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第三回 2022年の就活は、どうなるか?

リクナビ、マイナビ、キャリタスなどで発表されているインターシップは以前と比べれば企業数や開催回数は少ないものの、10月に入ってからは観光系や航空系企業のインターシップのエントーリーが始まっています。空港会社、旅行会社、ホテルでは例年インターシップを開催していた企業の顔ぶれは変わっていません。

大手旅行会社、世代に特化した旅行会社、名門と呼ばれるホテル、ユニークな宣伝や経営で知られるホテルのインターシップは例年通り実施されています。リモートで実施されるインターシップと以前通り実施される体験型インターシップが開催されています。航空業界を希望する学生の皆さんも観光業界の今後の取り組みを知る学ぶためにも、このようなインターシップに参加することをお勧めします。また、ホスピタリティ業界で働きたいと思う皆さんの進路先としても、このようなインターに積極的に参加して就職活動の幅を広げる、モチベーションをあげてください。多くの発見や気づきがあると思います。また、客室乗務員のインタシップも2014年から実施されていたことは知っていますか?この、客室乗務員インタシップについては第四回のnoteでお話したいと思います。

今、特筆されるのは、日本航空(JAL)のパイロットインターシップが開催されることです。定年で多くのパイロットが退職する「2030年問題」は、航空業界の現状が厳しい今でも、その人材育成や確保が必要とされています。学年を問わず「パイロットに興味をもって貰うことや、希望する職種といして広く知らせていきたい」と、言うことのあらわれだと言うことです。2009年から現在も私の周りにはパイロットになりたい若者がいます。狭き門ですが、2006年以前を考えると「パイロット」になる選択肢は本当に多岐に渡ります。自社養成試験受験、操縦学科のある大学への進学、航空大学校進学、留学、外国航空会社の就職、操縦学科のある大学への編入学、プライベートスクールへの進学もあります。私が少しお手伝いした学生は、上記のような進路を経てパイロットとして採用されています。道はいろいろありますが、どの道を選ぶのかを、まず自分で探して考えて、今回の様な困難な状況になっても前進できる道を決めて欲しいと思います。その為のアドバイスにはしっかりとお答えしていきたいと思います。

客室乗務員、グランドスタッフのインターシップについては、第四回にてお話したいと思います。

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