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第一回 2021年卒の就活を振り返って

CCR就活対策講座の前田です。

2019年6月からナビゲーション登録、インターシップ参加と例年同様に就活が始まりました。年が明けて1月中旬あたりから、私達が経験したことのないコロナ禍に陥りました。インターシップは中止、企業説明会も中止となっていきました。それでも4月から5月中旬あたりまでは、エントリーシート提出、リモートでの起業説明会が実施されていました。

特に航空業界は、5月中旬に「採用活動一時中止」となりました。4月頃に就活の支援をしていた学生には、第一希望の業界だけでなく幅広く他業界のエントリーを勧めその中でも興味を持った業界や企業の解説をして学生のモチベーションを高めながら受験の手続きを支援しました。エントリーシートが合格し、リモート面接の準備を進めて行きました。そのような状況下で航空業界の採用試験は「中止」となりました。就活を続ける気力を失っていく学生に、「まずは、今の目の前にある希望する企業の受験を大切にしよう」とアドバイスをしたり面接練習をしました。大学の授業もリモート、アルバイトも自宅待機でほとんどなく、生活そのものにも不安を感じていた学生もいました。

視野を広く持って就活しようとアドバイスをしていましたので、就活が始まる前には考えていなかった企業の採用試験を受験でき、リモート企業説明会参加、グループデイスカッション、グループ面接、個人面接と言う過程に全て合格して内定を取ることができた学生が出てきました。そのような学生の話をしていくと次々と就活を頑張ろうと言う気持ちになった学生が増えました。

就活は学生一人ひとりが自分の人生を切り開いていくものですが、社会情勢や学生個人の状況に合わせて、程良いアドバイスが時には必要だと思っています。また、受験希望の業界のこと、企業のことを教えていくことも必要なことだと考えています。

次回は、具体的にどのような状況の学生がいたか、お話ししたいと思います。

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