OBOG訪問の本当の意味

今回はOBOG訪問についての話をしましょう。

就活が進につてれて、興味ある会社がいくつか出てくると思います。
その会社の先輩社員に直接会って、自分の質問をぶつけるのがOB訪問です。
OB訪問を行うまでになると、会社のことも調べているし、自分がその会社でやりたいことも決まっているので、ほとんど質問することが決まっている状態でOB訪問をすべきです。

大学のキャリアセンターや会社に連絡して、行きたい企業に自分の会社のOBがいるか確認して連絡を取りましょう。

注意しないといけないのは、OBと話をして、自己満足して終わってしまうことです。ネットや会社説明で聞けるようなことを質問して、自己満足すてしまうこと。これではOB訪問する意味がありません。

ただ、OBに会えたとしても、OBが自分のやりたい仕事をやっている人とは限りません。
OBに自分の質問をぶつけて、OBは丁寧に答えてくれますが、100%自分の欲しい回答になっているでしょか?
また、学生が考えている「働き方」は実際に働いている人からしたら抽象的で、いくつもの部隊に分かれて行われていたりもします。
「君がやりたい仕事は、●部署と×部署と△部署でそれぞれあんなことやこんなことをやっていて…」と細かく教えてもらい、より自分の理解が深まることになるでしょう。

ただ、覚えておかないといけないのは、その理解を深めるのがOB訪問なのではなく、自分のやりたい仕事がその会社でできるのかです。
実は部署まで細かく言ってもらえたら勝ちです。

「その△部署の人、紹介してもらえませんか?」と言って、実際に自分がやりたい仕事に一番近いことをしている人を紹介してもらえないか聞いてみましょう!
そこから紹介されるのはもう大学のOBではありません。完全な一般の社会人です。
もし紹介してもらえたなら、OB以上に丁寧に対応してください。

そこからはOBにぶつけた質問をしていって、自分がやりたい仕事ができるか、紹介してもらった人に聞く感じです。
もし、「それをやるなら自分の部署ではなく、■部署だよ」と教えてもらったら、「その部署の人紹介してください」と言って、つながっていきましょう。
自分のやりたいことをやっている部署の人に話をさせてもらえるまで、紹介してもらいをお願いし、数珠繋ぎでつながっていきましょう。

もし、つながりが切れてしまい、紹介が途中で止まってしまうのであれば、一つ前の人に戻り「この人ではなかったので紹介しなおしてください」と
お願いしてみるのも良いかもしれません。

やりたいことができるのか?マッチングできそうか確かめるのはとても大切です。
本当にやりたいことができそうな人と出会えたら、入社のための相談をその人にするのもいいと思います(ES見てもらったり、アドバイスもらったり)

OBには、自分のやりたいことができるかを確かめるのではなく、やりたいことをやっている人につながるように手配してもらう、そのための窓口となってもらうのがOB訪問なのです。

紹介してもらえない場合は、自分の態度が悪かった可能性もあるので、紹介してもらえなかった場合はなぜ紹介されなかったのかも考えましょう。
態度のほかにも、自分のぶつけた質問が十分研究された質問になっておらず「とりあえずOB訪問しに来た」というものになっている可能性もあります。
調べればわかることをOBに聞いても意味がありません。調べてもわからず、その会社に興味があるのでOBに時間を取ってもらって話をしているのだから
それなりの質問でないとダメです。質問の質がイマイチだった場合も、紹介はしてもらえないので、注意しましょう。

あとOB訪問が終われば、その日のうちに必ずお礼メールは書きましょう。
自分のために時間を作ってくれて丁寧に会社のことを教えてもらったのだから、感謝の気持ちを伝えるのは当たり前です。
OB訪問後なるべくはない時間の方がよいですが、遠方からの人は、帰りの新幹線などでメールをするので全然大丈夫です。
むしろお礼も書かない人は、その会社だけでなくほかの会社も落ちるでしょう。

また、OB訪問を数珠つなぎでつながっていくリスクとしては、人事まで声が上がる可能性もあるので、
ほんとにいい子ではないと、そのあとは書類選考レベルで落ちます。
逆に言えば、しっかりOB訪問ができた人は、ESもしっかりしたものが書けますし、入社してからもギャップもなく、楽しく仕事ができます。

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