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国立劇場の舞台監視システムにLiveShell Wを活用|独立行政法人 日本芸術文化振興会

Cerevoのライブ配信機器は、10年以上にわたり、世界85エリア以上のハイクオリティなライブ配信を求める皆様と共に進化し続けています。

今回は独立行政法人 日本芸術文化振興会が舞台監視システムとして北千住駅前の劇場を中心とした総合文化施設「シアター1010」などで、Cerevoのライブ配信機器「LiveShell W(ライブシェル・ダブリュー)」を利用した様子についてお話を伺いました。


LiveShell Wを利用したきっかけは?

初代国立劇場は2023年10月末から再整備事業のため閉場となり、新たな国立劇場が建て直されるまでの期間はこれまで行っていた公演を各施設代替劇場で開催します。そこで運営管理の課題としてあがったのは各施設で行われる公演状況の監視方法についてでした。

これまで国立劇場内には舞台上の仕込み・稽古・本番・撤去などの舞台運営を監視するための映像監視システムがありました。今後各施設で行われる代替公演の状況を監視するシステムの整備が必要になりました。

外部公演の様子を映像監視するためにはインターネット等の伝送技術を使い行いますが、有線ネットワークの調達は予算的に難しく、安価で移動に適した電波の専用回線を活用した監視システムを求めていました。

そこで、LiveShell Wを中心としたソリューションの相談をいただきました。

LiveShell Wで課題は解決できましたか?

結果として狙っていた効果を概ね得ることができました。
先ずは北千住のシアター1010での公演業務で試してみましたが、ご提供頂いた電波環境及び配信サービスも安定しており国立劇場内映像監視システム及びテレワーク環境からも問題なく監視できました。

映像信号はSDIをHDMIに変換、音声信号はアナログMIX-OUTをLiveShell Wに入力し配信しました。現場での操作もPCでLiveShell Studioを確認するだけでしたので、簡単でした。野外で行ったプレイベントでは小型カメラを使ったコンパクトな構成で配信を行いましたが、良好な結果でした。

初台の新国立劇場中劇場ロビーからもコンパクトな構成で配信を行いましたが、北千住同様に良好な結果でした。セキュリティーを優先し採用した有料配信プラットフォームは、データ流量の制限があるためエンコーダ側でビットレートを監視・調整することが必要でした。その操作性も優れていたと思います。


Cerevo ライブ配信機器「LiveShell W」

LiveShell Wは、世界中で愛用されている「LiveShell X」搭載の機能に加え、2入力ビデオスイッチング、映像エフェクト機能をコンパクトな筐体に凝縮。モニタ出力、オーディオ入力など、豊富な入出力端子を備えています。また本体のコントロールダイヤルと映像セレクトボタンで映像切替操作が可能です。マイクアンプを内蔵し音声コントロールも自在です。

▼購入および導入のご検討は製品Webサイトをご覧ください▼

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