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4月27日蠍座満月。湧き上がる感情や情念は、ポイっと手放して前に進もう♡

2021年4月27日(火)12時32分頃、蠍座で満月を迎えます。

満月が起こる蠍座は、深い洞察力、心の奥深くにある感情、秘めたエネルギー、いざという時の破壊力。こうしたものを彷彿とさせます。そこに、ひらめきと革新の星・天王星も絡んでくる今回の満月は、心の中に葛藤や情念、見ないように蓋をしている悲しみや怒りの感情がある人は、それらが湧き上がってくるかもしれません。

悲しみや怒り、恐怖、不安といった感情は、「感じていないふり」をすることもできますが、そうすると何かの拍子に再び…いや、何度でも現れるものです。もしも、そうした感情に心が支配されそうになって辛いと感じた時、「ちゃんと感じてみる」のも一つの手だと思います。

例えば、ノートにその感情を書き出してみる。何が悲しいのか、何にどうして怒りを感じているのか、何が怖いのか、不安の元になっているものは何か。そんなことをひたすら、思いつくままに書き出して、心にしまい込んでいるものを吐き出す作業は、その辛さに向き合うということ。最初はとても辛いかもしれないけれど、書き出しているうちに、悲しみが癒されたり、怒りが収まったり、恐怖や不安の原因への対処方法を見つけられたり、意外と「これ現実に起こる?」ということが不安の種だったり、段々と気持ちがすっきりと晴れていくのを感じてくると思います。

その湧き上がってきた感情や情念を、心の奥底に大事にしまっておくのも、思い切って手放すのも自分次第。満月は手放しにもよいタイミングです。いつまでも握りしめていても、自分のためにならないものは、潔くポイと、捨ててしまいましょう。

さて、月が位置するのは、学びや知性、コミュニケーションを表す3ハウス。満月なので、太陽(牡牛座)は対岸の9ハウスにいます。ここには、愛と美の星・金星、知性とコミュニケーションの星・水星、天王星もいて、にぎやかにマジョリティを組んでいます。9ハウスが表すものは、専門的な学びや哲学、精神性、海外などで、3ハウスの学びよりも、もう少し遠いところ、高度なもの。専門的な意味合いを含んできます。そして、そこにさらに、希望や夢、グループなどを表す11ハウスには火星がいて、これら3つのハウスにいる惑星たちで、三角形を形成しています。

これまで学んできた知識、育んできたコミュニケーションが一つの到達点に達し、それらをさらに深めていけるタイミングなのではないでしょうか。「この先」につながるような、何らかの重要なメッセージを受け取る人もいるかもしれません。独創的なひらめきや発想をキャッチして、それを機に価値観が変わったり、内側から心地よい何かが湧き上がり、前向きな行動へとつながっていくのかもしれません。

そして、ここから深掘りしていく過程で、サポートが受けられたり、人間関係が広がったりと、発展拡大するエネルギーも流れ込んでいます。ただし、この満月には、水瓶座の土星も絡んでくるので、焦らずに、時間をかけてコツコツと積み上げたり、育てていくのがよさそうです。

学んだ知識や育んだ人間関係をここからさらに発展拡大させるタイミング。湧き上がる感情や情念はポイっと手放して前に進もう♡ 今回の満月では、そんなメッセージを感じました。皆さまにとって今回の満月が、幸せに満ちた実り多い時間となりますように。

#西洋占星術 #占い #新月 #満月 #風の時代 #蠍座


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