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ラガーマンの夏

こんにちは

Sportszoneの望月です。

先日Jsportsにて、
菅平合宿練習試合、帝京大学と早稲田大学の実況を担当させていただきました。

この両大学のカードは春季大会も担当。
その時は帝京が53点差を付けて勝利。
24年はこのまま帝京が走るのか・・・
そういった声も聞かれました。

だがしかしそこから約2ヶ月。

今度は早稲田が帝京にリベンジ。
38-14で帝京に勝利。
早稲田が帝京に勝つのは21年の夏合宿以来の勝利でした。

夏の合宿における練習試合という扱いではありますが、
双方メンバーは秋以降も主力になりそうな選手達がずらり。
それを考えると早稲田にとっては価値のある1勝だと感じます。

またなにより早稲田は帝京に3年間勝っていなかったのでその意味でも大きい。

入場の段階から早稲田の選手たちは佐藤キャプテンを先頭に、
とんでもない気合の入り方でした。
それだけこの帝京戦に準備してきたことが伝わります。

試合展開に関しては前半から早稲田が攻勢。
敵陣でプレーする時間も早稲田の方が長く、
かなり押していました。
そしてやはり佐藤健次選手の存在。

前半だけで3トライのハットトリック。
ジャパンに召集されてさらに一皮むけた感じがします。
また、個人能力の高さもそうですが、
やはり主将がいるといないのではチーム全体の士気が違う感じがします

以前帝京の青木キャプテンが、
「佐藤選手がいるいないで別チームになる」と言っていたそうですが、
帝京の選手達は明らかに春と違うというのは感じていたのかもしれません。

結局帝京は前半は得点無し。
調べたわけではないですが、帝京が前半無得点に終わるのは相当久しぶりのことなのではないかと思います。

とはいえ帝京も後半スクラムでペナルティを多く獲得するシーンもあり、
14得点。
追い付き逆転とまではいきませんでしたが、
修正能力の高さはさすがだと感じます。

帝京の選手達はかなり疲労が見えることに加え、
連携面でまだ合っていないところがありました。

体調が万全且つ連携面が整備されてくればどうなるのか・・・
それは秋と冬の楽しみにしたいと思います。

早稲田もここに矢﨑選手が加わり、
宮尾選手も完治したらと思うと非常に楽しみ。

対抗戦まであと1ヶ月。
いよいよという感じがします。

私もありがたいことに大学ラグビーに実況で携わらせていただいています。
1試合1試合自分も進化していけるようさらに鍛えていきたい思います。

菅平合宿もあと一週間ほど。
まだまだラガーマンの夏はアツい。

それでは!

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