見出し画像

週刊セブ島留学&起業日記(第28回)

この記事は2019年1月5日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・「海外移住」という視点でタイの魅力を語り尽くす
・プロゴルファー帯同の治療家さんからの問合せ
・ 日本から「マニラ経由ヨーロッパ出張」という凄技
・「パタヤ(タイ)のカオマンガイ屋さん

明けましてあめでとうございます。平成最後の年(2019年)、本年もどうぞ宜しくお願いします。このメルマガの今年の最低限の目標は「毎週休まず配信する」ことですが、できればこのメルマガを大きく成長させたいと思っていますので、読者の皆さんから質問や投稿をジャンジャン頂けますと幸いです。

私の年末年始は完全な仕事漬けでした。フィリピンでは、大晦日・元旦・1/2と3連休だったのですが、私は3日間とも朝8時~12時までの4時間、英語のグループ授業を提供しました。自分の商売なので、私はいつどこでどれだけ働こうが全く気にしないのですが(自己責任なので)、誰もが休むこの3日間に、休むことなく授業に参加した当校の留学生の皆さんには頭が下がります。素晴らしいですね。

何かで誰かに追いつこうという場合(または差を広げようという場合)、「みんなが休んでいる時に努力する」のって非常に分かりやすい構図だと思います。そういう意味で、圧倒的に良い新年のスタートダッシュを切った当校の生徒さん、2019年の大きな飛躍(英語力の向上)を願っております。

ここで簡単に告知。来週末から1週間ほど帰国しますので、東京で留学説明会を開催します。1月12日(土)と13日(日)の2日間、場所は当校東京事務所(神田駅より徒歩5分)です。興味のある方はご連絡下さい。セブ留学、バンコク留学のどちらでも結構です。現時点、いずれも午前中は空いております。


さて、今日は私が大好きなタイについて語りたいと思います。先週号でも少し触れましたが、昨年の12月15日から1週間、タイに行ってきました。半分仕事・半分休暇で、夜は飲み歩き昼間は久しぶりに読書に明け暮れました。いやー、読書良いですね。ここ数年、ネットでの情報収集が圧倒的に多いのですが、体系的に何かを学んだり知識を吸収するにはやはり本が一番だと再認識しました。

ちなみにタイで読んだ本は百田尚樹さんの最新作「日本国紀」です。以前もこのメルマガで紹介しましたが読んで損はない本です。実はこの本、年末年始にアマゾンですごく売れたそうです。そう、年末年始を読書で過ごした方たちに大変人気があったということですね。

『日本国紀』
https://amzn.to/2Fb2Wa6

スミマセン、話を元に戻します。今回のタイ旅行で、私はますますタイが好きになってしまいました。そして、夢というよりは具体的な目標として、数年内にはセブからタイに拠点を移したいと思っています。もちろん、セブ英語倶楽部があるので、タイとセブを行ったり来たりというイメージですが。では、何故そんなにタイが魅力的なのか?私がこれまで住んだことのあるフィリピンとイギリスと比較して語りたいと思います。比較項目は下記の通りです。視点はあくまでも「海外移住」です。「旅行」の視点ではありませんのでご注意下さい。

気候
食事
物価
ネット
交通インフラ
治安
言語

実際に海外に住むとなると、少なくとも上記8点の事前確認は必要だと思います。特に「完璧な国」日本に住む日本人にとって、海外に住むことはイコール「不便さを経験する」ことですから。


1、気候

イギリス△、フィリピン◎、タイ◎

皆さんご存知の通り、フィリピンとタイは常夏です。それでも、フィリピンに実際に住むとあれこれ言いたくなることもありますが、文句を言ったらバチが当たるレベルです。一年中美味しいビールが飲めるフィリピンとタイの気候は「神レベル」と言っても良いでしょう。「寒くて布団から出られない」とか一切ないです。むしろ、毎朝起きると寝汗ぐっしょりです(健康的)。更には、洋服代もかかりません、すっと夏服なので。しかも、日本のように仕事でもスーツとか着る必要がないので楽ですね。

