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朝、目覚めたら、そこにセレッソライフが。

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<新板に移行予定です> 「大阪の街の誇り、みんなの人気者!」ぼくの愛するJリーグクラブと、ともに過ごした三〇年。それは何気ない朝の目覚めからはじまった。ジェットコースターと呼ば… もっと読む
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2023年9月の記事一覧

第八節 お遊戯会

 子供のドタバタ劇を見る親の気持ちは如何ほどだろう。幼稚園児の頃、お遊戯会で田原坂という…

cerebaka
8か月前
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第二章 第七節 ”初めて”の日

 第三回ジャパンフットボールリーグ。通称JFL。Jリーグに昇格するために避けては通れない…

cerebaka
8か月前
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第六節 へその緒

 愛する我がクラブ、セレッソ大阪にとって大事な ― 最初で最後の一年であってほしいと切に…

cerebaka
8か月前
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第五節 神戸、泣いてどうなるのか

 ”思い出したくない記憶”というものが、ひとつやふたつは誰にだってある。受験に失敗したこ…

cerebaka
8か月前
4

第四節 狼

 どんな世界にも名もなき歌ってものが少なからずある。  満員のスタジアムで歌声になること…

cerebaka
9か月前
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第三節 誇り

 新しいサッカークラブの名称がセレッソ大阪に決まった。セレッソとはスペイン語で桜を意味す…

cerebaka
9か月前
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第二節 ファーストシュート

 オリジナル一〇。Jリーグ発足時に名を連ねたクラブはそれだけでレジェンドとしての風格が漂っている。先行者優位とはよく言ったものだ。  だけど名門ヤンマーディーゼルサッカー部にはその差を埋めることのできるポテンシャルがあるとぼくは思っている ― 我ながら安易で安直な考えだけど。  オリジナル一〇の一員が大阪には存在している、なんてものは関係ない。大阪市民のためのプロサッカークラブという響きは、ぼくのような大阪市の民草にとって心を躍らすワードだった。住み慣れたオラが街からJリーグ

第一章 第一節 新聞記事

 朝の目覚めはだいたいこうだ。  時計を見ると六時三〇分。起床時間が昨日と変わらないこと…

cerebaka
9か月前
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プロローグ 長居にて

 天地がひっくり返ったとしてもこれだけは言える。  サッカーは九〇分プラスアディショナル…

cerebaka
9か月前
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すべてのセレッソ大阪サポーターに捧ぐ。そして、

「大阪の街の誇り、みんなの人気者!」  ぼくの愛するJリーグクラブと、ともに過ごした三〇…

cerebaka
9か月前
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