VapeManiaとCBD / HEMPビジネスの軌跡 - 2017年からの展望


VapeManiaと国内外HEMP産業の年表


はじめに

「まずは、与えよ。」

今回は文章にして振り返ると長くなりそうなので、年表でまとめました。
ここから業界に参入したい人に少しでも役立つように、と思い書きます。
私は2017年4月、新宿にて VapeMania®︎ を創業、アジア初のCBD専門店を開始しました。
専門店としてはどこよりも早い取り組みだったことから、CBD部のこんさんに振り返りとHEMPやCBDの未来図について書いてほしいとの依頼をいただいて、キーボードを叩いています。
私にとっても私たちの道のりを振り返ることに、改めて関わってきた人や環境に感謝することが出来ました。
貴重な機会をいただいて、ありがとうございます。

今回の記事では格好をつけず、なるべく胸襟を開いてその時考えていた未熟さも素直に書いていきたいです。
CBDに出会ってからは、厳しさや辛さもありましたが、ひっくるめても人生で一番幸せな時間を過ごさせてもらっています。
2024年4月20日以降も、明るい未来を創造する人たちが増えて、世界に関係値が広がることを望んでいます。

大切なことは、まだまだ私たちもこの産業も"これから"だということ。
最後は、HEMP産業の進化について超前向きに創造していきます。

創業の背景と初期の挑戦 - 2017年

VapeManiaの創業は孤独への挑戦でした。
当時私は30半ば。
家庭ではパートナーとの関係は最悪。派遣会社での契約が切れ、人から借りていたロードバイクを使いUBER EATSで食いつないでいた時期でした。
派遣会社での営業成績は2位にダブルスコアで勝つぶっちぎりの成績でしたが、次の仕事が回ってくる雰囲気はありませんでした。
態度が悪かったのだと思います。

"小売"の言葉すら知らないまま、VAPE STUDIOさんの隆盛ぶりをみてエイヤ!とVape屋を創業。
知識が深くなければ信用されない、そんな思いから"VapeMania"と名付けました。
新宿の雑居ビルに間借りしながら、手探りで商売を開始。

2017年取扱ブランド Koi CBD / Pharma Hemp / NATUuR

ネット販売も、独立も、全部初めてのこと。
売れているVape用リキッドをチョイスしながら間もなく、単価の高い大麻から作られたCBDを使ったリキッドを発見
大麻の経験や知識は多少はありましたが、CBDなんて聞いたこともありませんでした。
調べてみると、何と可能性のあるものなのか。と感動。
(個人的な感想として)全く法的に問題のない、ささくれ立った世の中に最も必要な成分だと確信。
5月の半ばには禁煙・節煙へのツールとしてCBDの提案をSNSで発信した記録が残っていました。
すでに事業のパートナーとして、当時会社員だった現代表取締役の中川へ相談。
「ブルーオーシャン見つけたね」と言われました。
"ブルーオーシャン"の意味も知らなかったのは言うまでもありません。

CBDをより多くの人に知ってもらうため、事務所にて無料で製品を試してもらうスタイルを1人で開始しました。(おおよそ店舗と言われるような事務所ではありませんでした。)
「まずは、試してもらわなければ知ってもらえないだろう。」
当時、日本はおろかアジアでこのような試みを行っている店舗は他になく、アジア初のCBD専門店としてスタートしたのです。

そんな中でも同年6月にはGrasshopper Records 所属のDISC JUNKEY (Grasshopper Records) のTaroと専属パートナーシップを締結。

Taro a.k.a DISC JUNKEY

彼はクラブ業界では有名人。
著名なDJやアンダーグラウンドのカルチャーに精通するクリエイターたちはアンテナが高く、いち早く店舗に足を運んでくれたのでした。PayPalに売上が凍結されるなどのトラブルがありつつも、後輩の温かな支援により何とか乗り切りました。

当初来店されるのは企業の代表者や管理職、ストレスと睡眠のニーズでした。
HEMPを愛する詳しい人も来店し、運良く悪くないスタートを切ることが出来たと思います。

GZJと論文 - 2017年

日本では、GREEN ZONE JAPANが設立。
正高先生と初の会合は12月に池袋でのことでした。

世界ではCBDを使った節煙のテストや、企業が歯磨き粉と比較してCBDとCBGの抗菌効果をテストする結果が出されていました。

Moving - 上野へ、新たな展開と市場の成熟 - 2018年

2018年正月、弓削が入社。4月には上野へ本社を移しました。

上野引越し当初と弓削

この年、CBDの認知は徐々に広がり、楽天やYahooでの展開が増加。
それでも、国内の専門店舗はまだ珍しい存在でした。
今も続く広告制限により、ブログを主戦場としていた時期です。
Webでの売上と、店頭での売上を組み立てていきました。

