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【初心者向け】ALGS競技観戦用語を整理してみる?Part1.大会編

どーも。C.C.🍋です。

何を書こうかなーと考えたところ、競技を語るためにはまず用語の整理からだなと。
一応分かってる気持ちでいますが、間違ってたらすみません。
目次の下に公式サイトくっつけておきます~
※一部修正しました(2024年3月)


①頻出単語?

とりあえず頻出単語をざっくりと。

1.世界大会

世界から40チームが集まる大会。プレイオフsplit1、プレイオフsplit2、チャンピオンシップ(CS)の3回があります。

2.CC

チャレンジャーサーキット。厳密には違いますが、選手たちがよく言う「CC」はLCQを除く予選全てを指しています。

3.招待

プロリーグに出場する方法は「招待」と「予選」があります。Year4Split1では22チームが招待、8チームが予選勝ち上がりです。

4.LCQ

ラストチャンスクオリファイア。年間王者を決める世界大会チャンピオンシップの予選大会。

5.ポーランドルール

マッチポイントルールのこと。50pt取ってチャンピオン取ると優勝とかいうアレです。

6.点灯

マッチポイントルールで50ptを超えること。

7.ボーダー芸

世界大会や予選などの出場ボーダーラインギリギリに乗り続けること。

8.リージョンファイナル(RF)

※追記です。
プロリーグの最後に行われる決勝戦的な試合。
ここで優勝すると1発で世界大会確定です。

全部分かる方はここから無視でOKです。長いので。はい。
以下解説です。

②大会の流れ

ALGSは1年で2つのスプリットに分かれています。
順番としては大体こんな感じです。毎年開催時期は変わります。

Split1-秋~冬
プレシーズン予選(PSQ)→プロリーグ→プレイオフ
Split2-春~夏
チャレンジャーサーキット(CC)→プロリーグ予選(PLQ)→プロリーグ→プレイオフ
CS-夏~秋
チャレンジャーサーキット(CC)→ラストチャンス予選(LCQ)→チャンピオンシップ

1.予選※リージョン

予選は基本誰でも参加可能です。
そこを勝ち上がるとプロリーグなわけですが、厄介なのがプロリーグに出場するチームの大半は「招待」されている点です。
前シーズンの成績や所属選手によって招待チームが決定します。
つまり予選通過は大変狭き門なのです。

2.プロリーグ※リージョン

予選を通過する or 招待されるとプロリーグに出場できます。
ここを勝ち上がると世界大会プレイオフですので、各チームは必死に上位を目指します。
逆にプロリーグで下位になると降格で予選に戻されます。

では日韓から何チーム世界に行けるのかというと、これがまたややこしいことに枠数は変動します。
細かいところは省きますが、世界大会での最終順位でチームの所属リージョンごとにポイントが加算され、全体のバランスを踏まえて枠数が決まるという感じです。
ANははじめは10枠ありましたが成績が振るわず8枠まで減っており、その後Year4sp1のRCやFNCの活躍により9枠に戻りました👏

3.リージョンファイナル(RF)※リージョン

各リージョンのプロリーグ6試合終了時点で上位20チームが出場する決勝戦的なやつ。マッチポイントルールで行われ、優勝が決まっても最低6マッチは行われます。
その後プロリーグ6試合とRF1試合の計7試合の結果を集計して総合結果=世界大会出場チームが決まります。
しかし、RFで優勝するとポイント下位チームでも一発で世界大会出場が確定します。

4.プレイオフ※世界大会(オフライン)

全世界の選手たちが夢見る舞台がこのプレイオフです。
世界各国から勝ち上がってきた40チームが戦い、世界王者が決定します。

プレイオフでは10チームごとにA〜Dのグループに分けられ、総当たりで順位をつけます。
その結果をもとに行われるのが次の2試合。

上位20チーム→Winners
下位20チーム→Losers1

さらに上の結果をもとに次の試合。

Winners下位10チーム+Losers上位10チーム
Losers2

Losers2まで終えたら最終戦です。
Winners上位10チーム+Losers2上位10チーム
Final

5.チャンピオンシップ(CS)※世界大会(オフライン)

そしてシーズンの最後にあるのがチャンピオンシップ(CS)。ここで頂点に立ったチームこそが年間王者の称号を手に入れられます。
ただ、こちらは少し特殊なルールとなっています。※2024年5月更新しました

