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今TikTokを伸ばすために必要なこと

こんにちは!
株式会社CDAの代表取締役の藤原理奈です。

CDAは、ダンスの振付制作やダンスレッスンを事業として展開していますが、もう1つの軸としてTikTokの運用を行っています!
直近で10件以上運用させていただいており、100万再生超えの動画もどんどん出すなど、かなり数字としての実績もついてきました
(そのノウハウは過去のnoteに弊社員のななみちゃんがまとめてくださっているのでぜひ読んでください!)

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最近の実績

そして私自身もTikTokはずっと追い続けていて、TikTokが日本で流行り始めた2018年ごろから最近まで追っており、最近も1日1~3時間くらい見てます。

最近は以前とすっかり様子が変わって、昔よりもずっと再生数もフォロワー数も伸びづらくなってきました。流行り始めのころは、1年くらいやると数万~数十万人くらいまでフォロワーが比較的伸びていましたが、最近は1年やっても数十万人まで伸ばしていくことはかなり至難の業になってきました。

そこで、今のTikTokではどうやって伸ばすべきかを改めて整理してみたので、TikTokはじめてみたけど全然伸びない!という方や、これから始めようかと悩んでいる方はぜひ読んでみてください!


昔と今の違い

TikTokが流行り始めた頃はそもそもユーザーが少なかったため、流行りのコンテンツをいかに早くやって投稿できるかが1番大事な要素だったように思えます。

最近でも流行りのコンテンツを早くやることはもちろん大事ですが、それだけでは明らかに伸びなくなってきました。
理由としては色々あると思いますが、そもそもユーザーが増えたこと、そしてYouTuberなどのすでに知名度があるユーザーの投稿が増えてきたことが大きな要因だと感じます。

最近のTikTokで安定して再生数が大きく伸びているユーザーはかなり固定化されてきて、昔からTikTokをやっていた人か、YouTubeで登録者が100万人以上いるなど知名度があるユーザーになってきています。

上記以外で現状で、流行りのコンテンツをやるだけで伸びる人は、
①顔面が今風でかわいい
②制服
のどちらかになってきていると感じます。


今TikTokを伸ばす方法

名前の知れたYouTuberでもないし、顔面が今風な訳でもなく、制服の世代でもないという方が今普通にTikTokをやってもかなり伸びづらいと思います。
ただ、そういう方が例えば今からYouTubeに参入してもさらに険しい道だと思うので、恐らくTikTokの方がまだ費用対効果は良いと思います。
TikTokもコツを抑えればまだまだ伸びるし、YouTubeよりも発見してもらいやすいSNSです。

なので今回は、上記のような特徴はないが、TikTokで流行りのコンテンツをやって伸ばしたい人が抑えるべきコツをまとめました。
特にアカウントで人自身を見せたい場合に使えるかと思います。

1.前提

企画を考えるときはコメントから考えましょう。

TikTokで伸びるために見られる指標はいいね・コメント・シェア数・視聴完了率と一般的に言われてます。
いいねやシェア数はこちらが伸ばそうと思っても、そこまで操作できるものではないので、コメントをしてもらえるようなコンテンツを用意することを目指します

※TikTokのいいねは保存の意味もあるので、HowToなど保存したくなるコンテンツの場合は、いいね数を指標として追えると思います。

※動画内の概要文にて「共有からLINE開いて3番目の人は運命の人」といったシェア数を増やさせる方法が以前から流行っていますが、あまり本質的ではないので最終手段として考えられればと思います。

TikTokのユーザー層は、コメントをすることに対してハードルが低いように感じます。良いと思ったら良いとコメントするし、自分が気になることがあったら質問をしています。
そして、なにかに対して言いたがりな特徴があります。もちろんなんでもかんでもコメントする、という訳ではなく、自分の意見(コメント)が多くの人に認められたい、自分の意見が正論だと認められたい、といった雰囲気を最近は特に感じます。このあたりは長くなりそうなのでまた書きます。


ということで、ここからはどういうコンテンツなら今コメントされやすいかをまとめています。具体的なコンテンツをもとに実際にどんなコメントが発生しているかもあわせて解説していきます。

2.コメントされるコンテンツ:見た目系

動画に映っている人の見た目に対して感想や意見を発生させ、コメントを生む方法です。

・服装について
複数人で今風の系統の違う服装(量産・地雷・韓国等)を着てコンテンツを用意することで、「みんな系統違うの好き」といった全体の系統は違うけど仲がよいことに対してコメントが発生したり、「左の子の洋服どこで買いました?」といった個別のファッションへのコメントが発生します。

@_____017rn

友達の手が釈迦になってるの帰ってから気付いてツボすぎる👌🏻 #春コーデ #tiktokに春が来た #fyp

♬ ブラザービート - Snow Man

また、双子コーデも伸びやすい傾向にあり、「服おそろ可愛い!」「服どこのですか?」といったコメントが発生します。

@_inyuna_

やっぱ宮パ沢山イケメンいる!!最高!!!!(左→@norimako )

♬ ブラザービート - Snow Man


・スタイルの良さについて
スタイルを活かせる場合、短めのスカートを着用すると、「足細!」「スタイルほんと憧れ」というコメントが発生し、伸びやすくなります。そこまで下品になりすぎずに良さを見せれるため、タレントさんのイメージを大事にしたい方にもおすすめです。
上記で載せた双子コーデのアカウントや、下記アカウントも、短めのスカートを履いていることが多く、「ほんとにスタイル抜群すぎるw」「スタイル良すぎやな」というコメントが出てきています。



