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「働くを考える」を続けていこう。    ~社会福祉との繋がり~

こんにちは!

「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってるくろちゃんです。

人は物事を考えるようになるとき、特別な経験や学びがきっかけになる場合もあれば、日常の暮らしから自然と興味をもつ場合もあります。
僕の思考で最近領域を侵し始めたことについて少しお話します。

「社会福祉」の記事やニュースが気になりだした

最近なぜか「社会福祉」の記事やニュースに関心が向きます。僕の仕事は就職支援なので直接は社会福祉とは関係ありません。また訓練校の運営は「社会保険」の雇用保険制度で成り立っていて、同じ「社会保障制度」の中なのになんか繋がっている実感がありませんでした。そもそも関係性が分かりずらいですよね。本当は繋がっているはずなんだけど。

きっかけは自分の暮らしの中で、どれだけ身近に感じる機会があるのかで大きく影響されるのでしょう。

僕はいま担当する介護職訓練生向けに、毎日のように介護施設関連の求人情報をチェックします。そうすると車で街を走るとき、街歩きをしているときなど、やたらと介護施設が目につくようになりました。「こーんなにたくさんあったけ?」と思うくらいだけど、急に施設が増えたのではなくて自分の介護施設への意識が高まったことで目に入るようになりました。


身近にある「社会福祉」との関係

米子市にUターンして91歳になる母親との二人暮らしが始まりました。まだ幸い介護のレベルまではないけれど、あの元気だった母親から老いていくとはこういうことか、と身近に考える生活も始まりました。

家族はといえば、息子夫婦は二人とも公認心理士として障がいを持つ人や悩める人にカウンセリングをしています。また娘も作業療法士として、障がい施設の利用者さん向けに就労支援や障がい児童の対応にあたっています。妻は職業にこそしていませんが介護職員初任者研修(ヘルパー2級)の修了生でした。ついでにいうと姉は看護師一筋で定年を迎えました。


思えばまったくの偶然であって、家族で示し合わせたこともないし、話し合ったこともありません。そして僕は定年後キャリアチェンジをして、間接的に「社会福祉」に関係する仕事に就きました。


「社会福祉」を身近に感じることは自然なこと

人は等しく誰でも老いていきます。また等しくはないけれど障がいをもつ人も多くいます。一人で育児に奮闘する人も多くいます。子供は自然と成長するのではなく、親や社会に見守られて成長します。

そんな当たり前のことを身近に感じられるようになった自分は、今まで世の中をどんなふうに見て感じていたのだろう。経済を回して稼いだお金が、社会保険や保健医療や公衆衛生に役立っていたことは知っていました。意識もしていました。だけど、自分が「社会福祉」と関係していた実感は正直薄いです。特別な経験や学んだこともなかったので、自然と身近に感じるのを待つしかなかったのでしょう。

幸か不幸か、良いことか悪いことか、というとどっちにも無理がある気がします。必要なのは心のどこかにいつも意識しながら、周囲の人や物事を見つめていることかなと思います。誰しもがいつか必ず直面するのですから、慌てず騒がずその時を迎える準備が大事なのかな。

ではでは。。。

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