和風スタイルで、靴を脱いでいただく接客を通じて店舗への集客を促していました。
徐々に顧客が増え、初の女性スタッフを雇用。中川が会社員を退職し、代表としての道を歩み始めます。

大麻やCBD が一気に広まるのではないか?と思わせることもおきました。

国際的な法規制の変化と影響 - 2018年秋、年末

2018年1月、WADA(世界アンチドーピング機構)はCBDをドーピング薬物の対象外としました。

2018年10月カナダが嗜好用大麻を合法化。
日本でもモーリーロバートソン氏が日テレでカナダでの大麻解禁について15分に渡って詳細な解説を行い、法の変化への議論を促したのでした。

「法律の信用がなくなる」と話す モーリー・ロバートソン氏

同じく年末にアメリカではTHC含有量0.3%以下のヘンプが農業法の管轄となり、規制物質法の対象外とされました
国際的に大麻への取り扱いが大きく変化する兆しを見せ、日本国内でも議論が活発化するか。に思えましたが、未だ議論は超後ろ向き。
特に何も起きませんでした。

Spring up - 2019年

VapeManiaでの店頭を強化。ECモール展開もやっていこうと決めて、スタッフを増強。
気がつけばスタッフは9名に。
この年はCBDグミをCBD Fxが先行して販売、CBDグミが流行。
Vape屋さんにも、店舗の名前をVape→CBDに変えるようなところも出てきました。
CBDグミの流行はアメリカでは1年以上前の話。
北米も欧州も数歩先をいっていたことから、海外の視察や展示会の出席も開始したのでした。

世界の動きに足並みを揃える - 2019年

アメリカは、2018年末のファームビル(Farm Bill / 農業法)改正でHEMPが規制物質法から外れたことにより、CBD産業が勃興。HEMPの畑が急増しました。
この時期、弊社のSNS宛に毎日沢山の営業DMがくるように。
インスタグラムをサーフィンすると、大袈裟ではなく毎日新規のCBD事業者が産声を挙げていたのです。
商品の売込み、原料の売込み、同時に中国からは(今もですが)デバイスの売り込みも沢山きていたのです。

10月には北海道旭川市で産業用ヘンプ国際会議ASACONが開催。世界中のレジェンドや旭川市長までもが集結して、300人の参加者が日本のヘンプ業界に期待を持ちました。

Spring up in Japan - 日本でもCBD業界参入が増加 - 2020年

VapeManiaはYoutubeを開始。
SNS、ブログ、Youtubeでの集客を中心としていき、3年目にして友人にも認められているような感覚が得られたのもこの頃です。
PEN型のCBD Vapeと、CBDグミが引き続き高い人気。
2019年に策定したとされる、厚労省のCBD輸入に関する指針が公表されました。これによって日本でもCBD業者が増加。
THE BODY SHOPも前年末から年明けにかけて、強くヘンプ推しをしていました。

THE BODY SHOP 「HELP ME HEMP」

コロナ禍であったことで、自宅でのストレスを助けるアイテムとして流行する波がみえてきました。
コロナ禍では悲しいニュースも入ってきました。
CBD流行の引き金になった難治性癲癇(てんかん)ドラべ症候群のフルスペクトラムCBDによる症状緩和がドキュメンタリーとして放映されたシャーロット・フィギーちゃんが、4月に天国へと旅立ってしまったのです。
コロナが原因とされて、世界中が悲しみにくれました。
この子がいなければ、私を含めたほとんどの人がCBDに辿り着かなかったことでしょう。
苦しみと辛さをフルスペクトラムCBDで乗り越えた天使シャーロット・フィギーの笑顔は、アメリカ中の母親が希望を持ちました。
やがて、アメリカ全土からヨーロッパや日本中へCBDが出回ったのも、アメリカの法律が変わったのも、元はと言えば彼女が始まりだったのです。

長引くパンデミックにより、大きく時代が変化しようとしていました。

年末、TBSのワイドショーにHEMP農家として磯貝さんが登場。

Anthem "CBD" - 2021

2024年に500万回再生を突破

オリジナル商品の展開を増やしていくフェーズに入っていました。
Vapeカートリッジは商品の状態で空輸すると、気圧の関係で全て漏れることがあるなどの痛恨の学びがあった時期です。

