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技術士2次試験_必須科目対策(2)

1.はじめに

上司から、「この試験は一度で受かるようなものではないので、向こう二年を見据えた上で勉強をしていこう。」と言われたので、その鼻っ柱を折ってやろうと思ったけど、勉強してみるとドツボにはまって中々抜け出せない。それは必要とされる予備知識が多すぎてどこから手を出せばいいのか分からないのが原因の一つだと考える。
今回は、必要な予備知識を補うため、前回に引き続き過去問から引用することで試験対策とする。

2.対策

ここでは、技術士試験や他の民間試験で記述試験ネタとされてきた事項についてまとめる。勝手に技術士試験史と称す。あまり古くても参考にならないので、平成27年度までの問題から引用した。
①災害
平成23年(2011年)3/11:東日本大震災
平成28年(2016年)4/14、16:熊本地震
平成29年(2017年)7/5:九州北部豪雨
平成30年(2018年)6/18:大阪府北部地震
平成30年(2018年)6/28~7/8:西日本豪雨(平成30年7月豪雨)
平成30年(2018年)9/6:北海道胆振東部地震
令和元年(2019年)10/6:令和元年東日本台風
②事故、事件
平成24年(2012年)12/2:笹子トンネル天井板落下事故
平成28年(2016年)4/22:新名神高速道路有馬川橋橋桁落下事故
平成29年(2017年)10月:神戸製鋼の不正事件
③人口
2015年10月1日の人口は、1920年の調査開始以来、初めて減少した
2050年の総人口は、1憶人を割り込むと見込まれている
2065年の総人口は、9000万人を割り込むと見込まれている
2065年の総人口に占める65歳以上の人口割合は38.4%程度
④政策など
SDGs(持続可能な開発目標)は、2016年から2020年までの国際目標
平成23年(2011年)「環境影響評価法」改正
平成27年(2015年)「水防法」改正
平成29年(2017年)「土砂災害防止法」改正
⑤財政、就業者、許可業者
1992年度 建設投資ピーク 84兆円→2010年 42兆円→2018年 53兆円
1997年度 就業者数ピーク 685万人→2018年 503万人
1999年度 許可業者ピーク 601千業者→2018年 468千業者数


3.まとめ

①、②は某診断士の記述問題(今は廃止された倫理問題の方)でも度々取り上げられた内容がある。①については、耐震関係よりも、水災害に対するハード、ソフト対策について記述する人が多いように感じる。
③、⑤は基本知識として覚えておく必要がある。④については書いていけばきりがないのでこの辺で留めておく。以上

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