3.コメントされるコンテンツ:企画アレンジ系

流行りのコンテンツが出てきたときに企画をアレンジしてコメントを生む方法です。

・流行りのコンテンツで一部が動く
デフォルトの企画は全員が動くもののとき、一部が動かないコンテンツにすると「後ろw」「温度差w」といったテンションの差へのコメントが発生しやすいです。


・大人数で映る
人数は多ければ多いほどよく、最低でも5人以上が集まると「やかましいのがいるw」といった動画内の一部の人に着目したコメントが発生します。
あえて動画内で質問を投げかけて「〇〇な人は誰でしょう?」といったユーザーにクイズを与えるような企画にすると、コメントに「絶対この人でしょ」といった自分の意見やみんなの共通認識を代弁するようなコメントが発生します。


・激しくやる
トレンドのコンテンツを激しくオーバーにやると「全力すぎw」「元気出るw」といったコメントが発生します。2人以上でやって、2人とも全力でやるパターンも、片方が全力でやって温度差を見せるパターンも伸びやすいなと感じます。振り切って全力でやるのがコメントを生むコツだと感じます。

@anna07294848

@meru_chan_official これ正解?

♬ オリジナル楽曲 - m - みちゅ


・普通の人ができないレベルでやる
トレンドのコンテンツを常人にはできない難易度でやると「過去一すごい」「真似しようとしたらできなかった」といった形でコメントされます。何かしたらパフォーマンスができる方や特技がある方におすすめのやり方です。

@hechi_ny

がんばったよけろけろ #ヘチケロTシャツ 販売されるけろり🐸 本日21時〜だよけろり

♬ ブラザービート - Snow Man


4.コメントされるコンテンツ:動画内文章アレンジ系

撮影したコンテンツに文字を入れて、文字情報に対してコメントを生む方法です。

・動画内でメリットを述べる系
骨格や髪型、身長などパターンがあるものに対してメリットを整理して紹介すると、そのパターンに当てはまる人羨ましく思っている人が意見するコメントが発生します。

以下の動画では骨格ウェーブのメリットを紹介していますが、そうすると
「骨格ウェーブだけど、まじで体重減っても下半身痩せない」「ウェーブだけど腰位置低いからヤダ」「ウェーブだけどウェーブでよかったって思ったこと1回もない」といった共感されるコメントというよりは、そのパターンに当てはまる人がデメリットを上げて盛り上がったり、「ウェーブってThe女の子って感じで好き可愛い」といった羨ましく思っている人のコメントが発生していきます。


・動画内でデメリットを述べる系
こちらも上記と同様に骨格や髪型、身長などパターンがあるものに対してデメリットを紹介していくと「後ろの方のアイロンめっちゃしづらくない?」「寝ぐせくっそ酷くなる」といった共感や他にもこういうデメリットがあるといった意見が発生します。


・その属性のあるあるを述べる系
以下のコンテンツは「美容学生になって嫌がられたこと第5位 朝の満員電車の黒バック」と表示させることで、「私たちもみんな黒バックからマネキンの首見えてます」「まじであのボストンバックえぐい」といった同じ美容学生の人からの共感のコメントが発生しました。
このように、特徴のある属性(専門学生、専門職等)や特徴のある肩書を使ってあるあるをコメントさせるようなコンテンツも伸びやすいです。

似たような分類として、その属性をやっていて感じること・感じていたことを述べるコンテンツもあります。例えば以下のコンテンツは「看護師してて最近感じる話」という内容で「採血をしているとき若いなって判断して他の看護師のところにいこうとするのやめてもらっていいですか」ということを記載しています。
そうするとコメントでは他の看護師の方からの共感のコメントだけでなく、「頼むから若くてもいいので1回で成功して欲しい」といったユーザー自身の体験のコメントが多発しました。
TikTokユーザーとの関わりがある属性(看護師や美容師、店員など)だとより有効に使える手段かなと思います。

@ls_4_hinako

気持ちは分かるんだけど、何年もやってて最近感じること😳☝️☝️#看護師

♬ しゅわしゅわハニーレモン350ml - しゃろう


・アドバイスをもらう系
これまでの流れからも分かるようにTikTokのユーザーは何かを言いたいユーザーが多いので、何かを言わせるようなコンテンツがおすすめです。その1番簡単な方法が、アドバイスや答えをユーザーから教えてもらう方法です。

@eu15ph

スカートの色には触れないでください #fyp #おすすめ #骨格教えて下さい

♬ ブラザービート - Snow Man

メイクや髪型の悩み、骨格なんだと思いますか?、この洋服何系統だと思いますか、といったユーザー自身になにが正解かを聞くコンテンツは、コメントを積極的にもらえることが多いです。


ということで、今TikTokを伸ばすために必要なことをまとめてみました。
私としては、普通の人が今からTikTokを伸ばしていくためには、コメントから考えていくことがすごく大事だと感じています。
どんなコメントがくるかを想像しながら企画をすれば前よりもずっと動画が伸びるかと思います。
ぜひこのnoteの具体例も見ながら企画を考えてみてください!

また、アカウントとしてどういう企画を投稿していけばよいのかといった内容は過去のnoteにまとまっていますので、そちらをぜひ参考にしてみてください!

ありがたいことにTikTokまわりのお仕事をどんどんいただいており実績だけでなくノウハウもどんどん溜まっているので、TikTokの運用やりたいけど手がまわっていない、、という方はぜひ連絡ください!TwitterのDMからでも会社のHPからでもお待ちしております◎

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