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最後の狩場がオタクしか残ってなかったんじゃないかと思う件💒

ツッコミどころしかないZWEIの広告

「婚活始めたら僕に彼女ができちゃった」
「婚活でできるのが彼女じゃマズいっしょ・・・」

そう突っ込みたくなるこの手の広告なのですが、以前はオーネットがオタクをターゲットにした広告を出していたかと思いきや、今度はZWEIが出してきたわけです。
で、最近はオーネットの広告を見なくなったんですが、あれは果たして男性会員が集まったのかなと云うのは疑問視しているところです。

あくまで婚活というのは彼女(彼氏)を作る場では無くて、伴侶を作る場なのですが、とりわけ結婚相談所は本気度が高い人が登録するところです。
だから「婚活でできるのが彼女じゃマズいっしょ」って話なんですが、一体なぜ結婚相談所がオタクをターゲットにしだしたのかというのを考えてしまいます。
まぁ個人的な主観で見ると、やっぱり結婚相談所の最後の狩場(カモ)がオタクしか残ってなかったんじゃないかなと勘繰ってしまうわけですね。


💰男性登録者が集まらないと金にならない

さて、結婚相談所と言うのはどんな収益モデルで経営しているのでしょう。
強いて言えば結婚相談所は男性登録者から入会金や月謝を多く取るようになっています。
女性からも入会金や月謝を取るサービスも当然ありますが、女性は年齢帯が上がるほど料金が高くなると、そんな感じになってきます。

現実問題として、男女の収入差というのもありますし、男女で料金を変えるのも致し方ない部分があります。
で、改めて男性はどんな男性が登録するのかと言えば。入会金10万円、月謝1~2万円を払える本気度が高い人が登録するわけです。
だから「婚活でできるのが彼女じゃマズいっしょ」って話ですが(3回目)男性登録者が集まらないとビジネスにならないと、そういうモデルになっているんですね。
そのせいか、やはり広告も男性向けを多く見るように見受けられます。

💒ビジネスとしてはお先が暗い…

ところで婚活というのもは女性と男性にはそれぞれ大きな壁が1つずつあります。
まず女性は年齢の壁、そして男性は収入の壁です。
サービスにもよるでしょうが、女性は年齢に上限があり、男性は収入に下限があるという、そう言うところもあるようです。

で、男性の収入の下限が問題になるのですが、この下限がだいたい400万から。この400の壁を突破できる人がどれだけいるかって言う話になるんですよね。

婚活ビジネスを考える上で大事なポイントが男性の年収の「中央値」になります。
年収が正規分布のように綺麗な凸型を描くなら平均値=中央値なので平均値を見れば良いのですが、残念ながらそういう分布にはなっていません。
人数は平均値<中央値となっており、最も層が厚いのは中央値にいる人間の数なわけです。

現実問題として、昨今は所得格差が再拡大していますし、少子高齢化の加速もあって、何となくビジネスとしての先が暗い気がするんですよね。

ところで「婚活始めたら彼女ができた」の広告にはもう一つツッコミたいところがありまして、ZWEIの入会金は105000円、月謝14000円で男女の違いはないようです。
つまりZWEIに登録できる女性は高確率で収入は平均より高いことが考えられ、冒頭のイラストのような恰好で歩くような女性は殆どいないと思われます・・・。

一応全国に9万人くらい登録者はいるらしいのですが、女性でも入会金が10万円取られるということは若年層は少なく、30代以上の平均年収を上回る女性が多いと想定しております。
よって本気度の高い、しかも身なりがしっかりした女性が多いだろうと考えられるため、まぁ広告のような「女の子」はまずいないと思います。

昔のITカンファレンスで聞いた話ですが、婚活サービスは本気度によって3タイプのサービスがあるんですよ。

1つが街コン。
2つ目がお見合いパーティー。
そして最後が結婚相談所です。

なので冒頭のイラストのような人は街コンにいるような人で、結婚相談所に現れるような人では無いと思いますね。知らんけど。

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