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窓辺で見る季節の風景

窓の外に広がる風景は、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。日々の忙しさの中でも、ふと窓辺に立ち止まり、季節の移ろいを感じる時間は心を豊かにしてくれます。皆さんの家庭でも、窓の外を眺める時間をどのように楽しんでいますか?

我が家では、子どもたちが5歳と3歳なので、季節の風景を窓から眺めることがよくあります。特に朝や夕方の時間帯に、子どもたちと一緒に窓辺に立ち、外の景色を楽しむのが日課となっています。

初夏の朝、窓を開けると爽やかな風が部屋に吹き込み、緑が一段と鮮やかに見えます。「かーたん、あの木!葉っぱいっぱーい!」と息子が嬉しそうに指差し、娘も「おはな!さいてるぅーー!」と興奮気味に声を上げます。庭の芝生は、太陽の光を浴びてキラキラと輝いています。

季節ごとの変化を感じる瞬間は、子どもたちの興味や好奇心を引き出す絶好の機会です。春には、桜の花びらが風に舞う様子を見て、「たくさんピンクのお花飛んでる!!」と驚きの声を上げたり、秋には、紅葉した木々を見て「葉っぱがきいろ!僕きいろ好き!」と感動したりします。

時には、「あの雲、動いてるよ!」と息子が空を見上げ、娘も「月あったよー!届かないー!」なんて言います。そんな会話を交わしながら、季節の風景を楽しむ時間は、家族にとってかけがえのないひとときです。

窓辺で過ごす時間は、ただ景色を眺めるだけでなく、子どもたちの想像力を育む大切な時間でもあります。いろいろとお話ししながら、自然への興味が広がるのを感じます。

夕方には、空がオレンジやピンクに染まる美しい夕焼けを一緒に見ます。「今日はむらさき!」などといいつつ、窓辺で見る季節の風景は、日常の中で自然と触れ合う貴重な時間です。

これからも、窓辺で季節の風景を楽しむ時間を大切にし、子どもたちと一緒に四季折々の美しさを感じながら過ごしていきたいと思います。

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