視覚情報が強すぎるわたし

わたしがフォローさせてもらっている人たちは、よくコスメを購入してツイートしている。わたしはそれを眺めるのがとても好きだ。きらきらしてかわいいし、テンション上がってる姿もわたしまで楽しくなる。

そんなときぼんやり思う。もう少しコスメに興味を持っていたら、もうちょっと外見に自信をもって、いろいろ楽しめることも多かったのかなあ、と。

これは別に「なんで外見に自信を持てないのだろう」という話ではなく「なぜコスメに興味を持たなかったのだろう」という話。確かに外見に自信は全くないのは間違いがないのですが。もちろん毎日出勤するために化粧はしているし、収集癖のあるわたしがコスメにハマってもなんら不思議ではない。でも、化粧品にときめきを求めなかった、それがなんとなく不思議だった。

美容に無頓着かといわれるとそういうわけでもない気がする。ネイルには3週間おきに通っているし、まつ毛パーマも毎月通っている。(今はコロナでお休みしてるけど)化粧は毎日固定。週5で全く同じメイクをしている。服はたくさん持っているわけじゃない…かな。靴は好き。でも置くところがないから自制している。髪の毛はミルボン製品で固めてある程度気にはしているかな。実績が出ているかは微妙だけど。

じゃあなんでコスメはたくさんお金を出して集めたり、いろいろ試さないんだろう?

結論、「自分の目に見えるもの」にめちゃくちゃ重きを置いているのかなと思った。

当然だけど顔は自分で見えない。鏡を介してでないと見えない。割といい値段を出してネイルを毎月付け替えるのも、手は一番目に入るところでテンションが上がるから。靴が好きなのも。とがったつま先を見ていたいから何度でも足が前に踏み出してしまう。ミルボン製品は並べるとかわいい。インテリアみたい。

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まつげパーマは、毎日ビューラーをかけたくない(面倒である)ことが主な理由だったし、服は眺めることはとても好きなんだけど、結局あまり買わないのは着たら自分で見えない。とかかなあって。
自慢するわけじゃないけど、基本的に自宅を綺麗な状態を保っている。ガスコンロとか洗濯機なども使った時に必ず拭いているので大掃除が必要でない状態が常。お花も余裕があればちゃんと飾っている。これも、目に見える場所が汚れていたり、散らかっていることがいやだから、なのかな。持ってるコスメの整理をしたことがあるけど、これも「コスメを整理する」というより「部屋をきれいにみせる」一環だったなあ。

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昔、心理試験とか適性試験とかたくさん受ける機会があったのだけど、それをふと思い出した。わたしは視覚情報>聴覚情報で物を認識するらしい。例えば、人の名前を覚える時に、名札を付けてくれれば名乗られなくても大体一回で覚えられる。けど、「やまだたろうです」と名乗られるだけだと覚えられる率がぐんと下がる。小説もフォントも含めてその小説の記憶となる。所謂スクショ感覚。でも、電話では声のトーンとかを鮮明には思い出せない。(でもキャラクターとかの声真似は得意←今は関係ない。)
関係ないかもしれないけど、カラオケで見えるガイドボーカル出されるとめっちゃ音程が合う。これは本当に関係ないっすね。

カラオケはともかく、興味の持ちやすさやそれが続くかどうかのモチベーションは視覚情報が強いのかなあと思う。アイドルが大好きなのも、きっと見ていて、眺めていて綺麗だから。あと、自分がその世界に介入しなくて済むから。あくまでそのキラキラした世界を眺めていたい。一方、コスメは自分がある程度そのパワーを体現してあげる必要がある感じがするのかな。全くのイメージですが。メイクがかわいくできても髪の毛がつやつやになっても戦闘力上がった気がそこまでしなかったり。でもネイルとか靴はめっちゃ上がる感じしたり。しかし、マジで自分に自信ないんだな。知ってたけど。

でもコスメは好きだから、ツイートも変わらず眺めて楽しむし、気になるコスメがあったら実物を手に取ってみようとは思っています。去年、初めてジルスチュアートに行った。めっちゃ緊張した。

なんでもないことをこんな風に考えることがいつもなのですが、せっかく考えてるなら文字に起こしてみようと書いてみました。オチがなくていいんです。これからもちょくちょく書こう。

”みんなのなんで”も聞いてみたい。

しがないおたくの実情。