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踏みしめる 凍土の響き 知る夜は あなたの声の 熱を知るとき アメリカ東海岸、記録も塗り…
赤い傘はもうどこにもなかった 食べ終わったアイスのカップも 君の濡れた髪を拭いたタオルも …
遠い遠い昔から雨が嫌いだった 空を切り裂く稲光が 冷たい部屋を浮かび上がらせば 隅の影に丸…
その夏、日差しはいつもよりも白く強く、古ぼけた日傘ではとても防ぎきれる気がしなかった。…