栃木での台風19号ボラのこと
こんにちは。じんと申します。
「トチギ環境未来基地に関わるみなさん」というアカウント名で、ボランティアのみなさんや関わってくださるみなさんのあったかい思いを、スタッフだけに留めておくのはもったいない!!わかちあってスモールピースを繋げていきたい!!というスタッフみんなの思いから始めてみました。
さて、わたしはトチギ環境未来基(以下、基地)とかれこれ7年ぐらいの付き合いとなりますが、今は非常勤として月1程度で栃木にお手伝いしたりしています。
先日台風19号がありましたね。あのときわたしはのんきにベトナム旅行をしていて、日本がこんなに大変になっていることなど露知らずでした。
フォーおいしいねーと和んでいたとき、友だちから大丈夫?と連絡が入り、何のことか皆目見当がつきませんでした。
栃木県の被害は広域でした。台風のニュースを知って、そんなにやばいのかとFacebookを開くと、被災した方々がこんなにも身近にいて、とても辛かったのを覚えています。帰国しても今の勤務先は東京。7年もお世話になって、わりと第二の故郷になりつつある栃木に、なにもできないのかと。
東京に住むわたし。毎週行くのは金銭的に辛い、というかできない。ずっともやもやを抱えていました。このもやもや、東日本大震災のときと同じでした。震災直後は実家の青森にいましたが、テレビに映るみなさんをみては泣き、なにもできないことが悔しかったです。当時はボランティアするという選択肢も自分の中でなかったです。一歩踏み出せなかった。
10月から数回台風ボラの現場に足を運べるようになりました。現在は暮らしの復興を支えるニーズが多いとのこと。写真は家の庭に流れ着いたへどろをすくっているところ。非常に地味、しかしすごく疲れる。においもひどい。
このとき作業したおばあちゃんは家も二階まで水がきてしまったので、家の蔵で寝てるっておっしゃってた。川で流れてきたヘドロが今でも残ってた。
「昔だったら近所の人とかみんな手伝いにくるんだけどねえ」
おばあちゃんがそうおっしゃると、地元のお兄さんが、今はそういう時代じゃないのかもねー、とおっしゃった。
確かにそうかもしれないけど、じゃあこんな気が滅入る疲れる作業、おばあちゃん1人で毎日、って、考えた。
時代が違うなら、今の時代にあった支え合い方があると思う。わたしはそのひとつが、ボランティアだと思います。
今は運営の立場にまわることが多くなったけど、あの外からきた、まっすぐな、ゆかりもないかもしれないけど、でも自分今できるから手伝うよ!の、まわりに与える力。誰にも何にも勝てないと思うんです。
生活に関するニーズは、文字通り生活に関わってくる。早く対応する必要があります。
きっと関われる人ってたくさんいると思うんです。でも届いていないんだと思う。このnoteを通して、「自分今できるよ!」の人に届いてほしいなと、強く思います。
(でも「届ける」というアクションがものすごく下手みたいなので、アドバイスも募集中です)
基地の台風19号支援活動に興味持ってくださった方、ぜひ下のリンクものぞいてください👇👇
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