【Vaslav Nijinsky, 1890-1950🇺🇦ウクライナの芸術家シリーズ6】
バレエ界の神話的存在のニジンスキー(1890-1950)はロシア帝国キーフ(現ウクライナ)生まれ。両親はポーランド人の旅回りのダンサーで,姉も妹もバレエダンサーになっている。中性的な身のこなし,飛んだまま降りてこないとまで言われた跳躍,抜群の表現力で見る人々を魅了した。
ニジンスキーは1909年に,後に恋仲となったディアギレフが組織したバレエ・リュスに加わって「シェヘラザード」,「火の鳥」,「ペトルーシュカ」等の初演に出演したほか,「牧神の午後」,「春の祭典」などの振り付け