節約になる日常アイテム、節約にならなかったアイテム

こんにちは。今回は、節約に役立つ日常アイテムを紹介します。日常生活で使うアイテムは、使う頻度が高いので、利便性が求められますが、少しでも節約できれば、大きな金額になってきます。たまにしか使わないアイテムよりも、毎日のように使うアイテムを安く利用できるようになれば、家計の負担を減らすことができるはずです。
なるべく多くの人に当てはまるようなアイテムを厳選しましたので、参考にしてみてください。

日々の支出を減らす最強アイテム9選

日常の支出を減らすアイテムを9個、厳選しました。

お気に入りの食器類

1つ目のアイテムは、お気に入りの食器類です。自炊は、最も一般的な節約の1つですが、そのためには食器類が必須です。お気に入りの食器や、使いやすい食器があると自炊が楽しくなりますし、料理の幅が広がります。
もちろん、食器だけでなく、調理器具も同様です。外食を減らしたいと考えている人は、食器や調理器具を揃えるところから始めてみるといいでしょう。個人的にお気に入りなのは、マグカップです。好きなマグカップでコーヒーを飲みたいので、カフェに行く回数が減り、自宅でコーヒーを淹れるようになりました。
このように、好きな食器があると使いたくなるので、必然的に、外食の頻度が減っていくと思います。食器を買うためにおカネがかかってしまいますが、初期投資だと考えて、いくつかの食器を買い揃えてみましょう。

良質な調味料

2つ目のアイテムは、良質な調味料です。醤油や塩などは、どの家庭にもあると思いますが、スパイスやマイナーな調味料を使ってみると、自炊の幅が広がります。特にスパイス系は、カレーを作ったり、肉や魚の味付けにも活躍しますし、組み合わせ次第で味を変えることもできるので、いくつか用意しておくといいでしょう。
また、調味料を自分で作るのもありです。例えば、ドレッシングは買わずに作ることができます。酢と塩と油、あとは醤油や胡椒があれば、数種類のドレッシングが作れますし、細かくアレンジすれば、好みの味に仕上げることができるので、調味料を自分で作ってしまう、という考え方も持っておくと、より節約に繋がっていきます。
さらに、調味料を入れるケースにもこだわってみると、さらに質が良くなります。例えば、ペッパーミルを良い物に変えると、粗挽きから細挽きまで切り替えることができたり、胡椒の香りがしっかり出るようになったりします。ケースは安くても問題ありませんが、揃えると整理しやすいのでおすすめです。

自転車

3つ目のアイテムは、自転車です。車を持たない生活をしている人や、都心部に住んでいる人なら結構持っているかもしれませんが、良い自転車を選ぶを世界が変わります。風や坂道でもスイスイ進めるものもありますし、乗り心地が良ければ、1時間以上乗っても疲れないので、より遠くまで行けるようになります。
移動範囲が広がったり、移動速度が早くなることで、遊びに行ける場所も増えますし、人によっては通勤、通学に使えるようにもなります。使う頻度が高い人ほど、良い自転車を使ったほうが良いですし、徒歩や電車中心で移動するという人も、自転車を持っておくとなにかと便利だと思います。
もし、初期投資と考えて少し高くてもいいのであれば、電動自転車か、シティバイクがおすすめです。これらは疲れにくいので、家の周りに坂道が多い人などは特にこういった良い自転車を使いましょう。少ししか乗らないという人は、ママチャリでも十分ですが、やはり、持ってないよりは1つ持っていたほうがいいと思います。