3月、Youtubeをスタッフが展開してくれていたことで、
KOHH "CBD feat.MONY HORSE" をオフィシャルYoutubeで公開。
瞬く間にCBDの名が広まりました。
HipHop、KOHHとMONY HORSE、音楽というエンターテイメントの力は一瞬で"CBD"という言葉を広めることになったのです。
同年8月 KOHH-CBD (Remix) feat. Red Eye, D.O(写真)を再度Youtubeで公開。1ヶ月で100万回再生し、よりCBDとCBNまでもを広めることが出来ました。
CBDのワードで、Youtube世界検索1位を獲得。
この曲・動画によって多くの人とつながりが広がったように思います。

この年VapeManiaはCBNのポテンシャルについて、徹底調査をスタートしたのでした。

玉石混交 -2021年

CBD産業の発展と共に研究も急増。
幅広い分野で、CBDが研究対象にすべきだと長年分かっていたように感じられました。
しかし、日本では急に大麻使用罪を本格検討。今も悲しく思っています。
Cannabisを嗜好品としてされているお客様とも、我々は直接触れ合います。
商売はお客様があってのこと。
お客様に少しでも逮捕の可能性を高めようとすることに、悲しくなるのは当然です。

残念な団体も出現。
ある団体の代表は海外のコンペンションで急に医者を騙り、認証マークを作って企業を騙す始末。その様は見ていられませんでした。
意味のない認証マークのシールより、ビックリマンシールのがよほど価値があります。

9月、HHCの噂をASA MAGAZINE様に教えてもらって調査。試しに輸入してみるとこれがちょっとすごかった。
調べてみると、1940年にロジャー・アダムスが構造式を確立。
その後、ほとんど研究されていなかったものが、2020年になってCBDが飽和状態になリ始めたアメリカから突如量産され始めたのです。
12月に twitterを中心に、急激な流行の兆しを見せ、内外から大きな期待を感じました。
HHCとは?と書いたブログは1日に15,000アクセスという、見たことない数値を叩き出します。
この頃、カンナビノイドのトレンドスピードにはついていけないかも。と感じるほどでした。
VapeManiaはHHCを取り扱うことはなく、その後も陶酔作用のあるカンナビノイドは避けています。

店舗リニューアルと恵比寿店 - 2022年


VapeMania恵比寿店

2022年はVapeManiaにとって重要なマイルストーンがいくつも設定された年といえます。
リニューアルと新店舗のオープン、製品ラインの拡張、さらにはタイの動向が注目されました。

CBNハーブという新ジャンルを積極的に推進。
YouTubeチャンネルで「How to Roll」という新しいコンテンツをスタートし、ジョイントの巻き方を解説してもらっています。
大麻文化とその使い方を著名人に発信してもらうもので、教育的な情報と、エンターテイメント性も兼ね備えています。

3月には、上野本店が路面店へと移転し大幅にリニューアル。
よりアクセスしやすい立地で顧客に新しい体験を提供しました。
続いて4月20日には、恵比寿に新店舗をオープン。
オープン日を420で選定。毎年アニバーサリーは盛り上がりを見せています。

上野本店撮影の様子

さらに、丸山ゴンザレスの「裏社会ジャーニー」にVapeMania上野本店が取り上げられたことで、当社の知名度は飛躍的に向上しました。

指定薬物、骨太の方針に「大麻」明記 - 2022年

3月にはHHCが指定薬物化されるなど、合成カンナビノイドに対する法規制が国内で厳しさを増すことが予測されていました。

同年6月にはアジアで初めてタイが大麻を合法化。
新たな市場が開かれる兆しが見えました。これにより、多くの起業家や個人がタイ市場への進出を目指し始めます。
VapeManiaとしてもタイの合法化は大きな関心ごとに。

2022年7月、元内閣総理大臣安倍晋三氏が亡くなるという衝撃的な事件が起きます。
彼の政策「骨太の方針」に大麻が明記されていたこと。
そして彼が大腸の治療にCBDを活用していたという噂があり、これが国内の大麻に対する議論を止めてしまうのではないか?という危惧がありました。

CBNクッキーの流行と愛ちゃん -2023年

2023年はVapeManiaにとってブランドとしての挑戦、丁寧な進化を感じられた一年に。
社会問題にまで対応するなど、様々な動きがありました。
直近のことなので記憶に強く残っているのかも知れません。

