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ヘルパー学習会(7月)

今月の学習会のテーマは
「生協10の基本ケア 第2章『床に足を着けて座る』」
「介護理念について考える」
の2本立てでした。

「生協10の基本ケア 第2章『床に足を着けて座る』」

その人に合った椅子の高さの測り方、正しい座り方とその効果について一つずつ学習。
↓では床面から腓骨頭までの長さを測っています。この場合{下腿の長さ43cm}-{1cm}={42cm}が適切な椅子の座面の高さです。

(測っている様子)

そして、支持基底面と重心線を意識したボディメカニクスの活用で、利用者と介助者双方に負担のない自然な介護技術についても学習。
介助者側もボディメカニクスを活用できないと、身体を痛めてしまいます!

「介護理念について考える」

介護職は有効求人倍率が高く、業界全体で慢性的な人手不足が続いています。
楽しくやりがいのある職業である一方で、それぞれの人生に寄り添って支えていく大変さもあり、日々の業務で忙殺されて「大切にしたい思い」を見失ってしまうことがあります。

職員それぞれが介護について、原点から見つめ直して「大切にしたい思い」や「守りたい価値観」を再認識し、めざしたい介護職のあり方を模索しました。
「思い」を自分の心の中から探し出し、文字にして、言葉に出し、理念や指針として芯に持つことはとても重要です!!

今月はとても濃厚な学習会でした。

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