「働くを考える」で繋がる体験型コミュニティ「シゴト場カケル」に参加した!
こんにちは!
noteデビューしたてのくろちゃんです。「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってます。
60歳から考えた「働く」ということ
少しだけ自己紹介です。
36年間の企業人生を卒業し、120%やり切った感を大事にしたい!との思いが強くてすっぱりお仕事を離れました。その後「素の自分」つまり会社の看板のない自分が働くってどういうことなんだろうな~、と働くことの意味をやっと考え始めた超晩成型。もともと人生の意味など深く考えることもなしに歩んできて、親類曰く「極楽とんぼ」。
人並みには七転八起な人生経験しながらも幸いに家族は健やかに進化しており、周囲への感謝を心から思うようになったことにはたと気付きます。そこで考えたこと、それは「感謝の思いと残りの人生はマッチングできるよな」ということでした。そこで右往左往しながら辿り着いたのが、「鳥取で働くを考え支援する」で故郷の力になれたらいいな、という思いでした。
以前から経済も行政も災害対策も、どれをとっても東京中心の時代を脱却せねば!との思いはありました。子や孫の世代に引き継ぐために自分にできることはなんだろう?
首都圏の仕事で成長させてもらい、お世話になった人も大勢います。もちろん大切な家族も首都圏で暮らしています。でもな~、それはそれ、これはこれだよな、とまたまた勝手の血が騒いで仕方がないのです。
長い前振りでしたが、故郷で働き暮らすことをやっと自分ごととして一歩踏み出すことができた、そんなきっかけをくれた「合同会社sunsunto」との出会いと体験をご紹介します。
募集要項との出会いは偶然そのもの
都内のキャリコン仕事を2022年3月末で退職し、帰省のチャンスを伺うことに。その前の大仕事は家族の同意、イコール妻の同意を得ることでした。ほぼ3ヶ月の家族会議を経て、ゴールは見えないけどお互い頑張って暮らしてみようとなり、米子市の実家に単身帰省することにしました。
しかしそのタイミングでキャリコンの求人は米子にはなく、仕事なしでも帰省してみるか~、と極楽とんぼ的発想を始めた7月のある朝。かねてからフォローしていた鳥取県定住機構さんのtwitterからリツイートされてきた募集要項に目が釘付けになりました。
それが「合同会社sunsunto新メンバー募集!鳥取大山で、あなたが主語になれる働き方を!」でした。
まずは暮らしてみないとな、と考えた
「何かを始めたい、発見したい、続けたい、そんなあなたの気持ちを活かせる十分な時間を確保できる働き方を提案」「何をしたいかいまは見つけられないが行動を起こしたい方」こんな言葉が募集要項にありました。
仕事はなくてもまずは暮らしてみないとな、と考え始めた私にビビビッと刺さる文言たち。どんな仕事?と一応は概要、勤務時間、報酬などチェックしましたがほぼ意識からはスルーしており、エントリーシート作成に入ってました。全項目に字数いっぱいの思いのたけを書き込んで、さて送信ボタンをクリック。
と思ったときに、はて?ここは若者のクリエーターさんたちが集うコミュニティのようだ、60過ぎたオヤジのいる場所ではないよな、無理無理、と心の声が聞こえ30分ほど黙想。ダメ元か、と割り切ることができ送信したら「代表まーしー」から2日後にメールが届き、その翌日にはオンライン面談と進み、ひと月後には帰省を果たし大山で働いていました。
コミュニケーションに無理がなく心地よい空間
働き始めた初日から「代表まーしー(以下まーしー)」からのコミュニケーション全開。まーしーが会う人みんなに紹介(どこからきて何をしたいと考えてるやつか)してくれます。
紹介されたコミュニティの人たちも、「あー、そうですか」のスルー挨拶はなく、「相談業務やりたい人初めてかも~」とか「こんなコラボ面白そう~」とか、いちいち反応してくれるのが面白い。
募集の言葉にウソはなく、働き手の思い(これからやりたいこと考えなくちゃ)を尊重しつつ、もちろん報酬分の仕事には汗をかく。初日からすっかり馴染んでしまいました。
なにか始めてみよう!とゆる~く背中を押される
「相談業務に役立ちそうで面白そうなこと始めてみませんか」と背中を押され、「働くを考える」をテーマにしたトークライブ、その後「キャリア相談室」の案内をSNSに発信、などゆる~く無理なく流れをつくっていただきました。
準備もなしに大丈夫かな、、、と思いつつ始めてみるとなんかわくわくする。キャリア相談は悩み相談なので「面白い」という言葉は当たらず「聞きがい、やりがい」を感じる時間でした。評価はあくまで相談者の感じ方なので不明ですが、相談のひとつひとつが貴重な体験を自分に残してくれました。
相談者のその後はとても気になりますが、こちらからのアプローチはせず、自発的に要望あればいつでも応える姿勢でいたいと思っています。
やってわくわく、と思えたことは大きな収穫です。やりたくないことで、わくわくする気持ちにはなりませんよね。
「シゴト場カケル」のメンバーって?
もと企業人を長くやった人種の悪い癖かもしれません。なにかと定義を考えてしまいます。そもそも自分はメンバーと言えるのだろうか?なにか貢献してるのか?役に立つスキルはあるのか?交流の頻度ってあるんだろうか?
さて、しばし埼玉に戻り年を越し、また米子での就活に向き合う自分はどんな関係でいられるのだろう、なんてことを考えます。きっとまーしーも集まるみんなも、それぞれが自分なりの答えを持っているような気もするし、暗黙の共通認識があるような気もします。
「どんなものが掛け合わさり、どんなものが生まれるのか今はわからない。答えを一緒につくっていこう」とHPにあるメッセージに向きあい、自分なりの答えをメンバーに示すことができれば、きっとそれがメンバーシップの証(そんなのあればですけど…)なのかなと勝手に思っています。また、そのメンバーシップのあり方が、これからの「シゴト場カケル」の姿や方向性に連動していくような予感がします。
これまでとこれからの暮らし方
無我夢中で遊んで働いた20代は故郷を顧みる余裕はなく、結婚と子供を授かったことを機会に帰省することが慣習となります。しかし、せいぜい夏休みの一週間が関の山。45年ぶりの故郷暮らしは生涯初といっていい、生活者目線での暮らしを体験する3ヶ月となりました。先のことは未だにフワフワ感の漂う毎日です。
「シゴト場カケル」に参加して感じたこと、それは「悩みや迷いに年齢の垣根はないな!」ということです。幾つになっても繋がっていられるし、リスペクトもし合えるし、成長曲線は緩慢にはなるけど止まることはない、ということを教えられました。
短期間でたくさんの人に巡り会えたこと、ひとり一人にありがとうと言いたいです!これからも予測不能な「シゴト場カケル」で繋がってまいりましょう!
◆お世話になった「シゴト場カケル」の詳細はこちら ↓ ↓ ↓
◆いい汗流した「トマシバ」の詳細はこちら ↓ ↓ ↓
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