常夏って本当に最高です。気候って人間の気分に非常に大きく作用する要素なのです。皆さん、ずっと雨が降っていると気が滅入りますよね。寒いと外に出るの億劫ですよね。南国に住めば全てが解決します。しかも、タイもセブも、日本の夏よりは圧倒的に涼しいのです。夜、冷房がないと寝られない日なんて年に数日程度です。更には、花粉症もありません。少なくとも、私がいまセブにいる最大の理由の一つは、セブの気候ですね。

一方、イギリスは△にしました。基本は❌なのですが。。。イギリスは本当に晴れません(苦笑)。雨ばかり降っています。また日照量も少ないので気分まで晴れません。在英時、「道理でイギリス人の肌って白いのね」と合点がいったものです。もう、そのくらい太陽がでません。あまりの日照不足に人口6500万のイギリスでは、毎年冬になると500万人の人が鬱になるというデータがあるそうです。あの冬の経験者としては十分に頷ける数値ですね。そして、イギリス・ラブの私がイギリスに残らなかった最大の理由こそ、この「イギリスの天気」でした。分かりやすく言うと、「あの冬は2度と経験したくない」と思ったからです。

一方で、イギリスの夏は天国です。湿度が低くカラッと晴れて、気温は上がっても25度程度、日没も夜10時頃という「最高の環境」が、6月~8月までの3ヶ月程度続きます(8月中旬以降は秋の気配を感じますが)。どこにいっても緑に覆われたイギリスの夏は本当に美しい。この夏があるので、評価を△にしたわけです。私の目標は、毎年夏にイギリスを訪れ1ヶ月程度過ごすことです。実際には、2014, 2015, 2018年と夏に2週間程度イギリスに滞在していますが。今年の夏も今からこっそり計画しています。

2、食事

イギリス△、フィリピン△、タイ◎

食事は圧倒的にタイですね。個人的には、食事に関して世界で最高なのは間違いなく日本で、次がタイだと思います。とにかく、何を食べても美味しい。私は海外に慣れているので旅行に行ってもあまり土地のものを食べずに、それこそ到着日の夜に現地の日本料理屋に行くような人間なのですが、タイ滞在中に限っては日本食ゼロです。味は抜群です。一方で、外食はどうしても炭水化物多めになるので実際に住む場合は自炊の数を増やす必要があると思いますが、その点でも全く心配はありません。タイのスーパーは隈なくチェック済みですが、新鮮で豊富な食材が手に入ります。セブンイレブンではサラダチキンも売ってます(笑)。

残念ながら、フィリピンの食事のレベルは低いです。週に1回程度、フィリピン料理屋に外食に行く程度であれば美味しく食べられると思いますが、毎日フィリピン料理を食べるのは無理ですね。腹が出て、糖尿病になって、血圧があがります。そして、何よりも飽きます(種類が少ない)。また残念ながら、自炊しようにもセブのスーパーの食品の品揃えの貧弱さは涙が出るレベルです。まともな野菜なんてどこにも売っていません(悲)。それでも評価を△としたのは、フィリピンでは日本食レストランが多いこと、そしてそのレベルが比較的高いことが理由です、まあ、この点もタイには全く敵いませんが。

イギリスも、その食事の不味さで有名な国ですね。はい、確かに外食は高い割りに美味しくありません。基本的に、イギリス人って食へのこだわりがないのです。ニーズのないところに質の高いサービスは生まれません。一方で、自炊をしてみるとこれがなかなか良いのです。スーパーに行けば新鮮な食材が手に入ります(鮮魚以外)。牛肉なんて日本よりも格段に安いですね。私は在英時、週3~4のペースでステーキを食べてました。ということで、良好な自炊環境を評価しイギリスの食事は△にしました。まあ、タイの圧勝には変わりありません。

