趣味は大切に

珍しく衝撃を受けた体験をしたので忘れないように書きたいと思います。
結論はTwitterにて。

○まず、ここのところの自分
○久しぶりにそのオケを聴いて
○思ったこと
この4本だてでお送りします。

○まず、ここのところの自分
端的にいうと、音楽に対する愛がない状態でした。大学の授業だったり立て込んでいて流れ作業的なふうになっていたというのもあります。(毎年年末はそんな感じなのですが)。私自身の元々のモットーは、ひとつひとつの演奏会を全力でやるということだったハズです。オーケストラが大好きでコントラバスはそこそこ、弦楽器や低音というのも好きで音楽系の高校→音大に飛び込んだのです。それが卒業を前にしてこのザマですから、卒業後は馴染みにしている地域アマオケくらいにして吉田の本質部分である、大好きでやりがいのあるレッスンなど教育系からは一切手を引く覚悟をしていました。
それがこのツイート

演奏会も2020年ぼちぼち行っていたのですが、どうも感銘しないなと。好きな曲、知っている曲、聴いたことある曲かどうかというより、音楽を聴く喜び自体が残念ながら消えています。
身近なものとしてはCDを家や車の中で聴きますが、ラジオと変わんないなと。そこに一節でも良いなと感じる瞬間があったかといえばない。
実際に演奏会に足を運ぶことはありましたが、12月入ってから感銘しない自分を一層意識するようになりました。なので今回の演奏会で、一番好きなオケ。全て弾いたことある曲。ここで何も感じなかったらいよいよ終わりだなとドキドキしながら聴きに行きました。

話題が前後しますが、プレイヤーとして、創作活動する自分としての立場で心境を書きます。
正直11月の大阪の演奏会を境に、やる気が大阪に置いたまま東京に帰ってきました。若干12月のマーラーの巨人で帰ってきたけども、またやる気はそれだけ。前プログラムはやる気は帰ってこなかったのが正直なところ。
ソロに関しても正直なんともいえない状況でした。卒業というひとつの終わりが見えているというのもあるかも。(本当は逆だけども。)

○久しぶりにそのオケを聴いて
では実際に好きなオケの演奏を聴いて、音が出た瞬間に高揚しました。これだ!っていう感覚でしたね。すっかり自分が忘れていたその感覚。本プログラムも何度も弾いてきた思い入れのある曲なので、当時のやる気に満ちた自分の思い出もリンクして英気が漲るというか。
忘れていたものが全て帰ってきました。もちろん不安もまだ残っています。なのでもう一回くらいは聴きに行きたいなと。

○思ったこと
心境の変化を振り返って今回思ったのは、本当に好きなものにはいくらでもお金を積もうと思いました。心の栄養が枯渇するくらいならばいくらでもお金をかけるべきなんだなと。
コロナ禍を持ち出すとややこしくなるので触れないですが、演奏会を聴きに行ってその時思ったのは、もっとやれることはあったはずだなと。過去の自分を振り返ってみるとか。どこのオケにしてもYoutubeに上がっているのでそれを見たりとか。やっぱり行動力だなって。まあ高熱で寝込んでいるのに動けと言っているようなもんでしょうが。

さいごに
3/18(木)に八王子でリサイタルをする予定なので、そこに向けて全力を出せるように自分を育てるのもひとつの音楽家としての仕事かもしれませんね。(締め)

拙い文章ですがお読み頂きありがとうございます! 私の詳しくは https://t.co/c3ikR7p8Ht インスタ: https://www.instagram.com/cbyoshida/