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ビジネスEXPOに出展します!~ミニセミナーの実施~

11月11日・12日にアクセスサッポロで開催されるビジネスEXPOに、チャレンジフィールド北海道も出展します。
推進計画の紹介や、進行中の研究に使われている実物の展示、ミニセミナー等実施予定です。

ミニセミナーの実施

チャレンジフィールド北海道の推進計画の研究者や上級エリアコーディネーターの方から、ご来場の方に向けたセミナーを実施します。

産総研が取り組む農工連携 ~工業技術を第一次産業に応用する取り組み~

■講演時間:11月12日(金)14:05~14:20 (リアル)
■講演者:産業技術総合研究所 北海道センター 扇谷悟所長

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■講演内容:
少子高齢化、人口減少を背景に、第一次産業の効率化が求められています。そのためには、異分野連携がキーとなることは間違いありません。国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は経済産業省所管の研究所で、主に工業系の研究開発を行っています。私ども産総研北海道センターは、産総研全体の技術を農林水産業の効率化や高度化に応用する取り組みを推進しています。その取り組みと事例をご紹介します。

■メッセージ:
北海道は豊かな自然、広い大地など、第一次産業の効率化のモデルケースを作っていくのに最適なところと考えています。私ども産総研はまだ市販されていない最新の技術・サービスを提供できることが特徴です。しかしながら、工業技術の転用の場合どうしても「点」の技術となってしまうので、実用化には農林水産業に関わる機器メーカーとの連携が必要と考えています。産総研北海道センターでは、ご紹介する事例以外にもいろいろな産総研全体の農工連携シーズをまとめています。今後も農林水産業に関わる機器メーカー様との新たな連携を作っていきたいと思っておりますので、コンタクトをお待ちしております。

■関連する推進計画:産業技術による北海道の農林水産業の効率化推進

■扇谷上級ACDの紹介ページ:チャレンジフィールド北海道note


持続可能な鉄鋼業へのチャレンジ 
~シップリサイクル・クレアランスの取り組みから~

■講演時間:11月11日(木)11:00~/14:00~、12日(金)11:00~/14:25~(動画)
■講演者:室蘭工業大学もの創造系領域 機械工学ユニット 清水一道教授

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■講演内容:
今後、ものづくりの世界でもエネルギーや素材の不足は深刻になっていくことが考えられています。国内でもCO2排出量の多い鉄鋼業において、SDGsの目標達成のために、室蘭工業大学で様々実施している取り組みを紹介します。
 ・鉄鋼業におけるCO2発生状況
 ・業界内のカーボンニュートラルへの対応と課題
 ・室蘭工業大学の挑戦~シップリサイクル・クレアランス~

■メッセージ:
ものづくりをするなかで、技術開発はもちろん、ものづくり企業を支えるための努力をしていく必要があると考えています。
・SDGsに対応した鋳物工場を目指している
・ものづくりの中でエネルギーを賢く使う方法を検討したい
・シップリサイクルに興味がある
・クレアランスに興味がある
・スクラップ鉄の有効活用・高付加価値化に興味がある
・SDGsに対応したサプライチェーンの確立に興味がある
・若手人材獲得・育成方法に興味がある
このような方と共に課題解決に向かいたいと考えています。

■関連する推進計画:高付加価値鋼材の資源循環型サスティナブル未来素材供給基地形成


AM技術で地方のものづくりを活性化 それを叶える4つの研究とは
~パウダーメタラジーとAM技術による新素材創製グローバル拠点構想~

■講演時間:11月11日(木)11:15~/14:15~、12日(金)11:15~/14:40~(動画)
■講演者:室蘭工業大学もの創造系領域 機械工学ユニット 楠本賢太助教

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■講演内容:
加工の難しい材料でも目的物に近い形状に成型のできるAM技術は、無駄が少なく必要な量を必要な時に製造することができ、SDGsの観点からも広がりのある非常に有望な技術です。今後、様々な機械部品のサプライチェーンの構築を通して地方でのものづくり産業を支えるために、いま欠かすことのできない研究についてご紹介します。
 研究①機能性セラミックスの創製
 研究②合金開発、ナノ構造解析
 研究③安価な積層造形システムの構築
 研究④試作評価システムの構築

■メッセ―ジ:
地方でのものづくり産業を大きく発展させる可能性のあるAM技術を、共同研究などを通じてより発展させたいと考えています。
・粉末冶金の技術を使ってさらに高付加価値を追求したい
・廃棄樹脂の処理に困っている
・機械の部品を取り寄せではなく、自社で製造して素早くメンテナンスしたい
・異種材料の接合や表面改質に興味がある
このような方と共に課題解決に向かいたいと考えています。

■関連する推進計画:パウダーメタラジーとAM技術による新素材創製グローバル拠点構想

その他道内の多数の企業が出展しています。情報交換・交流の場としてぜひご活用いただきたいと思います。皆さまのご来場をお待ちしております!

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