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麻婆豆腐と大東洋

先週の記憶。

あっという間すぎてタイトル通り。
ほぼこれだけ。

基本的にここのBLOGでは来店を促す内容になるようにしてるのですが。

というか、洋服屋のBLOG自体それが世間でも当たり前なのですが。

今シーズンのテーマをデザイナーさんから聞いたときから
イベントが終わってからこのBLOGを書くことに決めていました。

Fujimotoはブランドがはじまってまだ2シーズン目。
次で3シーズン目。

Fujimoto 23-24AW “Flowers and you” LOOK

藤本さんはいつも僕に嬉しそうに自分の好きな人やモノの話しをします。
麻婆豆腐,銭湯,envy,イアンマッケイ,Fujimotoに関わるすべての人たちのこと。
麻婆豆腐はスパイスから作るし、アメリカのパンクスやハードコアを熱弁する。
4日で5回銭湯にいくし、展示会では好きなアーティストの新譜をかけてたり、
LOOKのフォトグラファーさんや生産管理の友人を展示会で紹介してくれる。
好きな詩人について語り最後は決まって大丈夫?誰が興味あるんだろうね、なんて。僕にうそぶく。

あと10年ブランド出来るとしたらあと20回しかコレクション発表できないんだよ。

今回の大阪では連日、連夜しきりに話していたのが印象的でした。

今後の話をする時。人は2種類に分かれると思っていて
これからをどう過ごすか話すタイプの人
終わりから話すタイプの人
藤本さんはどちらかというと後者のような気がします。

一見同じことを別の言い回しにしているように思えるかもしれませんが
実はここには大きな差があります。

終わりから話すタイプの人は
はじまりとは終わりに向かっている道のりの最初の一歩であるという死生観。

今日明日を夢見るか。明日の死と今日対峙するか。

美しく終わること。
終わりを迎えることを受け入れていること。

今シーズンのテーマも

これは祈り。
この祈りが高く炎のように燃え上がり、天に届くように。
届く先に届けたい人がいるかわかりませんが。

今日を生きる人ができることの全て。

改めてFujimoto 23-24AW “Flowers and you” Preorder
お越し頂きありがとうございました。

デリバリーをお楽しみに。


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