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【初心者向け】世界大会のルールについて

どーも。C.C.🍋です。
趣味は犬を吸うことです。

今回は満を持して世界大会のルールについて書いていこうと思います。
V最の影響で世界大会に注目が集まったのでこのビッグウェーブに乗ろうと考えたとかそういうわけじゃないです。()


▶その前に世界大会を見るにあたって便利なサイトを2つほど。

Battlefy
試合の結果がリアルタイムで見れるサイトになります。
世界大会はプロリーグと異なり短期決戦ですので、熾烈なボーダー争いが続きます。そのため結果はリアルタイムで追うのがおすすめです。
Liquipedia
こちらはチームや選手の詳細が見れるサイトです。

▶︎ざっくりとした競技のお話も書いておりますのでこちらもご参考まで。

1.世界大会の立ち位置について

まず世界大会とは何?というところからお話しします。
APEX競技では1年に3回世界大会が開催されます。1年を2つのSplitに分けてそれぞれ1回ずつ開催されるプレイオフ、年間王者を決めるCHAMPIONSHIP(CS)です。

1.Split 1 プレイオフ
    ↓
2.Split 2 プレイオフ
    ↓
3.Championship

プレイオフではNorth America(北米)・South America(南米)・EMEA(ヨーロッパ)・Apac North(北アジア)・Apac Sourth(南アジア)・CN(中国)の6つのリージョンから合計40チームが集合します。
各リージョンからの出場チーム数は前回の世界大会の成績で変動します。

CSは選抜方法が異なるのですが大会ルールは同じです。
次からそのルールについて解説します。

2.世界大会のルールについて

世界大会は3つのステージに分かれています。

①グループステージ

まず出場チーム40チームを10チームずつ4つのグループ(A・B・C・D)に分けます。
次に4つのグループが総当たりで試合をします。
A vs B、C vs D…こんな感じ。
1試合あたり6マッチずつです。

この結果で以下のどちらかに入ります。

上位20チーム:Winners🔴
下位20チーム:Losers 1🔵

②ブラケットステージ

地獄のグループステージが終わると次は生き残りを賭けたブラケットステージが始まります。
ここではさらに3つの段階に分かれます。

1.Losers 1🔵
グループステージで下位になったチームは、後がない戦いとなるLosersに進むことになります。
この結果で以下の2つに分かれます。

上位10チーム:Losers 2🟡
下位10チーム:敗退(総合31-40位)✖︎

ここで初めての敗退チームが出てきます。
お疲れ様でした。

2.Winners🔴
次に、グループステージで上位になったチームで試合をします。そしてこのラウンドの結果でさらに2つに分けられます。

上位10チーム:Final👑
下位10チーム:Losers 2🟡

3. Losers 2🟡
WinnersでFinal進出を逃した10チーム、そしてLosers 1で生き残った10チームの20チームで最後の生き残りをかけた戦いが始まります。
この結果で以下の2つとなります。

上位10チーム:Final👑
下位10チーム:敗退(総合21位-30位)✖︎

ここで次の敗退チーム10チームが確定します。
お疲れさまでした。

📝ブラケットステージはルールがややこしいですが、10位以内で生き残りと覚えておきましょう。

③ファイナルステージ

待ちに待った決勝戦です。
Final Roundはマッチポイントルールとなります。
まず50pt獲得して、その次以降の試合でチャンピオンを取れば世界王者です🎊

⭐︎ボーダーについて⭐︎

よく実況解説で「ボーダー」という言葉が出てきますが、これは「次のステージに進むために必要なポイントの目安」のことです。
ざっくりですが大体こんな感じです。

①グループステージ
100pt前後(全体20位)

②ブラケットステージ
各試合 35pt前後(10位)

上のポイントを超えたら、確定ではないですが次のステージに進める可能性が高いです。
好きなチームがある方はこの水準を超えるように祈りましょう。

3.CHAMPIONSHIPについて

さて、先ほど「CSは選抜方法が違う」と書きましたが、各リージョンを勝ち抜けば出場できるプレイオフと全くことなり、CSは「プレイオフの結果で選抜される大会」となります。

細かいルールは省きますが、結論、目安として「プレイオフでファイナルステージ👑進出」が最低ラインとなりますのでその辺りも注目です。

📝ここで出場権が得られなくても、プレイオフ後に開かれるLCQという大会で上位を取ればCS出場は可能です。

4.開催地について

世界大会の開催地は直前に発表されることが多いです。そのため、とても残念なことにビザの取得が間に合わない選手が出ることがあります。

公平な戦いとするために、EAにはもう少し配慮をして欲しいところではあります。

5.世界大会を楽しむポイント

①スター選手の活躍

世界各国の強豪チーム、人気選手が一堂に会して我々の理解を超えるスーパープレイを見ることができます。

②カオスなメタ変化

世界大会は6つのリージョンからチームが集まるためもうガチャガチャです。
もちろんスクリムでだいぶ落ち着くのですが、大会開幕後にメタが変わることもあり、毎試合目を離せない展開が続きます。

③ファンの熱量

会場に駆けつけた各チームのファンがボードやフラグなどを使い思い思いに応援をしています。
また、ファンに限らず素晴らしいプレイがあるとコールが起こったりと盛り上がりまくりです。

④選手ファーストのEA

1時間を超える遅延、突然のバグ、戦闘中のポーズなど選手たちは毎試合ハラハラドキドキです。

⑤EAのサービス精神

インターバル中には我々ウォッチャーのために様々なエンタメを提供してくれます。
例えば、Halのドキュメンタリー、Halのインタビュー、Monsoonのコスプレ、Monsoonの熱唱、Gnaskeの料理教室、全く答えさせる気のない謎クイズ、全く合ってない表記、チーム名と画面が一生合わないFACEITなどです。

上記の内容を心から楽しめるようになった人こそが本物のウォッチャーと言えるでしょう。

6.こんなところで

世界大会楽しみですね~
別の記事で注目選手も書いているのでぜひご覧ください。

ほな、また次の回。

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