簿財同時受験のススメ〜理論暗記が進まず、今年の財表の受験を諦めかけている方に〜

税理士試験受験申込の季節ですね

受験予定の皆様、もう願書等はお手元にご用意されていますでしょうか。
私は先日、国税局まで取りに行ってきました。
昨年は簿財の受験だったため、今回税法受験に必要な受験資格の証明を取得するのを危うく忘れるところでした…。

さて、もし簿財同時受験を目指して勉強してきたけど、財表の理論暗記が全然できていないから、今年の受験は簿記論だけにしようかな…と思っている方がいらっしゃるのなら、財表の受験申し込みもすることを強くオススメします!

財表の理論は、税法の理論ほど一言一句書かせることを求める問題ばかりではありません。

また、簿財2科目受験を目指して勉強されてきた方の強みは「計算力」だと思います。

仮に財表の計算部分で40点取れれば、理論で残りの20点を拾って6割取れる可能性があります。

簿記論は、全て計算問題だからこそ、今まで基礎を積み上げてきた人は答練期に急に仕上がっていきます。

試験日2週間前に、簿記論はある程度戦えるようになってきたな…と思った時、財表の受験申込をしていなかったことを悔やむかもしれませんよ。

昨年の財表の理論は、丸暗記せずとも、キーワードを語群から選べる、あるいは文章題で簡単な数字の計算問題が出た時に解ける程度に理解している、という状態でも解ける問題も出題されていました。

もちろんベタ書きするような問題もありましたが、計算で35〜40点取れるのであれば、キーワードを繋げた作文しか書けなくても、当日戦える可能性が十分あります。

上記の理由から、個人的には簿財2科目の受験申込をしておくことをオススメします!

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