まずSplit1とSplit2の成績を加味して各リージョン1位の6チームが招待されます。(プロリーグのない中国と南米はどう計算するのか謎)
それに加えて、Split1とSplit2で獲得したプレイオフポイントの上位26チームも招待となります。
こちらはリージョン関係ありません。とにかく上から順番です。しかもこの成績というのは世界大会での成績になります。
つまり、そもそもプレイオフに出ていないとCS出場のスタートラインにすら立たせてもらえないのです。

6.ラストチャンスクオリファイア※リージョン

世界大会に出られなかった…世界大会には出たけどポイントを稼げなかった…そんな人たちも諦めてはなりません。
何となくお気づきかもですが、世界大会には40チームが出場します。そして招待は32チーム。
じゃあ残りの8チームはどこから来るの?と。
そこでCSの前に各リージョンでLCQという大会が開かれ、日韓だと上位2チームに入ればなんと直通でCSに出場することができます。
まさに「ラストチャンス」ですね。

ちなみに、、、
選手たちの中には予選のことをまとめて「CC」と呼ぶ人がいます。これは慣習ですかね…
PSQやPLQと言っている人はあまり見たことがないです。

あと、世界大会のことを「LAN」と呼ぶことがあります。主に海外選手が使う言葉です。

③マッチポイントルール(ポーランドルール)

恐らく最初の世界大会がポーランド開催だったのが関係あるかも?
これは各大会のファイナル(決勝戦的な試合)で使われるルールで、内容としては下記の通りです。

1、50pt獲得する
2、チャンピオンを取る

1→2の順で最初に取ったチームが優勝です。
例えば49ptのチームがチャンピオンを取っても50ptは超えますがクリアにはなりません。50ptを超えた次の試合以降でチャンピオンが必要です。
シンプルなルールに見えますが、APEXはバトロワという特性上、どうしても運が絡むのでptは取れてもチャンピオンを取るのが難しい…
とりあえず50pt取っちゃえばワンチャンあるルールなので、下位チームでも希望を待てる仕様ですね。
ちなみに50ptを超えることを「点灯」とか「乗る」とか言います。

④ボーダー

これは公式用語ではなく通称です。恐らく。
世界大会の出場ラインのことをボーダーといいます。

そこから派生して、ボーダーのスレスレで戦うことを「ボーダー芸」といいます。
行けるの?行けないの?のラインを反復横跳びするので精神衛生上良くないですが、そのハラハラ感が堪らなくもあります。

⑤ポイントについて

APEXの競技にはややこしいことに「○○ポイント」と呼ばれるものが主に4つあります。
・キルポイント
・順位ポイント
・プレースメントポイント
・プレイオフポイント

RAGE様の公式配信より

キルポイントと順位ポイントはマッチごとに付くポイントですね。
この2つを足したポイントがマッチの結果となります。

RAGE様の公式配信より

注意すべきは3番目のプレースメントポイントが上の2つと全く違うことです。
1回6マッチの結果が計算され、その総合順位に割り振られるのがプレースメントポイントです。
これをさらにRF含めた7回積み重ねて大会全体での成績が決まります。

そしてあまり知られていないプレイオフポイント。チャンピオンシップに招待されるためのポイントです。
※完全にCSポイントと勘違いしていました。正確にはプレイオフポイントです。

キルポイント・順位ポイント:各マッチ用
プレースメントポイント:プロリーグ用
プレイオフポイント:チャンピオンシップ用
これぐらいの認識がちょうどいい気がします。


ここまでで想像以上に長くなってしまいました。
選手たちが良く発する単語を少しは出せたかな🤔
「CC」「LCQ」「CS」などの略称や、「ポーランドルール」「ボーダー芸」などの単語は頻出の割に調べても出てこないので参考になれば嬉しいです。
ここまで見てる人いるか分かりませんが(´-`)

ほなまた次の回。

おまけ:1投稿1クリップ

「悲観しなくていいよおじさん」

1投稿、1クリップしてみます。
今回は、Year3 Split2のプロリーグ終盤で世界大会はほぼ確定しているけど、結果に納得できないPVXのもとに突如現れた「悲観しなくていいよおじさん」です。

お次はこちら。


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