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#ボドゲの話をしよう。番外:横浜ボードゲーム会レポ(4月編)

#ボドゲの話をしよう
どうも、死に急ぐ生命の果実です。

ボードゲームを遊ぶ人には皆それぞれ悩みがあります。

  • ボードゲームって難しいの?

  • 買ってみようと思ったけどどこに売っているの?

  • どんなゲームやったらいいのかわからない!

  • そもそも遊ぶ相手がいない!

さて、こんなときはどのようにしたらいいのでしょうか。

今回はそんな悩みを一気に解決する「ボードゲーム会」というイベントのご紹介です。

ひと口に「ボードゲーム会」といってもその形式は様々です。

  • そもそも募集はどこでやってるの?

  • 開催期間はいつ?

  • 場所はどこ?

  • 参加のための条件は?

などなどいろいろありますが、多くの場合は集まった参加者が一緒にボードゲームを楽しむという点は同じでしょう。
参加したボードゲーム会の話をちょいちょいこうして記事にまとめていくので、興味のある方は参考にしてみてください。

本日はやまだ。さんの主催する「横浜ボドゲ会」に参加してきましたので、そのレポートとなります。

ざっくり以下のような内容でお話していきたいと思います。


会場

■開催場所
横浜市神之木地区センター 3階 中会議室

※最寄り駅
JR横浜線「大口駅」
*JR京浜東北線「東神奈川駅」から乗換の隣駅
*東急東横線「菊名駅」から乗換の隣駅
*相鉄新横浜線「新横浜駅」から乗換の2つ隣駅
*横浜市営地下鉄「新横浜駅」から乗換の2つ隣駅

横浜近辺で、アクセスはそんなに悪くはありません。

雰囲気

参加者はだいたい25人くらい?
参加者は回を重ねるごとにじょじょに増えていますが、みなさんボードゲームが好きという共通点があるので、話題には事欠きません。
全体的にアットホームで、和気あいあいとした雰囲気でした。
初心者の方もWelcomeです。

主催のやまだ。さんの挨拶で、横浜ボードゲーム会のスタートです。

遊んだタイトル

ここからは遊んだタイトルをメモ。
なお、リンク先は「ボドゲ―マ」さんのデータベースに。
みなさんの遊んだ感想やレビューなども見られるので、興味がある方は参考にしてみてください。

https://bodoge.hoobby.net/

ことばのクローバー!

ことばのクローバー!

このキーワードの共通点は何?協力型連想ゲーム

ランダムに配られたカードに記載されたキーワードから、連想する言葉をボードに記載し、それをプレイヤーの皆に当ててもらう協力ゲーム。
サクッと当ててもらえることもありますが、ダミーのキーワードが邪魔をしてなかなかうまくいかないことも。
人それぞれの価値観やワードセンスが個性となって浮き彫りとなるので、それをきっかけに初対面の人とも気軽に話せるようになる、アイスブレイクにはぴったりの軽量級ゲームです。
見た目もかわいいのでポイント高!

ナナトリドリ

ナナトリドリ

これが大富豪の『進化系』!

使うのは「1~7」の数字カードだけというシンプルさで、手札を早く出し切る『大富豪』のような味わいです。
ポイントは「小さい数字でも数を揃えて出せばより強く」、さらに「場のカードを回収して手札できる」ということ。
これによって加速したインフレ。強力な役が飛び交う後半のスピードはこれまでにない爽快感です。


トランスアメリカジャパン

トランスアメリカジャパン

線路は続くよ、どこまでも。全国を巡る鉄道を敷こう!

