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CalArtsの音楽理論のコース” Approaching Music Theory: Melodic Forms and Simple Harmony”の受講修了! 

1年半くらい前からCourseraにある音楽関係のコースの受講を続けている。
今回受講が終わったのは,CalArts (カリフォルニア芸術大学)が開講している”Approaching Music Theory: Melodic Forms and Simple Harmony”
和訳すると「音楽理論への誘い: メロディーの形式と基本的なハーモニー」といったところか。

内容はというと,

  • 「そもそもメロディーってどんなのがあるんだろうね」

  • 「そもそも協和音って何だろうね」

  • 「和声理論とかの勉強も役立つけど,和声とリズムとメロディーって渾然一体となっているから,切り離しちゃぁ本当はいけなんだ。そもそも,どんな理論を引っ張り出しても音楽の全ては理解できないんだよ 。このことをよくわかっててね。」

といった具合で,本当に素晴らしい内容だった。もう少し詳しく内容を書くとこんな感じ。

メロディーについての講義では,グレゴリア聖歌,モーツァルト,ショパン,ブラームス,ジャズ,20世紀初頭の12音技法,さらに新しいスタイルの20世紀後期の楽曲の例を挙げていき,メロディーの作り方の変遷とともに,メロディーの分析の仕方を解説。

和声については,グレゴリオ聖歌の時代の2声の対位法や,それを破壊する形式についてストラヴィンスキーなどを取り上げて解説。

カデンツの種類についての説明と,,グレゴリア聖歌,モーツァルト,ベートーヴェン,プッチーニなどでのカデンツの使用例の解説もあった。

作曲の勉強になるだけでなく,音楽史の勉強にもなるし,素敵な曲をたくさん知ることもできる実に素晴らしいコースだ。

惜しむらくは,僕の英語力では時々理解が難しい表現があったことかな。
そういうところでは,DeepLも役に立たないんだよね。特に,冗談を言って笑っているところが理解できないと,とても悔しい。
(経験上,アメリカンジョークは理解に苦しむことが多いのだけどね)

ふふふ,これが修了証だ。Courseraから貰った修了証は(多分)これで14個目だ。いいだろう。ぇ? いい曲は作れるようになったのかって? えーと,作れないから受講してるんだよぉ。。。

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