2023年、VapeManiaではCBNクッキーが人気を博していたのですが、初めてPR。
VapeManiaはお客様First。これまでに最も強い製品であるCBNクッキーは、売れれば良いということでありません。
その点は熱く議論がされ、未成年や未経験者へしっかりと注意を促すためにシステムを購入したほどでした。

CBNクッキーは2022年4月のCBDジャーニーでTokyo Hazeさんと私の出会いからスタート。
PRをしない期間も消費者から高い評価を受けました。
健康志向の高い消費者に受け入れられたアンケート結果も出ています。


医療用大麻と法規制の課題 -2023年

愛ちゃん一家

沖縄に住む言葉を発しない愛ちゃんに、CBDを通じて人としての生き方を教わった年でもあります。
大田原症候群という難治性癲癇(てんかん)を患う愛ちゃんへのサポートは、VapeMania経営陣・スタッフの温かい理解と、Pharma Hempの哲学によってなされています。
2019年から5年近く支援していたのですが、17種類の薬は一切飲まなくなり、ケトン食とフルスペクトラムCBDペーストのみとなっていました。

しかし2023年の秋、晴天の霹靂が起きます。
THCVが突然指定薬物に指定されるとの予告が出ました。猶予は10日間。
愛ちゃんは重度の大田原症候群を患っており、THCVを含むフルスペクトラムCBDペーストとケトン食での治療を続けています。

THCVが前臨床試験で癲癇への効能を示す論文は10年以上前に出ています。また、陶酔作用を示すなどの論文は1枚も出ていません。
途中いただいた情報では、愛ちゃんは3歳まで生きられるかどうか。
と担当医に言われていたのにも関わらず、小学校の入学が出来たばかりのことでした。
指定薬物撤回を求めて衆議院議員の務台俊介氏に働きかけを行い、務台氏もすぐに行動対応してくださったのです。
詳しくはこちらの記事にて解説していますが、指定薬物撤回は叶いませんでした。
しかし、務台先生をはじめ沢山の方が動いてくださったおかげで、愛ちゃんの治療は今後もPharma HempのフルスペクトラムCBDと共に受けることが出来るようになっています。


THCVの利用を認める武見大臣の判子

4月で小学校2年生になりました。

国内外の大麻政策と合成カンナビノイド問題 -2023年-

タイでは大麻解禁の動きが見られる一方で、日本では大麻取締法の改正が12月に公布されました。
大麻取締法改正の大きなポイントは2つ。
部位規制の廃止と、使用罪の制定。
一部地方自治体では大麻栽培の奨励へ舵を切っています。
これにより、国内での大麻に関する議論が活発化。新たな市場の可能性を様々な産業が模索中です。

年末には合成カンナビノイドを含むグミが原因で健康被害が報道され、一部の店舗では強制捜査が行われました。
合成カンナビノイドの問題は非常に難しい。
欧州各国では、いたちごっこになることを恐れ、比較的存在自体がわかりやすい(検査もしやすい)HHCなどは非犯罪化扱いになっているところも増えています。
合成カンナビノイドの開発が楽になったこと、ただのMad Scientistだけではなく、深い知識を携えた反社会勢力ではない一般の研究者が沢山市場に参加したことなどがその理由だと思います。

日本の場合には、危険ドラッグや脱法ドラッグと言われる販売店の一斉摘発をした10年前のことを成功体験として、次々に指定薬物化を進めました。
しかし、直球に言って古いやり方です。
取締り側もしっかりとした知識を持つべき時が来ています。
カンナビノイドの中には、明らかに症状を緩和することがあって、QOLが上がる場合があるのです。
何も理解していなかったことが露わになったTHCV指定薬物化の失敗が、古いやり方では通じないことを示唆しています。

一方で、いち早く大麻を解禁したタイでは大麻産業解放にブレーキがかかる動きもあり、国際的には大麻政策が大きく揺れ動いています。


新店舗のオープン - 2024年


VapeMania 7th ANNIVERSARY:ひとり ひとりに

2024年の年始にはタイのチェンマイに念願の新店舗をオープン、その後すぐに福岡店も開店。
VapeManiaとしては様々な市場におけるカンナビノイド製品の普及を目指しています。
また、創業7周年を迎えて"ひとり ひとりに"とのテーマを発表。
ひとりひとりのお客様にそぐわったカンナビノイド製品の提供を約束しました。

