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【遊戯王OCG】2023年6月遊戯王大会結果分析まとめ【ビュー1000以上感謝御礼!!】

はじめましての方ははじめまして。
私のことをTwitterで知ってくださった方はここまで来て下さり有難うございます。
普段はTwitterで遊戯王、ラッシュデュエルの優勝統計を取っております、C.Bと申します。
リミットレギュレーション変更で7月から「ピュアリィ」「クシャトリラ」「斬機」などにはテコ入れがなされました。
どれだけ6月の大会で優勝していたかをまとめています。
皆様の参考になれば幸いです。

では遊戯王OCG6月優勝統計、さっそく見ていきましょう!


6月優勝統計

6月優勝統計

6月中 #からふだ で上がった全340の優勝デッキの中で最も優勝数の多かったデッキは「R-ACE」となりました。
高い安定性と「R-ACEタービュランス」による爆発力がウリのデッキです。
手札誘発が効きにくい特徴があるため、このデッキが流行すると「ドロール&ロックバード」「ディメンション・アトラクター」等の手札誘発が鳴りを潜め、「エフェクト・ヴェーラー」「無限泡影」が多く採用されるようになります

「デッキからセットする」というあまりにも強いテキスト
5月優勝傾向

その結果逆に「ドロール&ロックバード」「ディメンション・アトラクター」が非常に苦手な「超重武者」「ティアラメンツ」が優勝を収める場合があり、現に上位に名を連ねています。
優勝シェア数が下がっている「ピュアリィ」「斬機」「烙印」は苦手としている手札誘発が多い傾向にあります。
「増殖するG」「灰流うらら」「無限泡影」「D.D.クロウ」「アトラクター」などなど。
それらを枚数による数の暴力で乗り越えていくのが「ピュアリィ」「斬機」「烙印」ですが、手札誘発の枚数が増えてくるとそれも厳しくなります。
これらのデッキが上位に居座る時は平均手札誘発の枚数が9枚を超えることになるでしょうね。

最近は芝刈りデッキでも採用が見られます


「サラマングレイト」はサーチカードがテーマ内に多数あり、墓地も利用するカードが多いため「ドロール&ロックバード」「ディメンション・アトラクター」が致命的に刺さります。
その入賞数が増加していることからも「ドロール&ロックバード」「ディメンション・アトラクター」が減っていることが読み取れますね。

必須級サーチカード

7月からのリミットレギュレーションの話をすると、クリティカルに環境に影響のある動きがいくつもありました。
・「クシャトリラ・フェンリル」の禁止
・「斬機サーキュラー」の制限
・「ピュアリィ・スリーピィメモリー」の制限
・「神碑の泉」の制限
・「超重武者」カード3種の規制

どれも環境第一線で活躍していたカード達だけに上位デッキの多くが構築の変更を余儀なくされています。
「クシャトリラ」「斬機」「ピュアリィ」「神碑」がかなりの痛手です。
しかし影響は軽微、または影響を受けていないデッキとして「R-ACE」「ティアラメンツ」「ラビュリンス」などが挙げられます。
その他にもこれから順位を上げうるデッキが多数あり、上位層も中位層も分厚い現環境だけに様々なデッキに可能性があるように感じます。

流行している手札誘発

6月手札誘発トレンド

5月も6月も手札誘発TOP3は「増殖するG」「灰流うらら」「無限泡影」ですね。
この3枚を入れておけば間違いないでしょう!
5月からの変化としては上位3枚の平均枚数が増加し、その分それ以降の手札誘発の平均枚数が下がっていることが読み取れます。
例として
・「ドロバ」0.89枚→0.64枚
・「D.D.クロウ」0.46枚→0.41枚
・「深淵の獣」0.36枚→0.33枚
といった感じです。
平均の合計枚数は8.86枚、5月は8.67枚だったので枚数としては増加しています。
平均を意識すると手札誘発を9枚程度は入れておきたいですね。

まとめ

6月としては「R-ACE」の優勝が多かった#からふだ。
7月には十分に構築が練られた「レッドデーモン」デッキが多数表れ始めており、また新たな流れを感じております。
ちょうどこの記事を書いている時に「哲夏祭」の告知もあり、気温とともにドンドン熱くなっていく遊戯王大会環境。

本記事が少しでも参考になり、皆様の内なる熱が高まってくれたら幸いです。

詳細分析

ここからは環境に多い各デッキ毎の分析を行っていきます。
各デッキで掘り返してみるとかなり特徴が見えてきて面白いですよ。
今回は前回同様TOP3のデッキをまとめ、月間優勝デッキの移り変わりについて見ていきます。

このグラフをベースに推移を見ていきます。

【R-ACE】

メインデッキに採用されている手札誘発

5月は採用率3位は「幽鬼うさぎ」でしたが、6月は「D.D.クロウ」が3位となっております。
「ティアラメンツ」「ピュアリィ」「斬機」へのけん制を強く意識してでしょう。

実際にそれらのデッキを抑えて優勝数1位になっております。
合計枚数は9.94枚、先月から1枚近く増加しております。
手札誘発の枚数が5月から6月にかけて増えてきておりますので、「R-ACE」もそれに追従して増やしてきている様子が伺えます。

メインデッキに採用されている汎用カード

汎用カードが少ないのは先月から変わらず。
合計枚数は2.71枚となっております。
ただし5月と比べたらかなりバリエーションが増えております。
ラインナップとしては後攻からの捲りを意識したカードが多く見られます。
アドバンテージ合戦になれば無類の強さを誇るため、捲りが成功することによる価値が大きいのも理由かもしれませんね。

サイドデッキに採用されている手札誘発

かなり「ニビル」が多く入っています。
それに加えて「深淵の獣」「ドロバ」と「斬機」への刺さりが良いカードが多く見られます。
また、「アトラクター」が先月から減ってますね。
これが「ティアラメンツ」優勝シェア数増加への追い風になっているのでしょう。

サイドデッキに採用されている汎用カード

サイドデッキ1番人気はもちろん「拮抗勝負」。
サイドに入っていないデッキを探す方が難しい印象を受けるくらいどのデッキにも入っています。
特徴的なのは「神の宣告」、先月は0.5枚にも満たない平均枚数でしたが、今月は2枚を超える人気っぷりです。
どのデッキにも入っている「拮抗勝負」、「R-ACE」は4枚もデッキからセットするためそれに対する対策としては必須でしょう。

【ティアラメンツ】

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