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10回忌、そして区切りへ

昨日5月11日は高校1年の時のクラスメイトがこの世を去った日だった。病気だった。1年半の闘病の末の最期だった。

毎年・・・、ではないけれど墓参りには定期的に行っていた。バスや電車を乗り継いだり、レンタカーを借りたり、2022年にレガシィを購入してからは、荷室に掃除用具なでを積んで出掛けていた。

  今年もこの日が来た。クラスメイトが旅立ったのは2015年なので9年。10回忌だ。今日は仕事だったので午後に通うことにした。しかし愛車が汚れまみれでこれで墓場に行くのは恥ずかしいため普段の洗車に加え、鉄粉落としとワックスをしていたら、

あたりが暗い時間に到着した。軽くほうきで墓周辺を掃除し、コップと線香立てを掃除して、手を合わせて後にすることにした。

どうやら今でも定期的に来る人がいるらしい。

ここで少し考えていることがある。昨日で最後にしようと考えていることだ。2015年で既に9年が経過しているうえ、自分の高校の苦すぎる記憶を薄れつつあるからである。お墓の前で今日で最後かもねと告白したことは言うまでもない。ここで一区切りつけようと思っているが、現役でクラスメイトを失うことは現代日本では滅多にないので当時の教師がどう考えているかは疑問だ。近い内に誰かに話して決着をつけようと思う。


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