3、物価

イギリス❌、フィリピン◎、タイ◎

イギリスの物価は高いです。日本の1.5倍って感覚です。ロンドンだと下手すれば2倍ですね。低収入の今の私には無理です、定住はできません。

一方でフィリピンとタイは、本当に財布に優しい国です。1人暮らしなら1ヶ月10万円で生活できます。私のセブでの1ヶ月の生活費(家賃込み)は、実際に節約なしで平均11万円程度です。次に、タイとフィリピンを比較してみると、タイの方が安いと思います。具体的に比べた訳ではありませんが、肌感覚でそんな感じです。クオリティを考慮してコスパで比較するなら、圧倒的にタイの方が安いです。前述の食事の評価の通りです。同じ金額を払えば、フィリピンよりもタイの方が遥かに美味しい食事にありつくことができます。


4、インターネット

イギリス◯、フィリピン❌、タイ◎

イギリスとタイにいれば、ネットでストレスを感じることはありません。日本と遜色ないです。それでもイギリスを◯、タイを◎にしたのは料金の違いです。やはりイギリスは結構高いです。一方で、タイなら毎月2,000円以下の定額契約でネットをサクサク使えます。タイのネット環境は神レベルです。

一方でフィリピン、最悪です。この21世紀にこんなネットが貧弱な国はありません。私が自宅で使っているプランは、月額1400ペソ(約3,000円)で使い放題ですが、下りで4Mbps、上りだと1Mbpsしか出ません。まあ、日常生活や仕事に支障はありませんが、やはりストレスは感じます。ブログの写真アップロードなんて数分かかったりしますので。

そこで、私が経営する学校では「下り50Mbps」というフィリピンでは爆速級のプランを契約しているのですが、なぜか雨が降ると遅くなるのです。そしてたまに切れる。プツプツと切れる。これは個別の回線の問題ではなく、大元の問題なのです。要はエリア一帯でネットが遅くなるのです。

私はかれこれセブに5年いますが、大きな進歩は感じません。多少はマシになったという程度です。

5、交通インフラ

イギリス◎、フィリピン❌、タイ◯

イギリスは、基本日本とあまり変わりません。鉄道、地下鉄(大都市)、バス、トラムと公共交通機関が充実しています。高速道路もしっかり整備されているので、遠距離の移動も長距離バス(コーチ)に乗れば快適です。新幹線(高速鉄道)はありませんが。

タイのインフラ事情は、日本やイギリスには大きく劣りますね。バンコクの渋滞は深刻ですが、地下鉄(MRT)と鉄道(BTS)を乗り継いで、バイクタクシーを上手に使えば何とかなります。地方都市は、タクシーやソンテウ(乗合バス)に依存することになりますが、これまでの経験では「タクシーが捕まらなくて困った」という経験はありません。私がタイに住むことになったら、おそらくは自転車をメインの移動手段にすると思いますね。道路も整備されていて運転マナーも比較的良いので、日本と同じくらい快適に自転車に乗れると思います。そうすると、日常の移動については全てが解決します。

一方でフィリピン、これまた❌です。首都のマニラですら地下鉄がありません。セブではタクシーかGrabに頼るしかないのですが(近距離移動はジプニー)、タクシーの運転手のマナーは悪く、雨が降れば全く捕まりません。給料日の金曜日の夜に雨が降ったら外出は控えた方が良いでしょう。私の知人で、1時間半タクシーを待った強者すらいます(結局、捕まらず)。道路が凸凹で、ドゥテルテ大統領がセブに来た時に、あまりの道路整備の杜撰さにブチ切れたとの噂があるほどです。

また、基本歩道もなく、運転マナーは猿レベルです。横断歩道を手を上げて渡っている子供に、クラクションを鳴らしながら突っ込んでくる輩すらいます。ですから、私の大好きな自転車にも乗れません。残念ながら、過去5年、セブの交通インフラに大きな変化はありません。ですから今後5年で大きく発展するなどと楽観的になれるほど私の頭はお花畑ではありません。


6、治安

イギリス◎、フィリピン△、タイ◎

日本と比べてはいけませんが、イギリスもタイも全く問題ありません。全うな注意力を持って行動すれば何の問題もありません。

基本、フィリピンも大丈夫です。変な冒険心を抱いて無鉄砲なことをしなければ、全然平気です。私も私のセブ在住の友人も、治安面で変なトラブルに巻き込まれた人はいません。