今回は日本を舞台にしたマップでプレイ。
ルールは至ってシンプル。
勝利条件は、南は九州・北は北海道までの全国の指定された駅を路線で結ぶこと。
1ターンに2マス分の線路が敷けますが、山間や海峡などの難所は1ターンに1マスしか敷けません。
また、敷かれた線路は基本的には全プレイヤーの共有物なので、自分だげの利益を求めるのならば、適度に”自分専用の路線”を敷く必要があります。
みなが最善手を求める中、どう”自分専用の路線”を敷くかがポイント。
覚えるルールはとてもシンプルでとっつきやすく、カジュアルで遊びやすいタイトルです。

長野は山間、北海道は海峡に隔てられているので、そこでうまく自分専用の路線を使ってルートを独占するか…という作戦で挑みましたが、結果は惜しくもトップには届かず。うーん、もう少しやり込みたい。

ドミニオン

ドミニオン

カードを集め領地を充実させよ。デッキビルド系の元祖。

ゲーム内容は以前別の記事で紹介しているので、そちらを参照ください。

デッキ構築系の先駆者と言われるタイトルです。
ちょっとトレンドとしては古いものの、今でも人気のあるゲームですね。
今回はゲーム会で体験してみたいという方がいたので卓を立ててみました。

関係ないけど、ボードゲームを遊ぶことを「打つ」、遊ぶことを提案することを「卓を立てる」など、独特の言い回しってカッコよくないですか?

とあるボードゲーマーの言葉

今回は他プレイヤーに妨害を与える「アタック」や、具体的なマイナス得点カードである「呪い」などを導入して、他人を殴る楽しさを体感していただきました。
これを楽しく思っていただけたのなら、もう少し沼に引きずり込んでみます。乞うご期待。

エレベータ前で

エレベータ前で

エレベーターには最後に乗りたい。仁義なき割込み合戦。

エレベーターには最後に乗りたいですよね。
だって目的の階で最初に降りられるんですから。
そんな事情が一般的なのかどうかはさておき、そんな感覚をモチーフにしたユニークなカードゲームです。
自分の家族をエレベーターに乗せるように行列に並ばせましょう。
女の子は男の子の前に、ママはパパの前に、グランマはグランパの前に、それぞれ割り込むことができます。レディファーストですね。
エレベーターの定員に入り、かつ最後に並んだほうが高得点。
なかなかユニークな考え方が必要になる、頭を使うゲームです。
シンプルな小箱のわりにやり込み要素がある、高評価も納得な一品です。

ブラフ

ブラフ

強気な態度は本気なの?ダイスを使った心理バトル

根強い人気を誇るブラフ。
古くはライアーズ・ダイス(嘘つきのサイコロ)とも呼ばれています。

プレイヤーはダイスを5つ持ちます。
ダイスには1~5の目と、オールマイティな目の☆があります。
それをカップの中で振り、目を自分だけ確認します。

さぁ!ブラフの始まりだ!

順番にダイスの目とその個数を宣言しあっていきます。
例えば「3が全部で8個以上ある」
「いやいや……3は9個以上あるよ……!」
「まてまて!5は10以上はあるね!」といった感じです。

さあ、誰が正直者で誰が嘘つきなのでしょうか…

ちなみにこのブラフ、記事執筆時点(24/04/13)で再販されているそうで。
興味のある人は今が手に入れるチャンスかもしれません。
ボードゲームショップや通販などを覗いてみてはいかがでしょうか。

そんなことを聞いた気がする

フッチカート

フッチカート

普通のゴーアウト系…ではない?

■ゴーアウト系とは
カードゲームのメカニクスのひとつ。
手札をすべてなくしてゲームから抜けること(ゴーアウト)が目的とされるもの。
ウノや大富豪など、多くのゲームで見られる勝利条件となっている。

なんか、そういうことらしい

ウノや大富豪(大貧民)はご存じですか?
雰囲気的にはそんな感じのゲームです。
ちょっと毛色が違うのは、大きい数字に勝つために他のプレイヤーと結託することができる点。
ひとりが出した「10」よりも、ふたりが出した「6*2」のほうが強い。
ひとりが出した「12」よりも、三人が出した「5*3」のほうが強い。

勝てば協力した全員が手札を減らせます。
ゆるーく協力してしれっと手札を減らしながら、ここぞというときはひとりで抜け切る。
そんな緩急のある戦略がおもしろいゲームです。

余談ですが、原題は「フッチカート(Futschikato)」ですが、版によっては「フジフラッシュ(Fuji Flush)」という商品名のこともあるようです。
競走馬の名前みたいですね。(偏見

個人の感想です

てのひらダンジョン

てのひらダンジョン

ユニークな冒険者を操り、ダンジョンに眠るお宝をゲットせよ!

