[徒然]ヒゲ脱毛に行ってみた結果・・・?
世界で一番に嫌いなものは虫だ。そして二番目が夏。
そんで三番目が「髭剃り」だ。
本当に髭剃りとは破滅的にストレスが溜まる。
というのも僕の肌は薄くて弱い。たぶん半紙くらいしかないんだと思う。だからすぐに剃刀負けをして、肌が傷つく。口の周りが傷つく。
おいおい、イケメンが台無しじゃねぇか。なんて思う。嘘ですごめんなさい。(土下座)
だから「髭剃り」は世界で嫌いなものランキング第三位である。
でも、その「第三位」を永久に抹消できるとしたら?
髭剃りをしなくてもいい朝が来るとしたら?
そんなの天国じゃないか。小鳥だって晴れやかに囀る。そしてきっと僕のストレスは大幅に削減され、仕事の効率は上がり、気分も上がり、自身もつき、それによって女子にモテる。モテる。そしてウハウハだ。嘘ですごめんなさい。(土下座本日2回目)
てなことで、やってきました。ゴリラクリニック〜。
大学生になってからコツコツと貯めてきた貯金を一括でクレカ決済。なんだか緊張するよね。でもいいんだ。僕は髭をぶちのめすためにバイトをしてきたと言っても過言ではない。それくらい髭を呪っている。呪いすぎて、俺の髭は特急呪物かもしれない。
緊張しながら僕は渋谷のゴリラクリニックに行った。医療脱毛だから医療機関なのだが、クリニック内はブラックを基調としたデザインで、おしゃれな院内だった。
そしてスタッフの女性陣がみんな可愛い。え、可愛い。まって。可愛い。この人も可愛い。あの人も可愛い。ゴリラクリニックなのに、ゴリラみたいな人は一人もおらず、むしろ鼻の下を伸ばした間抜けな僕がいちばんゴリラっぽかった(ふぁ?)
きっとみんなが聞きたいのはそんなことじゃないだろう。
実際どうだったのか。ってことだよな。順を追って説明しよう。
まず、カウンセリングをする。お肌の調子、日焼けしていないかどうか、疾患を持っていないかなど、医療機関としてしっかりやってくれる。知識のない僕の質問攻めにも優しく対応してくれた。とても信頼できる。
ちなみに僕はそんなに髭が濃い方ではない。むしろ薄い。だが確実にそこに存在している。僕の髭とはそういうものなんだ。
だから、必要な箇所だけにレーザーを当てます、ということになった。髭が薄いところに当てちゃうと、増毛硬毛化現象というのが起きちゃうらしい。
そしてついに施術が始まった。
僕は綺麗なお姉さんに、番号札を呼ばれ、ついていった。ワクワクとドキドキ、真夏の大冒険である。
長い通路を進み、小さな部屋に案内された。
そこにはイカついガスボンベやら、お医者さんにあるようなベッドやらがあった。
「なんか、初めてだから緊張しちゃいます」と僕は呟いた。
僕は緊張しちゃうと「緊張しちゃう」と言っちゃう奴だ。そんな僕をみて、お姉さんは笑った。
「ふふっ、大丈夫ですよ笑、ほら、ハンガーにコートをかけてください」
お姉さんが笑った。素敵な笑顔だった。それだけで、僕はゴリラクリニックに来た甲斐があった。そう思う。
どんなにレーザーが破滅的に痛くても、お姉さんの笑顔が見れてよかった。そう思って死のう。そう思って、レーザーに焼かれて灰となろう。
事前の調べで、永久脱毛がとても痛いということは知っていた。たとえ笑気ガス麻酔を使ったとしても、結構痛いらしいとのことだった。
かかってこいや。痛み。俺はな、飴を喉に詰まらせるという恐怖を二度も体験している男だぞ。どんとこい。
そんなことを考えているうちに、すでに準備は整っていた。
「はい、じゃあ始めますよ〜」
えっ?えっ?もう? ちょ、まっ、心の準備g・・・
バチバチバチバチ!!!
(えっ?ぃぃ痛い痛い痛い…!!)
これは想像以上に痛かった。鼻下が特に痛かった。火で炙った針を、高速で肌にプチプチされているような感触。正直、かなり痛かった。
「患者様、痛みは大丈夫ですか?」と綺麗なお姉さんが尋ねる。
僕は咄嗟に、
「はい。問題ありません。どんどんやっちゃってください(イケメン風)」
「は〜い、分かりました。」
あ・・・強がった・・・
「あ、ちょ、まっ、、、ぎぃや〜〜〜〜〜〜〜」
とまあこんな感じで、男は強がってしまうものなんですよね。本当、男って愚かなものですね。
帰宅後、肌の痛みもなく、赤みもほとんどなく、肌トラブルも今のところなく、とてもいいクリニックでした。これから通います。
皆さんも検討されている方は、ご自分でいろいろと調べて行かれることをお勧めします。
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