ウォーターフィルター

4つ目のアイテムは、ウォーターフィルターです。ウォーターフィルターとは、水道水を飲水用にきれいにしてくれるフィルターです。蛇口に備え付けるタイプと、持ち運びができるボトルタイプが一般的です。蛇口備え付けタイプは、1リットルあたりの価格が安いので、とにかく安くしたい人におすすめです。その代わり、持ち運びはできないので、冷蔵庫で冷やしたい場合は、別のポットに移しておく必要がありますし、備え付けていない水道水は使えないので、主にキッチンの蛇口に付けることになります。
ボトルタイプは水道水を入れるだけで、飲料水用にろ過してくれるので、そのまま冷蔵庫に入れることもできますし、食卓に持ち出すこともできます。ただ、ろ過するのにちょっと時間がかかるので、水が足りなくなったら、数分間はろ過するのを待つ必要があります。いろんな蛇口を使いたい人や、ポットを新しく買うのが面倒だという人は、ボトルタイプのほうがおすすめです。
飲料用の水をペットボトルで買っている人もいると思いますが、ウォーターフィルターのほうが安くてエコです。買い替えるタイミングも、蛇口タイプなら3ヶ月に1回程度、ボトルタイプなら1ヶ月に1回程度なので、フィルターを複数購入しておけば、1年くらいは買い足す必要はありません。またペットボトルに比べて、場所も取らないので、節約だけでなく、他の側面から考えても、ウォーターフィルターのほうがおすすめです。

エコバッグ

5つ目のアイテムは、エコバッグです。コンビニやスーパーなどでは、ビニール袋が有料化され、エコバッグを使う人が増えてきました。ビニール袋は自宅のゴミをまとめるのに使うので、エコバッグを使っていても、結局買わないといけないのですが、それでもエコバッグはなにかと便利です。
ビニール袋よりも破れにくいですし、マチが付いているタイプなら、弁当や卵などの箱型の商品を入れやすく、何を買ったかが周りから見えないというメリットがあります。物を買うときだけでなく、ちょっと出かけるときに持っていったり、普段使いのバッグに忍ばせておくことで、荷物が増えたときにも役立ちます。
ビニール袋のようにシャカシャカ音がしないタイプもありますし、かなり小さく畳めるものもあるので、ビニール袋代がかからないだけでなく、持っておくと便利だなと感じます。
私は、ビニール袋が有料化する前から、結構エコバッグを使っていました。周りに知り合いがいる可能性があり、何を買ったか知られたくなかったのと、スーパーから自宅まで徒歩10分くらいあったので、丈夫なものを使いたかったからです。ビニール袋を10分持っていると手が痛くなってしまいますが、素材がしっかりしたエコバッグなら肩にかけられるので、楽に持つことができました。
エコバッグを使うかどうかを考えるときに、どうしても有料のビニール袋よりも得かどうか、だけを考えてしまうのですが、コスパだけでなく、便利さも考えてみることで、生活が便利になって、節約につながることもあります。

スマート家電

6つ目のアイテムは、スマート家電です。ちょっと対象範囲が広いので、例を出すと、スマート照明やスマートプラグなどです。
スマート照明については、電気を消し忘れたときに、外出先からでも消せるので、節電になります。また、時間指定をして、夜は自動的に消すようにしたり、外の明るさに合わせて光量調整をすれば、電気代を節約できます。便利さという点でも、スマホから操作したり、声で操作できるので、わざわざスイッチを押しに行く手間が省けます。
私は、Googleアシスタントを使って、スマート照明を操作しています。リラックスモードというルーティンを設定しているので、夜はリラックスモードにして、部屋を暗めになるように設定しています。このように、シーンに合わせてルーティンを作成できるので、朝起きたときや、日が沈んだ後、寝る前などにルーティンを設定しておくと、その時に合った照明にできます。
スマートプラグは、タコ足配線のような、コンセントやUSBケーブルをさせるプラグのことです。スマートプラグに接続した機器が、どのくらいの電気を使っているかをモニタリングできる物があり、例えば、テレビを接続しておけば、電気代からテレビの見過ぎを判断することができます。もちろんこれも、アプリや声でオンオフができるので、コンセントから直接切断してもいい機器を接続しておいたり、充電器などを差し込んでおけば、無駄遣いを減らすことができます。
スマート家電を挙げればキリがないので、代表的な2つを紹介しましたが、便利なので、こまめにスイッチを切り替えることができて、節電、節約につなげることができます。