すごーく、シンプルなゲームです。

手番で行うことは簡単です。
冒険者を獲得し、手札から冒険者を選び、その能力を使う。
たったそれだけ。

18体のユニークな能力を持つ冒険者によって、先の読めないお宝争奪戦が繰り広げられます。
2位との差を広げていても、冒険者の気まぐれで逆転されてしまうこともありうるかも……?

18枚のカードで、ボードゲームっぽさ・TCGっぽさを体験できる、ボードゲーム初心者に是非お勧めしたいタイトルです。

アートワークもとにかくポップでかわいいので、そこもお見逃しなく!

ミリオンゲーム・カンパニー

ミリオンゲーム・カンパニー

100万本(ミリオン)目指してゲーム開発!
でも、そのタイトル、どこかで聞いたような……?

各プレイヤーがゲーム会社の社長となってゲームソフトを開発・発売し、もっとも多くの売上げをあげたプレイヤーが勝利となる、夢のようなゲームです。

限りある開発期間と開発費で、テーマとジャンルを組み合わせて、ユーザーにヒットするゲームを開発します。
その時にユーザーが求めているジャンルやテーマに合致すれば、大ヒットも夢ではないでしょう。
有名声優や有名デザイナーを起用できれば、さらなるヒットもありうるかも……!?

ただし、時間とは無慈悲なものです。
リリースが遅れれば市場は移り変わり、ユーザーには響かないかもしれません。
先に同じようなタイトルをリリースされれば、ユーザーに見向きもされないかもしれません。

そんな変なところが妙にリアルです。
目指せミリオンヒット!

その後…

14時から6時間半をぶっとおしたゲーム会でしたが、20時半をもって撤収。
会場を撤収するときは、来た時と同じように綺麗に片づけるのが使用させていただくときのマナーです。

解散後は帰るのもよしですが、せっかくなので皆でごはんなどはいかがでしょうか。
今日は近くのインドカレーのお店で、仲間たちとボードゲーム談義などに花を咲かせました。

チーズナンカレーは濃厚で美味しい!

せっかくの機会なので、連絡先などを交換するもヨシ!!
こうしてボードゲーム仲間の親交は深まっていくのです。

みなさまも興味ありましたら、近くのボードゲーム会などに参加してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい一日になると思います。

せっかくなので宣伝を。

横浜ボドゲ会の主催・やまだ。さん(@YamadaGamez)が、#ゲームマーケット2024春にてオリジナルカードゲーム『異世界勇者がポンコツでレベル上げが進まない。』を発売予定です。

異世界召喚された勇者に武勲をとらせるため、裏方で必死に頑張る魔法使いたちの運命やいかに…!というゲームです(ざっくり

僕も実際にプロトタイプを遊ばせていただきましたが、シンプルながらちゃんとした内容に仕上がっていて期待が持てそうです。(魔法詠唱は声に出して叫びたい派です。よろしくお願いします)

■そもそもゲームマーケットって?
ゲームマーケットは、“電源を使用しない”アナログゲームのイベントです。
出展者が製作した、さまざまなジャンルのボードゲームやカードゲーム、テーブルトークRPG、シミュレーションゲームなどが販売されており、 また、ゲームに関わる解説書やコマ、サイコロといったグッズも豊富に扱われています。
体験卓があるブースでは、そうしたゲームを実際に遊ぶことができるほか、小さいお子さんが遊べるコーナーがあったり、謎解きゲームが遊べたりと、 老若男女どなたでも、1日中アナログゲームを楽しんでいただけます。
https://gamemarket.jp/about

ゲームマーケット公式より

ゲームマーケット2024年春は、
2024年4月27日(土) 11:00~17:00
2024年4月28日(日) 11:00~17:00会場
(Venue)東京ビッグサイト 東展示棟1,2,3ホール
で開催予定です。
みなさん、お時間ありましたら遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

本日僕から伝えたいことは以上です。

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