個人的にここが好き!サン=サーンス♪管弦楽組曲《動物の謝肉祭》より『象』

コントラバス弾きなら全員知っている『象』
この曲はサン=サーンス作曲の管弦楽組曲《動物の謝肉祭》より5曲目にあります。

○サン=サーンスとは
シャルル・カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)はフランスの作曲家でピアニスト・オルガ二ストです。

盛期(中期)ロマン派で、ブラームスより後、ビゼー・チャイコフスキーより前だそうです。(もっと後かと思ってた)

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オルガ二ストと聞いて、交響曲第3番《オルガン付き》は有名ですね。
彼は旅好きであり、異国のことを大変勉強していました。その中で曲に活かされたので有名なのは《サムソンとデリラ》より『バッカナール』です。
詳しくはこちらが便利です。

私は一度この曲をやった時にnoteに投稿した記憶があるのですが、ない…。楽器の元ネタはなんだろうと思って調べた記憶があります。そこでエジプトのオケの動画を紹介したかったのですが、探せませんでした。

○動物の謝肉祭とは
全部で14曲からなる管弦楽組曲です。

編成は
フルート・ピッコロ・クラリネット・グラスハーモニカ(又はチェレスタやグロッケンシュピールで代用)・シロフォン・ピアノ 2・ヴァイオリン 2・ヴィオラ・チェロ・コントラバス

この音楽は「冗談音楽」に属します。冗談音楽とは、簡単に言ってしまえばパロディです。
実際に聴いてみてください。
フランツ・ライゼンシュタイン≪人気協奏曲≫

こういうのをよくやるのが、ホフナング音楽祭です。イギリス・ロンドンで行われています。さすがブラックジョークが好きな国ですね。笑
動物の謝肉祭の曲順は
第1曲『序奏と獅子王の行進曲』 (Introduction et marche royale du lion)

第3曲『騾馬』 (Hémiones)

第4曲『亀』 (Tortues)

第5曲『象』 (L'éléphant)

第6曲『カンガルー』 (Kangourous)

第7曲『水族館』 (Aquarium)

第8曲『耳の長い登場人物』 (Personnages à longues oreilles)

第9曲『森の奥のカッコウ』 (Le coucou au fond des bois)

第10曲『大きな鳥籠』 (Volière)

第11曲『ピアニスト』 (Pianistes)

第12曲『化石』 (Fossiles)

第13曲『白鳥』 (Le cygne)

第14曲『終曲』 (Final)

○第5曲『象』 (L'éléphant)
この曲は誰でも弾けます。中学生でもよく弾かれていますね。誰でも弾けますが、実は難しく、奥深い曲なのです。
明日(5/16)に私は音楽教室があり、リハーサルがあるとしたら本番2回を合わせて3パターンの演奏ができる訳ですが、コントラバス奏者をやっていく中で永遠の追求が『象』によってあるのではないかと思っています。

○私のイチオシ動画
私の最初の出会いはこの動画です

これ面白い!二回目の公演でやろうかな

アニメーションがあってイメージわきますね!

今の私に近い!

顔芸!

中間部の伸ばしの音にも遊びを入れる…さすがだなぁ。採用!

私の象のイメージはまさにこんな感じ!

もう一つ、Gary Karrさんの動画の中に、世界中から著名なベーシストが100人集まって、野外で謝肉祭の象を演奏する動画があるのですが、見つけられなかった。ドキュメント映像の中にあって、指揮者が象の模型の上にいるというものなのですが、どなたかご存じないでしょうか…

○最後に
動物の謝肉祭は今年度いろんな場所でやらせていただきます。室内楽はソロやオケと違って、精神的にも技術的にも成長させられます。頑張りたいですね!

あと、絵本があります。大学の図書館にもあるのでぜひ!


拙い文章ですがお読み頂きありがとうございます! 私の詳しくは https://t.co/c3ikR7p8Ht インスタ: https://www.instagram.com/cbyoshida/