フードセーバー

7つ目のアイテムは、フードセーバーです。フードセーバーとは、食材を保存しておく真空パックのことで、新鮮なまま保存するために便利な商品です。今回は、真空パックだけでなく、タッパーや耐熱保存容器なども含めて、フードセーバーと呼ぶことにします。密閉できるものや、レンジ、オーブンで使えるものがあり、買った食材を保存するのに最適な商品です。
例えば、野菜を大量に購入したとします。葉物野菜は潰れてしまいますし、根菜類はゴツゴツしていて、冷蔵庫にうまく収まりきりません。そんなときにフードセーバーを使えば、全て同じサイズで収納できて、密閉力もあるので、新鮮な状態を保つことができます。
食材を買うときは、なるべく大量に買ったほうが安くなりますし、買い物に行く手間も省けるのですが、特に夏場はしっかり保存しないと、腐らせてしまって、かえって損をすることもあります。せっかくお得に買ったのであれば、長持ちさせるための保存容器が必要です。また、冷蔵庫に雑に置いておくと、買ったのを忘れてしまって、何回も同じものを買ってしまうことにも繋がります。
必ずしも真空パックである必要はなく、まずは安いタッパーからでも十分です。同じ種類のものを複数買えば、きれいに積むことができます。玉ねぎやキムチなど、ニオイの強い食材はタッパーだけだと冷蔵庫が臭くなってしまうこともあるので、密閉力のある容器がおすすめです。

リユーザブルコーヒーカップ(タンブラー)

8つ目のアイテムは、リユーザブルコーヒーカップです。何回でも使えるコーヒーカップということで、タンブラーや水筒のことです。例えば、スタバでは、タンブラーにコーヒーを入れてもらうことができて、保温性の高い自前のタンブラーであれば、持ち運びに便利ですし、エコにもなります。
普段から、コーヒーやお茶などをタンブラーで持ち歩くようにすると、大容量を保温することができるので、美味しい状態のまま1日を過ごせます。これが、ペットボトルを買ってしまうと節約になりませんから、外出時のタンブラーは絶対にあったほうがいいと思います。
夏場であれば、タンブラーに氷を入れておけば、冷たい飲料を持ち歩くことができます。ペットボトルだと冷やすのにも限界があって、すぐにぬるくなってしまいます。
もし、自宅で作る飲み物よりも、買うほうが美味しいと思う場合は、事前に買ってきてから、家で詰め替えるのがおすすめです。それでは節約にならないどころか、手間がかかるだけじゃないかと思うかもしれませんが、大容量パックを買えば安く抑えられますし、やはり保温性のあるタンブラーに移し替えたほうが、美味しい状態を保つことができます。
1つデメリットを挙げるとすれば、洗うのが面倒という点です。買うときに、なるべく洗いやすくて、パーツが少ないものを選ぶようにしましょう。

自家製野菜栽培セット

9つ目のアイテムは、自家製野菜栽培セットです。自宅でミントやバジルなどを栽培することで、虫よけになりますし、育ったら食べることもできます。育てる手間も楽しいという人には、特に向いているアイテムです。
枯らさずに育て続ければ、種を使って、再度栽培することができるので、節約にもなりますし、なにより植物が自宅にあると、精神的にもリラックス効果があるようです。毎日育てる手間や、アブラムシ対策は必要ですが、夏場の虫除けとして栽培してみてはどうでしょうか。

おすすめしない節約アイテム

ここまで、9つの節約アイテムを紹介してきました。どれも私自身が使ってみて、便利になったり、節約になったと感じたアイテムばかりです。
一方で、勝手失敗したな、買うほどのものでは無かったなと思ったアイテムもあったので、いくつか紹介します。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

