう半端な放送形態で、かつ他に見たい番組があったので、ほとんど見ていませんでした。
ところがラジオは、基本的に完全中継であることを知って、これは素晴らしい!と聴き始めました。
ラジオの野球中継は各局が個性を競い合っていましたが、ショウアップナイターの場合は1980年代だと、解説が関根潤三さん、江本孟紀さん、大杉勝男さん、マッシー村上(村上雅則)さん、そしてときたま登場する森中千香良さんなど。実況は深澤弘アナ、栗村智アナ、枇杷阪明アナ、深山計アナ、胡口和雄アナなど。顔ぶれを列挙しただけでも、やっぱり局のカラーが出ているなと思います。
その中でも、やはり深澤アナと関根さんの黄金コンビは別格でした。安心感、安定感が凄くて、この組み合わせは本当に楽しみでした。
※後にある会で、関根さんとお話する機会がありました。イメージ通りのダンディな方で、一緒に撮った写真は大切にしています。
あと、ショウアップナイターでは、ホームランが出るとかかるファンファーレも好きでした。これは他局にはない演出だったようで、テンションの上がる音楽でした。
ショウアップナイターを聴いて、『プロ野球ニュース』などのテレビ番組や翌日の朝刊で、徐々に選手やチームのことを知っていきました。私にとって、プロ野球の入口はラジオでした。
そして、もう一つよく聴いていた夜の番組があるのですが、紙面が尽きてしまったので、ここで一旦区切ります。
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