知らないことを「知る」機会は得難く
日常の中にも小さな気づきはある。
だが、「知らないことを知らない」ということに気づかず、「知らない」ということを知らないまま生きていることは案外あるものだ。
父の遺産分割協議が終盤を迎えている。
分割協議書と併せて、相続に関わる必要書類が送られてきて「印鑑」を押す場所の多さにハッとなった。実印を使ったことはある。けれども、こんなにバンバン押しまくるような状況は未経験だったので、一瞬、現実を疑ってしまったほど。
これらの数を間違いなくキチンと押せるだろうかと冷静に考えて