ステンレス製コーヒーフィルター

1つ目のおすすめしないアイテムは、ステンレス製コーヒーフィルターです。紙フィルターは使い捨てですが、ステンレス製は、洗えば何回でも使えるエコなコーヒーフィルターです。一見節約アイテムとして便利そうに感じますが、やっぱり紙フィルターのほうがしっかり抽出できます。また、コーヒーの粉を洗うと、毎回排水溝のスキマに粉が入って、掃除が大変です。それなら、紙フィルターで、粉を紙ごとまとめて捨ててしまったほうが楽だなと感じました。
紙フィルターは、安いのであれば、100円で100枚くらい入っているものもあるので、気になるコストではないと判断しました。ステンレス製コーヒーフィルターは、3000円以上するので、紙フィルターより節約になるには、程遠いなというのもあります。
洗うのが手間ではない人や、節約よりもエコを優先する人、コーヒーを入れる頻度が多くて、紙フィルターの消費が激しい人にはおすすめできるかもしれませんが、個人的には、要らないかなと思うアイテムでした。

炭酸水メーカー

2つ目のおすすめしないアイテムは、炭酸水メーカーです。水と専用のボトルを使って炭酸水を作ることができるので、炭酸水を飲む人にとっては、お得に感じるかもしれませんが、ペットボトルのまとめ買いと比べると、そんなに変わりません。さらに、炭酸水メーカーは結構大きいですから、キッチンに置き場にも困りますし、定期的に掃除しないといけなかったりして、これならペットボトルを買えばいいやと思ってしまいました。
買ってよかったアイテムにあるタンブラーも、ペットボトル削減のために便利なアイテムなわけですが、こちらはそんなに大きくなく、普通のコップとしても使えますし、洗う手間もそんなにかからないからおすすめしました。
炭酸水メーカーは、コスパを求める人ではなく、フレーバーを使って味を変えたい人や、炭酸の度合いを調整したい人におすすめのアイテムです。節約という観点だと、あまりおすすめできません。

水節約シャワーヘッド

2つ目のおすすめしないアイテムは、水節約シャワーヘッドです。節約アイテムとして結構人気のあるアイテムですし、私も使ったことがありますが、あまりおすすめできません。シャワーの水圧には、使いやすさがあるわけで、水圧を制限してしまうと満足にシャワーを浴びれなくなってしまいました。
水を節約したい人は、シャワーの水圧を弱めに調整すれば良く、強くできなくしてしまう必要性はないと感じました。節約アイテムには、便利で節約もできるものと、便利さを制限して節約するものがあります。便利さを制限してまで節約しなくてもいいかなと思います。

安価な靴

3つ目のおすすめしないアイテムは、安価な靴です。ちょっと出かける用にと安い靴を買ったことがありますが、これは失敗でした。足元が安定していないとすぐに疲れてしまいますし、運転しづらいとか、歩きにくいとか、安くて良いポイントはありません。
靴は重ねて置くことができず、下も汚れるので、置き場所に困るアイテムの1つです。なるべく買う靴は厳選して、良い物だけを選ぶようにしたほうが、節約に繋がっていきます。
ちょっと外出する用に靴を買う場合でも、それなりにしっかりしたものにして、お出かけ用と併用できるものを買ってしまうなど、用途を細かくわけずに使い分けするのがおすすめです。

業務用の商品

4つ目のおすすめしないアイテムは、業務用の商品です。業務用なので、安くて大量に入っているのが特徴ですが、安いからといって買うと、後で後悔することがあります。特に食材系は、保存できないものを買ってしまうと、ほとんどが腐ってしまい、捨ててしまうことにもなります。
絶対に使い切れる量だけを買うようにして、なるべく賞味期限の長い商品を買うように心がけるといいでしょう。

まとめ

今回は、節約になる日常アイテムを紹介しました。どれもアイテムなので、最初は費用がかかります。ですが、それで便利になりますし、長期的に見ると節約もできるようになるので、おすすめさせていただきました。
また、節約アイテムは何でも導入すればいいというわけではなく、中には不便なものもあることを紹介しました。
おカネを使って節約をするわけですから、アイテム選びは慎重に吟味していただければと思います。

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