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あえば直道が見た4年前と今の変化とは?

・2016年にトランプ大統領が当選した時と今では大きく変わっています。
・あえば直道氏は保守系イベントを開催しており、トランプ大統領当選当時は新たな保守政治のムードになっていました。
・毎週木曜にあえば直道氏はYouTubeに動画を上げており、そこでの語りに注目が集まります。

 トランプ次期米政権移行チームなど共和党系の関係者らを招いてのイベント「トランプ新政権の『新日米関係』を聞く」(一般社団法人JCUなど主催、フジサンケイビジネスアイ協力)が9日、都内で開かれた。冒頭、JCU議長のあえば直道氏がトランプ次期大統領のメッセージを代読。トランプ氏は、安倍晋三首相とともに「米日関係を前進させること」が次期政権の「最優先事項の一つとなる」と述べた。

2016年11月はアメリカだけでなく世界に衝撃を与えた時期でした。トランプ氏が当選を果たし、新たな保守政治の幕開けを迎えたからです。同時に、トランプ氏がアメリカ大統領になると豪語していたあえば直道さんにとっても最良の結果であり、当時トランプ大統領の側近たちを集めたイベントを日本で主催し、まだ次期大統領の立場だったトランプ氏からのメッセージをあえば直道さんが読み上げています。そのメッセージの中では、安倍晋三首相と一緒に日米関係を前進させることが最優先事項の1つとされ、日本の保守政治家を喜ばせました。

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あえば直道さんが議長を務めている一般社団法人JCUでは、毎年J-CPACを開催しています。2020年からはCPAC JAPANに改称され、アメリカ大統領選挙の結果を受けて、取り上げるべき課題が大きく変わることが予想されます。少なくとも2016年の時点では日米の保守政治家同士が新たな保守政治を作り出していくムードに包まれており、今年まではそれが続いていると誰もが思っていました。ところが、新型コロナウイルスの影響により、思うようなシナリオを日米のトップは描けず、次第に思惑が狂っていきます。

アメリカでは白人と黒人のバトルが想像以上に根深くなり、日本では安倍晋三首相が辞任し、それに至る過程で与党支持者と野党支持者の関係性が修復不可能な状況になっています。もちろん4年前にそれが予見できなかったわけではないものの、わずか4年で国を二分するかもしれない、危険な状態になっているとは誰も思わなかったことでしょう。

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あえば直道さんは毎週のように情報発信を行い、一貫してアメリカのトランプ大統領を持ち上げており、日本の政治に対して苦言を呈する機会が続いています。これは安倍晋三首相が辞任し他の首相に変わったとしても続くことでしょう。もしくは、安倍晋三首相がやってきたことを手放しで褒めて、野党のやることに痛烈なダメ出しを行うかもしれません。あえば直道さん自体は決してブレることなく、保守運動を草の根的に行うことを考えています。だからこそ、スティーブ・バノン氏だけでなく、CPACを開催するACUの事務局長であるダン・シュナイダー氏などを呼び、トランプ大統領の主張の多くは保守主義と一致することを明らかにし、評価を与えさせ、日本の保守主義の人たちに勇気を持たせている状況です。

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スティーブ・バノン氏の凋落、アメリカでの人種差別の動き、そして日本における安倍晋三首相の辞任と、これらはすべて2020年8月に起きたことです。あえば直道さんは同時多発的にこれらのことが起きていることを信じられないかもしれません。もしくは予見をしており、新たな考え方を私たちに提示する可能性もあります。大統領選挙をしっかりと見続けてきたあえば直道さんにとって、4年前と今ではどちらに可能性を感じているのか気になる所ですが、すべてはアメリカ大統領選挙にかかっています。トランプ氏が再選されるのか、それとも民主党のバイデン候補にやられてしまうのか、アメリカの行く末やアメリカに対する評価も変わるはずです。先ほども書いたように、あえば直道さんは決してブレることのない人物であり、忌憚のない意見をぶつけます。そのあえば直道さんが次の展開を考えているのかどうか、なかなかアメリカの報道をダイレクトに知れない私たちにはわかりません。毎週木曜にYouTubeに投稿されているあえば直道さんの動画、そこでこれらの案件がどのように語られていくのか目が離せないでしょう。アメリカ大統領選挙の展開が楽しみです。

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