日常会話で使えるガンダムの知識 その1 「シャア専用ザク」
家の近所にあるインドカレー店。
とてもおいしくボリュームも満点で、しかもランチタイム時はどこにも書いていないのに1回だけカレーがおかわりできる素晴らしいお店なのだ。
カレーはもちろんだが、ナンがものすごくうまい。ホントに。焼き立てアツアツ、もっちもちのデカいナンが食べられるのだ。
ただ、私はもう結構なおっさん。すんごくうまいので、カレーもおかわりしてしまうのだが、晩ごはんが食べられなくなるくらいおなかいっぱいに…
なので、私の妻は毎回「ナン小さめでお願いします」と店主にお願いしているのだ。
店主は「小さめですね」と、承知はしてくれるものの、出てきたものは毎回「本当にこれが小さめなのか」と思うほどのデカさ。それが店主の優しさなのか、それとも本当は聞き入れてくれていないのか、いまだに謎は残っている。
さて、この日もセットを食べ、「もうおなかいっぱいなのでカレーのおかわりはするまい」と思っていたのだが、店主が「カレー、お入れしましょうか?」と魅惑の提案をしてくるので、かなり悩んだ末に「…じゃあ、最初の半分くらいだけ」とお願いした…が、想像通り、出てきたのは最初と同じくらいの量のカレーだったのだ。
私「…これ、どう見ても最初くらいの量やんな」
妻「そうやね。私も『ナン小さめ』コールをするけど、ホンマに小さめにしてくれてるのかもわからんし…」
私「…思ったんやけど、これって『シャア専用ザク』の考え方と一緒じゃない?」
妻「え? どういうこと??」
シャア専用ザク
私「なので、思うんやけど、このお店の『小さめのナン』って『シャア専用ザク』の考えの真逆なんじゃない?」
妻「…と、言いますと?」
私「つまり、このお店の『普通のナン』は量産型ザクなのよ。で、『その中でもできの悪いちょっとだけ小さいナン』が『小さめのナン』なんじゃない?」
妻「な、なるほど…って、それやったらほぼほぼ普通サイズのナンやん!!」
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