ただ、フィリピンを△としたのは、「銃社会」だからです。実際に発砲事件は身近に起きます。アメリカのように無差別銃撃はなく、大抵の発砲事件はマフィア同士の抗争や、お金や痴情の縺れに端を発したものなので基本別世界のことです。それでも、夜飲んだ後にお店を出た瞬間、まだ緊張するんですよね。習慣としてすぐに辺りをチェックしてしまいます。実際に以前、日本料理屋の前で日本人をターゲットにした「ホールドアップ事件」が連発したこともありますので。美味しいお酒と食事を楽しんでそのまま気分の良いまま帰宅したいのですが、それができないのがセブのすごく残念な点です。まあ、これは極めて私個人の問題かもしれませんが。


7、言語

イギリス◎、フィリピン◯、タイ△

イギリスが◎なのは、英語が完璧に通じるから。更に言えば、こちらが不完全な英語を話してもネイティブのイギリス人はしっかりと理解してくれること。そういう意味で、僕はノンネイティブと英語を話すよりネイティブと話す方が、楽というか安心感を感じます。

フィリピンの英語の通用度は素晴らしいですね。アジアの中でフィリピンの英語力は圧倒的だと思います。個人的にはシンガポールやマレーシアよりも、格段にフィリピンの方が英語力では優っていると思います。それでも◎ではなく◯としたのは、イギリスとの比較の問題ですね。実際に、仕事で少し複雑な状況になると相手に正確に理解してもらうことは結構大変です。やはり文法って重要で、複雑なことや微妙なことを正確に表現し理解するのは文法力が不可欠なのですが、フィリピン人って意外と文法力弱いのです。これは英語学校の教師でもそうです。私はその辺理解しているので、「AではなくてBです」という説明の仕方をすることで意思疎通の齟齬を回避するように勤めています。

一方、タイ人の英語力はやばいですね(苦笑)。ホテルや空港等、一部を除いては全然通じません。ですから、私はタイ語を勉強しています。そして、言語の壁は自分の努力で克服可能なのです。要は、Controllable(自分でコントロールできる)なのです。一方で、交通インフラやネット環境は自分の努力では何ともできません/ Uncontrollable。つまり、タイでの言語環境は自分の頑張り次第で、◎にだってもっていけるのです(前向き!)。


8、人

イギリス◎、フィリピン△、タイ◎

イギリス人、僕は好きです。抜群にマナーが良くて、メチャクチャ親切です。日本人に合います。先日も、バンコクで現地の会社を経営するイギリス人社長と商談をしてきたのですが、その気遣いと洗練された物腰に好感を覚えました。イギリス在住時も、嫌な思い出は一切ありませんね。少なくともいま思い出すことはできません。ただ、ロンドンは「イギリスの首都」というよりは「国際都市ロンドン」なので、本当のイギリスとイギリス人を体験したければ、ロンドン以外がオススメです。

フィリピンは、どう好意的に評価しても△止まりです。このメルマガの読者の皆さんならご理解いただけると思うので、説明は割愛します。

タイ人、素晴らしいです。勿論、最終的には個人の問題ですが、一般的にタイ人は良いです。穏やかで、親切で、真面目です。コンビニに行っても、屋台に行っても、みんなしっかり対応してくれます。こちらが不愉快になるような態度はとりません。中には「タイ人は怠け者だ」という人もいますが、それは日本人と比較するからです。確かに、私はタイ人とも仕事をしていますが、たまに「抜け」や「遅れ」はあります。しかし、それは許容範囲です。少なくとも、私はそれを想定した上で彼らと付き合っていますので全く問題ありません。

実は私のタイへの気持ちは、イギリス在住時に大きくなりました。それは、タイ人クラスメートとの出会いによります。私は渡英前もタイにはよく行っていました。主に、プーケットやサムイ島といったリゾートに滞在し、それはそれで快適だったのでタイのことは好きだったのですが、「タイ人」のことや「リアルなタイ」については全く知らなかったのです。

