ゴールデンカムイ!!

前々から気になっていた『ゴールデンカムイ』を、連休から今日にかけてで一周しました。
絵柄、舞台となった時代・場所がどうやら好みだから、絶対好きだろうな〜と思いつつ、なんやかんや2〜3年は温めてしまっていた…

読んだ感想としては、本当温めてた理由まるでなかったな、というところ。早く、早く読めばよかった…!

上記の第一印象は全く間違ってなかったし、ストーリーやキャラクターを知れば知るほど、私の好きな要素がつまっている作品だった。

まだ一周目、2〜3割しか味わい尽くせていない感があるのだけど、とにかく面白かったので、最高!と思ったポイントをとりあえず箇条書き。

・絵がすっきりしていて良い。でも白くはなくて。人物と背景の書き込みバランスとか、コマ割りとかすごく好き。

・テンポが良い。シリアスとコミカルがガンガン切り替わって飽きない。常に危険と隣り合ってるのを思い出させてくれるし、反対に、どんな怖い人にもユーモアがある一面を持たせていて、人間味を感じさせてくれる。キャラクターに愛着が湧いてしまうのは、こうやって陰陽様々な面を描いてくれているからだろうなあ。

・衣食住、生活文化の描き方が良い。スマホやPCやテレビに囲まれた今の生活をふと顧みてしまった。ご飯に集中したり、家族と向き合って話し合ったり。
それに、和洋、そしてアイヌをはじめとする諸文化のファッション。サバイバルグルメ。キャラクターに誕生日や身長体重はなくとも、好き・嫌いな食べ物が設定してあるところがいい。食べ物にまつわるエピソードがひとつひとつ本当にいい…。しいたけがともに嫌いな2人には今後小話が発生したりするのかな…

・アイヌ文化をわかりやすく知る事ができてすばらしい。衣食住、神話や伝説、自然に対する価値観。こんなに教えてもらっちゃって良いのかというくらいの情報量。最高。

・映画や絵画のオマージュがたくさんあって良い。私もこのシーン好き!とか、この人そっくり!とか、これってもしやあの映画…?とか、発見するたびに一人テンションが上がる。最後の晩餐は…そういう意味だったんだよね…?
私の好きな『シカゴ』『スティング』あたり、割と時代が近め(10~20年後くらい?)なのでパロってくれないかなあ…。

・監獄、脱獄、凶悪変態殺人事件系のフィクションが好きなので、どんぴしゃ。暗号解読も好き。地図も好き(読めないが)。宝さがしも好き!

・女の人がたくましいのが好き。みんな強い。ソフィアにはラピュタのドーラみしか感じなかった…。先生は絶対ジブリの女の人好きだと思う。

さらに具体的に好きなポイントは追ってまとめたいと思う。とにかく好きな要素が多すぎてたまらない。勝手に、野田先生と好きな映画の趣味が近いのでは…と妄想している。

漫画はずっと紙派だったんだけど、最近 Kindle Paperwhite を購入してそちらで読んだ。初めて電子書籍で読んだ漫画となった。

…が、紙で欲しい笑
見開きの大自然や格闘シーンを、もっと堪能したい。Kindle Paperwhite は、見開きにすると絵が小さくなってしまう…。拡大しても部分的になっちゃうから意味ないし。

明日から2周目いきます!(ちゃんとプログラミングもやります!)



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