CBN製品の進化と学術的承認

数年間CBN製品を扱ってきた経験が実を結び、学会での発表機会を得ました。
VapeManiaのメンバーが一丸となって真面目に取組んでくれた結果で、信じられない出来事です。
CBN製品はただの代替品ではなく、質の高い製品として顧客に真の価値を提供する方針へ完全にシフトしました。

国内外の大麻政策とその動向

2024年、地方自治体と一般の方も大麻栽培の奨励を検討。大麻に関する政策議論が積極的に行われるようになりました。
日本では特に耕作放棄地の活用が課題です。
多くの若者が大麻栽培に興味を持っていますが、現行法のもとでは犯罪に巻き込まれるリスクも伴います。
夏に予定されている大麻取締法の改正が検挙数の増加をもたらす可能性があり、THCに関するさらなる議論が必要です。

海外ではドイツの大麻合法化により、2024年は欧州全体で大麻に関する活発な議論が行われていくことになります。
大麻を通じた資金調達がテロリストや反社会勢力に利用される問題も指摘されており、大麻の合法化がこれらの問題の解決に寄与するでしょう。

VapeManiaは今年の後半も大きな驚きを提供する計画です。
VapeManiaがさらなる成長を遂げ、革新的な影響を与え続ける存在でいたいと思います。

大麻政策の国際的な動向と連動しながら、企業としての社会的責任とイノベーションを推進。
持続可能な業界の発展に貢献していきます。

未来の大麻 - 2025年

ここからは、希望的観測が中心の来年の話。鬼に笑われちゃうような内容です。ご容赦ください。
VapeManiaでは、種から育てた日本原産大麻の商品を初めて取り扱ってヒット。
CBDオイルがマジョリティに少しだけ広がることになります。

タイ店には少しずつアジア諸国からゲストが来店、その品質の高さにローカルタレントが驚いてインスタに投稿。
店舗が忙しくなり、日本のスタッフが何人か駆り出されたタイミングで、日本も多忙に。
日本の方とインバウンドの勢いも未だに止まらない都内店舗も、来店者が増加。
コミュニケーション、国内栽培者とのビジネス活発化が課題になっていきます。

大麻取締法改正によって、使用罪での初の検挙者が。
これまでにない熱い議論が繰り広げられて、マスメディアの姿勢にも変化が現れ、いよいよ本来行うべき医療大麻の改革への声が上がり始めます。

産業用大麻は北海道に大きな金額の投資が集まり、巨大なファームがあっという間に完成。
社会的に信頼の高い人が続々と前向きな意見を表明し、各自治体もこぞってこれに倣います。

ドイツには初の国内認証のDispensaryが登場し、ベルリンで行われたHEMPコンペンションには国内外から200の企業が集結。
CBD部も重要な動きをすることになるでしょう。

10年目、上場企業の誕生 - 2026年

VapeManiaは10年目を迎え、U.Sでの展開も形として仕上がっていきます。
Cookiesとのコラボ商品を、Tokyo Smokeで扱ってもらえるように。
New Yorkには、VapeManiaのラインナップが並び、和み Nagomiがリニューアル販売。

日本での新店舗を発表、海外新店舗の準備に入ります。新たなコラボレーション店舗も発表。

企業の成長スピードはこの3年、AIの活用によりさらに加速。
日本初の大麻専門企業が上場します。

円安が続き、輸出への展開を見据えた企業戦略が鍵となり始めます。
マクロ経済的な視点では、日本が欧州への展開とアメリカへの展開で一歩遅れるものの、精製の新たな技術を日本企業が牽引。
質の高い抽出技術が世界を驚かせます。

まとめ

難しさも強く感じた7年間、そして成長を続けるHEMP業界。
法規制、文化的影響、そして個々の企業努力によって形成されています。

壁は高くて沢山あるのですが、これから参入してくる方々も継続して頑張って欲しいです。
私たちVapeManiaは常にお客様第一で、様々な健康の定義を探求していきます。
また、多くの人が価値観を根底から変えなければならないジャンル。その一翼を担う責任があるようです。

2017年から変わらず、無料でお客様に試していただくスタイル「まずは、与えよ。」
聖書にも同じ文言があることは、これを書きながら気がつきました。
Pharma Hemp JAPANの代表望月に言語化してもらって、座右の銘とも言える私達の哲学です。
多くの人々がより良い健康へのアプローチに気がつき、幸福を手に入れる手助けをし続けることを約束します。


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