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鱈と鮪のブレンドハンバーグ🍳

ウチの近所のスーパー、挽き肉の値段がなかなか下がらないんですよねぇ。挽き肉の値段が下がらない割に魚の値段は下がりやすく、中でも鯖はいつものように値下げされているという・・・ね?
で、この間は塩鱈が安くなり、100グラム単価が128円からの30%引きになりました。牛豚ひき肉を買うより安いので、今回は鱈と鮪の血合いでハンバーグを作ろうと試みたわけです。

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🥚卵は基本的に無くて良い

さて、今回の魚ハンバーグの材料ですが、基本的に肉ハンバーグで使われる卵は不要かなと判断しました。これは魚は水分の含有量が多いからです。迂闊に卵を入れてしまうと、卵によって緩緩の肉になってしまい、ハンバーグの形を作ることができません。よって卵は捏ねる段階では使わないことにしました。

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で、材料は鮪の血合いを1に対し、鱈の身を2ぐらいにしておきます。
途中、シュードテラノーバが出てきます。挽き肉を作っている最中にも1匹お亡くなりになってしまい、もう1匹は皮と身の間にいました。さすが東京都のデータでも5匹の鱈から82匹ものアニサキスが検出されただけはあります。

きっと加工業者さんでもアニサキスはアニサキスライトである程度除去できたと思うのですが、シュードテラノーバはアニサキスライトに反応しませんので、ここまで除去するのは無理ですね。鱈は生食で食べてはいけません。
で、改めて使ってみた材料ですが、鮪の血合い、鱈を挽き肉にしたものに加え、森永の固形甘酒を使用しています。森永における現行の商品では粉末状のタイプがありますので、敢えて甘酒を使う場合、粉末のものをご使用ください。ぶっちゃけ今回の固形甘酒は過去、保登心愛のクリアファイルをゲットするためだけに買ったものの消化戦なので(加熱してるから本人は無事ですが真似しないことを推奨)。

🍳塩鱈はハンバーグでも意外といける

通常のお肉のハンバーグにおいても、欧米では卵は使わないそうです。代わりに使われるのは塩。ところが塩鱈は最初から塩が振ってあるので、これ以上塩を振る必要は無いわけです。まぁ甘酒にしても固形甘酒がちょいとお湯使わんと溶けなかったので、少し緩緩になってしまうんですけどね。だから粉末状がオススメなんですけども・・・。
で、パン粉が無いんで小麦粉で水分を微調整しながら焼くわけです。

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あずき色の挽き肉になりましたが、真っ黒のダークマターに比べればなんと見れるハンバーグになったことでしょう。
とりあえず一回ひっくり返すことに成功できれば、あとは安心して焼いて食べられます。

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そのお味の程ですが、鮪:鮫の1:1ハンバーグに比べ、劇的に美味いハンバーグです。素人の僕が作ってもソレなりに美味いと思えたので、この記事を読んでる皆さんにもきっとできます。アニサキスやシュードテラノーバに打ち勝つ心の強ささえあれば!
鮪の血合い挽き肉は鉄の味になってしまうのですが、鱈の柔らかい食感が見事に鮪の血合いの鉄感を中和してくれるのですよ。純粋に魚だけで作ってもここまで美味くできるものかと、意外な発見があったりします。
鮪の血合いだけでなく、鱈も身体にはとても良い魚です。共にミネラルは豊富ですし、美容にも良いと言われています。高蛋白・低脂肪の鱈と鉄分豊富な鮪の血合い。美味くブレンドして挽き肉にすれば、ハンバーグにして美味しい食べ物です。皆さんの家庭でも是非🎣
てか盛り付け・・・(;_\)

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