そして、イギリスでAdisonというタイ人クラスメートと出会いました。彼はそれこそ典型的なタイ人で、穏やかで礼儀正しい青年でした。好きな食べ物はペッパーランチというほどの日本好きで、程なくして色々と話をするようになりました。そして、Adisonと深く話していくにつれ、彼は彼がこよなく尊敬する故プミポン国王のことをよく話すようになりました。

タイ人の故プミポン国王への尊敬と愛は絶大です。これほど国民に愛された国王はおそらく他にいないと思います。我らが天皇陛下ですら、この点についてはおそらく敵いません。そして、故プミポン国王が愛された理由はそのお人柄にあります。贅沢を好まず、質素な生活に徹し、国民を想うその強い気持ちが国民を惹きつけたのです。Adisonはよく故プミポン国王のことを僕に話してくれました。そして、その都度私のタイへの想いは強くなっていったのです。

興味のある方は、是非下記の動画を観てください。


『何故タイの国民は国王様を愛しているのですか? 』
https://www.youtube.com/watch?v=J9tmpmGQ3Zg


また、日本の天皇陛下も故プミポン国王とは深い親交がありました。紹介すればキリがありませんが、下記の動画はそれを知るには良い参考になります。


『【タイ全土が感動】タイ国王陛下が崩御!ラーマ9世の訃報に天皇陛下がとった行動とは…』
https://www.youtube.com/watch?v=gqXbBKyKEwk


この動画を観て涙が込み上げているあなた、涙を拭う必要はありません。私も同じです。

この二つの動画だけでも、タイ人の性格 / メンタリティはお分かり頂けたかと思います。正直、タイ人を好きにならない理由は見当たりません。

タイでは、朝8時と夕方6時に至る場所で国歌が流れます。皆んなしばし歩みを止め国家に祈りを捧げます。これが私がタイで一番好きな時間です。私はバンコクに滞在する時は必ずシーロムというエリアに宿をとります。それは、ルンピニー公園があるからです。朝と夕方、ルンピニー公園はジョギングをするタイ人で溢れかえります。しかし、朝8時になると全員がピタッと止まり国歌を静かに聴きます。国歌が終わると軽くお辞儀してまた走り出します。この瞬間、私はとタイ人社会に溶け込めたような気がしてすごく幸せな気持ちになります。これこそ、私が一押しするバンコクでのアクティビティです。しかも、ジョギング後の屋台での朝食も最高なんです。そういえば、1日に2回国歌が流れることを私に教えてくれたのもAdisonでした。

スミマセン、タイへの愛が迸り過ぎました。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Dさんからの問い合わせ

初めまして、いつもメルマガ購読させて頂いています。メルマガ以外にもKGさんの著書を2冊、『MBA留学の本』と『セブで成功した方のインタビューが載っている本』を読んでご連絡させていただきました。


私は現在、アメリカ女子プロゴルフツアーでトレーナーとして働いており、アメリカ人、イギリス人、韓国人の選手と契約して、治療やトレーニングを担当しております。


以前から、セブ島での留学には興味がありましたが、◯月末より4週間、セブに英語留学できることになりました。


以前、オーストラリアで働いていた際に、日本人の治療家で、「海外で勉強をしたい方」や「海外で働きたい方」から多く相談を受け、セブ島でスポーツトレーナーや治療家が集中して英語を勉強でき、さらに何かプラスαになるような事(状況別の専門的な英語や、治療技術の維持など)ができる環境があれば、かなり多くの需要があるのではないかと思っております。


ぜひ、一度お会いしてお話を聞いていただけないでしょうか?


<KGの回答>


実はこの問い合わせはかなり前のものなのですが、紹介させて頂きたいと思います。


Dさんのお話を聞くと、働き方の多様性を痛感させられます。そして、確かDさんは30代前半だったと思いますが、若い人ほど「起業」へのハードルは低いですね。最近、日本人の起業時の平均年齢は42.5歳という情報を得ましたが、きっとこれからどんどんこの平均年齢は下がっていくことでしょう。ネットと交通インフラの発達で、起業への抵抗を感じない若い人がどんどん自分でビジネスを始めると思います。


