ある日の2018ヘッダー

春夏のケーキたち2018

NYかなり寒い日が続いています。
雪が降っていないことが幸いですが、マイナスの世界では庭も沈黙。
バードバスの中はカチンコチンで、芝生もうっすらと白いまま。
春が来るのを待ちながら、去年の写真の整理でも。

フルーツを合わせたチーズケーキにとても興味があります。
春の風を感じてピクニック気分が高まってくるとそれがピークに。
バスケットに詰めて、手軽に持っていけるチーズケーキを
あれこれや、焼いてみたくてたまらなくなるのです。
今日はオレンジチーズケーキを焼きました。
生のままのスライスを並べたのですが、食べやすさを考えると、
火を通したもののほうがいいかもしれません。
けれど可愛さは抜群。ああ、今すぐピクニックに行きたい(笑)。

じゃあ、一口サイズはどうだ、ということで今度はグレープフルーツ。
マフィン型に入れて焼きましたが、なかなかいい感じです。
皮を取ったルビーグレープフルーツは食べやすさの点でも◎。
切る手間もありませんから出先ではとってもお手軽です。
これもピクニックメニューに追加決定。

と言ってチーズケーキばかり焼いているわけではありません。
もちろんシーズンといえばイチゴです。
ここ数年はネイキッドケーキにはまっている私。
今日もクリームたっぷり目でサンドしていきます。

3段が定番のケーキ。15cmの台でスポンジを焼いて半分にするため、
いつもスライスしたものが1枚残ることになります。
もちろん使いますよ。今日は小さなイチゴケーキに早変わり。
二度美味しい(笑)。

合わせるティーセットはウィンターババリアのストローフラワー。
秋冬の定番のはずが、気がつけばすっかり春の顔。
相手の色に合わせて雰囲気を変えられる優れものだということでしょうか。

そうそう、スライスしたイチゴをたっぷり挟んだケーキは切り口もいい。
見ても食べても楽しい春のティータイムでした。

そうこうしているうちに季節は夏へと進み、庭のベリーたちも最盛期。
ヨーロッパの夏の終わりはこれ、という素敵な記事を読んでから
私がすっかり虜なのは、ベリーぎっしりのサマープディング。
庭で採れる最後のラズベリーをこれでもかと入れました。

器に沿わせてきっちり押し込んだパンの型の中に、
煮たベリーたちをぎゅうぎゅうに入れてジュースひたひたに。
あとは重石してじっくり冷やしながら真っ赤になるのを待つだけ。
なんとも家庭的で優しい味わいがホッとさせてくれるデザートです。

本当はカランツが飾りたいところですが(中にも入れたい)
あいにくこの辺りでは手に入りませんから他のフルーツで。
いつかはカランツもたっぷり入れて作ってみたい。
これはもう、植えるしかない?(笑)
庭に増えるかもしれない樹々のことを考えるのも楽しいひと時です。

続いては庭の時間。去年分の整理をしばらく続けたいと思います。

サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。