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IchigoJamとBASICで遊ぶプログラミングワークショップ

2/11の建国記念日にIchigoJamとBASICで遊ぶプログラミングワークショップを開催しました。講師はIchigoJam開発者の福野泰介さん!

神山には新しく高専ができることもあって、各地から高専関係者が集結してきています。福野さんは福井高専出身で、いろいろと高専のサポートをされているようです。この日は他にも鳥羽商船高専と阿南高専からそれぞれ先生方が見学に来てくれていました。僕も群馬高専の出身です。

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教材は一人一台、IchigoDyhookが配られます。福野さんがプロジェクタに映し出すコマンドを手元のキーボードで一文字一文字打ち込んでいくと、画面にキャラクターが流れ出し、キーボードで操作できるようになり、当たり判定が有効になって、音楽まで流れ始めました。

このゲームの要素をひとつひとつを自分たちで作っていくステップアップの感覚がプログラミングの醍醐味です。

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BASICプログラミングのいいところ

黒い画面に白い文字で LED1 と打ちます。すると本体のLEDランプが点灯しました。今度はLED0と打ちます。LEDランプが消えました。

コンピューターを起動して、そのまま命令を打ち込めばすぐに実行されます。命令に間違いがあれば Syntax Error と間違いがあることを教えてくれます。僕が子供の頃に遊んでいたBASIC環境もまさにこうでした! 

エラーは何回出してもコンピューターはイライラしだしたりせず、何万回でも同じ指摘を繰り返してくれます。これがプログラミング学習は教師がいらない(コンピューターが教師)と言われる所以ですね。

BASICから離れて何十年もたっていてすっかり忘れてしまっていました。少数の基本的な命令の組み合わせでどんなことでも実現できる、プログラミングの楽しさを改めて思い出しました。

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IchigoJam教材について

使用教材はIchigoJamの学校教材バージョンとも言えるIchigoDyhook! IchigoJamのコアにあたる小さなチップ型のIchigoDakeを差し込んでバッテリー・ディスプレイ・キーボード・スピーカーなどを追加できる拡張端末です。1,000円ほどで購入できるIchigoDakeを一人ひとつ持っていればザクっとIchigoDyhookに差し込んですぐにBASICプログラミングの準備ができます。

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コア構想感がたまりませんね。

コーダー道場神山でもIchigoJamを採用します

IchigoJamを購入すればご自宅のテレビにつないでBASICプログラミングが楽しめますし、道場にも接続できるテレビを準備しておきますので、道場と家でそれぞれ続きを作ることもできます。

また、こちらのIchigoDakeが使える環境も用意しようと思います。一人一台、自分だけのIchigoDakeを持ってきて道場でプログラミングというのもいいですね。

ほかにもご要望があればできるだけお答えしたいと思います。ぜひご相談ください!

IoTコアとしてのIchigoJam

そんな楽しいIchigoJamワークショップに参加しながら僕は別のことを考えていました。イノシシ罠のセンサー部分に組み込める低消費電力マイコンを探していたのですが、このIchigoJamがスリープモードで0.2mAとかなり省電力なようなのです。

今想定している動作はスリープタイマーに寄る間欠動作と罠のステータスに応じてピンにシグナルを送ることだけです。IchigoDakeで動作するなら価格的にも現実的!

早速実験してみたいと思います。この新しいガジェットを手に入れたときのワクワク感は子供の頃からずっと変わらないことの一つです。プログラミングを知って人生を楽しくしましょう!

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