一方で、私を含む40代以上はなかなか一歩が踏み出せませんね。まあ、気持ちは分かります。私も結局は日本を出たのが42歳の時でしたから。一方で、多くの方から起業の相談も受けます。そして私の回答はいつも同じです。

起業するなら1日でも早い方が良いです、と。

先送りにするメリットは一つもありません。失敗しても早めの起業ならやり直しができます。そして、仮に失敗してもその失敗から学べることは無限にあります。留学も一緒です。

留学するなら1日でも早い方が良い。

結局、起業も英語も勉強です。この一点においても早いに越したことはありません。

Q2,Aさんからの投稿


KGさん、お疲れ様です。


『私がセブ・マクタン空港に降り立ったキッカケ』については、以前の投稿にてご説明差し上げました。今回は私のフィリピンとの接点の始まりを、時系列に沿って記したいと思います。


<2003年>

・沼津のダイビングショップにて、オープンウォーターのライセンスを取ったのが始まりでした。

・そのショップオーナーは私より1歳年上。すっかり兄貴分として懐いた私は、兄貴に付き添ってもらい伊豆の海をダイブしていたのでした。

<2004年>

・その兄貴オーナーから、こんな誘いがありました。『Aさん、フィリピンに潜りに行こうよ』。その兄貴からの説明では、フィリピンのダイビングは『大名ダイビング』と呼ばれ、機材は全てローカルスタッフが運んでくれるし、島に着いたら料理も作ってくれるし、海は奇麗だしダイビングするんなら天国みたいなとこだよ(実際に、フィリピンダイブ最高です)!

・最初のダイビングは、マニラから3時間位南下したところにあるバタンガスのアニラオ?でした。バンカーボートでエントリーすると、浜から10m先にはサンゴ礁の塊が・・・という素晴らしい海でした。


この時が私にとって初渡比であり、マニラナイトでも衝撃を受けました。ていうか、ダイビングよりも『ナイトダイブ』に嵌ってしまったのです、この時から。


実は兄貴分、我々と渡比する前が彼にとっての初渡比で、その時に知り合った女性と会いたいがために私を誘ったんですね。私の後輩も一緒でしたが。


今思い返してみても、兄貴が連れていた女性は全く持ってイケてなかったですね(笑)。結局、フィリピンでのダイビングは、この時と翌年に兄貴に誘われて行ったパラワンでのダイビングのみでした(セブに移住してからのダイブングは除きます)。

<2005年~2010年>

・マニラ / ニノイアキノ空港に降り立つ回数は、年に15回から20回を数えていました。そうです、1ヶ月に1回以上はマニラに行っていたのです。海外出張の多かった私、殆どの海外出張を『マニラ経由』にしていました。そうです、マニラ空港をハブ空港として利用していたのです(笑)。


例)日本⇒マニラ(週末)2泊⇒(月曜朝)ヨーロッパ⇒マニラ2泊(週末)⇒日本という旅程。


マニラに嵌りだした頃に知り合った旅行代理店の社長に頼み、会社に提出する旅程を偽造してもらい、「裏旅程」でマニラに行きまくっていました(でも安チケットで、提出旅程よりも安く済ませていました)。


そして、マブダチとなった旅行代理店の社長が『壮絶マイラー』だったのです。そうです、航空キャリアのマイレージを貯めている勇者だったのです。


そこで私は彼の言うがままに、マイル集めに有効なクレカを契約し(何枚も)、直行便で行けるところをマイルのために2回の乗り継ぎを挟んで出張してみたり。まさに『バツイチ自由人』にしかできない旅程で海外を回っていました。


当時メインで使っていたSQ(シンガポール航空)のマイレージカードは、当然のごとくプラチナカードとなり、エコノミーのチケットで予約しても2回に1回の割合でビジネスにアップグレードしていました。チェックイン時に、並んでいる列が少し長いなぁ!と感じたらスタッフに『今日は多分アップグレードあるよね?』と尋ね、『そうですね、可能性高いかもですね』と話す感じだったのです。


*エコノミーが混んでいると、上級会員はアップグレードの確率が高まります。航空会社は通常、キャンセルを見越して座席以上の予約を取るので(オーバブッキング)、想定通りにキャンセルが発生しないと席が足りなくなるのです。


