お金って、「払わせていただく」ものなんじゃないかな。
欲しいとおもっていたものが安く手に入ったり、同じ機能でも安いものを見つけたときは、だれでも(もちろんわたしも)「得した!」とおもうものなのだとおもう。
だれだってできるだけ安く手に入れたいし、少しでも払った分より多くの益を得たい。つまりは「損をしたくない」という気持ちがそこにあるのだとおもう。
しかし、きちんとした金額を払わせていただくことというのは、実はだれよりも自分にとって、払った以上に得るものがおおきいものなのではないかな。
お金を払うという行為は、それ自体が自分のステージを上げる効果があるのではないかとおもう。
そしてそれは、おおげさかもしれないけれど、自分の人生にどれだけちゃんと向き合おうとしているか、という覚悟のようなものをしめす行為なのではないかとおもっている。
もちろん何でも払えばそれでいいというものでは全くなく、自分が何に価値を置いているのかが明確であることが大切なのだとおもうし、払わせていただくことで、それが何なのかが見えてくるものなのだともおもう。
大切なのは、払うことそのものよりも、それによって得られる恩恵や豊かさのほうに心を向けること。
そうすることできっと、あたたかな循環が生まれるのだとおもう。
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