また、この頃は『アセアン・パス / ASEAN PASS』というプロモ企画チケットがあり、『アセアン圏内の都市をどれだけ廻っても、どの航空会社を使っても、出発地に戻って来れば1万円』っていう壮絶プロモチケットがあったので、マニラを起点にジャカルタ・ホーチミン・バンコク・KLなどと周遊していました。


長文になりましたので次回に続く。
よろしくお願いいたします。


<KGの回答>


Aさん、明けましておめでとうございます!今年もそのユニークな投稿で本メルマガのご支援、どうぞ宜しくお願いします。


新年早々、面白いネタありがとうございます。個人的には「マニラ経由ヨーロッパ出張」が刺さりましたね(笑)。ヨーロッパ往復って体力的にかなりキツイので、私なら絶対に東京から直行便に乗るところですが、ワザワザ遠回りして、修羅の街マニラに寄るなんて信じられません。


まあ、そのくらいマニラが楽しかったということですね。是非どこかで、マニラナイトの何がそんなに魅力的なのか教えて下さい。私もマニラには何回も行っていますが、どうも怖くて(治安)落ち着かないのです。


2、フィリピン・ビジネスあるある

このコーナーは、次回たっぷりお届けします。


3、今週のセブのレストラン


番外編「パタヤ(タイ)のカオマンガイ屋さん」の紹介です。


カオマンガイとは、タイ風チキンライスのこと。中華では海南チキンライスと言いますね。とにかく、このカオマンガイが美味しい。間違いなく、タイのストリート・フードの王様です。


12月のタイ滞在中は、ランチは毎日カオマンガイだったのですが、パタヤにて絶品のカオマンガイ屋さんを発見したので紹介しておきます。


場所は、パタヤセントラルロードを、パタヤビーチから真っ直ぐ20分程歩いたところにあります。ソンテウに乗れば、10バーツであっという間に着く距離ですね。


お店はローカル感、満載。感じの良いおばちゃんが仕切っていて、スタッフのマナーも素晴らしい。カオマンガイ以外にもメニューは豊富。特に、50バーツのスープが絶品です。


数種類の中からスープを選べるのですが、おばちゃんがチキンがオススメとのことだったので、カオマンガイとチキンスープの「チキンコラボ」を楽しんできました。下記のツイッター写真は、チキンスープです。大切りの大根の下にトロトロの鶏肉が眠っています。食べている時に思わず目を瞑ってしまったのは言うまでもありません。


『パタヤで見つけたカオマンガイ屋さんの絶品チキンスープ』
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1081386881349169155


おそらく、次回パタヤ訪問時は毎日ここでランチですね。


詳細はこちらの記事をどうぞ。


『パタヤで一番おいしいと評判のカオマンガイ屋は、むしろスープが絶品だった@フードランド前』
http://pattayalife.net/archives/5808


4、今週買ったもの

スミマセン、このコーナー今週はお休みです。


5、筋トレ

スミマセン、このコーナーもお休みです(汗)。


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。


卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh


興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資


日経平均 (年初来 -2.26%)
ダウ平均 (年初来 -0.45%)
フィリピン平均 (年初来 3.95%)


年明けの株価は一見波乱の幕開けに見えますが、ダウは昨日746ドルも一晩で戻して、とりあえず2019年の第1週はほぼイーブンです。まあ、日本も週明け戻すでしょう。一方で、フィリピン、ロケットスタートですね。一気に4%のゲインです。昨年調子が悪かっただけに今年は期待です。


しかし、年明けに為替相場は半端なかったですね。ドル円も瞬間的に104円台をつけましたからね。驚異的です。いまは戻して108円台ですが。世界中でFXでロスカットを食らった人たちの悲鳴が鳴り響きました。FXは稀にこういう奇襲があるので、長期でやるのは怖いですね。ただ、110円くらいにはすぐに戻すと想うので、20-30万円くらい入れて小遣い稼ぎのチャンスではありますね。


まあ、私は含め副業トレーダーの人は、一喜一憂せずに嵐が去るのを待ちましょう。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?